基本的な面積の求め方についての学習が終わり、
いよいよ活用の場面へ。
昨日は学校にあるいろいろな教室の面積を求めようという問題。
3つの問題がありました。
まず、
(1)4年1組の教室は、たてが8m、横が9mの長方形の形をしています。面積は何㎡でしょうか。
という問題。これが三つの問題の基本になります。
次に、
(2)音楽室のたての長さは4年1組と等しくて、横の長さは4年1組の2倍です。音楽室の面積は、4年1組の何倍でしょうか。
という問題。一問目を土台に考える問題。
最後に、
(3)ホールは、たての長さも横の長さも4年1組の2倍です。ホールの面積は、4年1組の面積の何倍でしょうか。
という問題。前の問題までを理解していないと式を立てられません。
教室では様々なタイプの式が出てきて盛り上がりました。
例えば、(3)だと
・8×2×9×2
・16×18
・72×4
・144×2
・72+72+72+72
等々。
「72+72+72+72」と式を立てた人の考えを説明しよう、のような形で進めていったのですが説明も手慣れたものでした。
「たての長さも、横の長さも2倍です、と書いてあるので、4年1組の教室のたての長さの8mを2倍して8×2。横の長さの9mを2倍して9×2になります。たてと横を2倍すると16×18になります。」
計算はできるけど、どうしてそうなるのか理由を説明する活動を苦手(というよりもイヤ)とする子が多かったのですが、昨日は「オレだ!オレだ!」という具合に話したがっていました。
途中で時間切れになったのですが、5分の授業準備の時間に、
「先生、ちょっと説明聞いて!」
と話しに来てくれる子がたくさんいました。
授業前、なんか面倒がって盛り下がるかも、と思っていましたが杞憂でした。
下は子どもたちのノート。
自然に図を使ったり、矢印で説明を入れたりといった表現がいいなと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿