2011年11月30日水曜日

はばとびのこと

はばとびのこと

今日(平成23年11月28日)は2校時に体育で幅跳びをやりました。
実際にやる前はあまり乗り気のしない様子でしたが、いざやってみると自分の記録との戦いにスッカリはまっていたようでした。
高跳びの学習でもそうですが、がんばって自分の記録が伸びる様子をすぐに実感できるような競技を子供たちは好みます。
そんな子供たちにはばとびはドンぴしゃのようでした。

2校時が終わり中休みになっても、かなりの人数がまだ挑戦したいと幅跳びに挑戦していました。
時間いっぱいつきあっていましたが、見ている方も楽しかったです。

さらに、その日の放課後、2名の男の子が自分のところにやってきて、
「先生、昼休みに幅跳びをやりたいのですが…。」
とのこと。
ようし、じゃあ、先生もつきあってあげよう。
と言うことで、昼休みも幅跳びをしてきました。
中休みほどではないものの、けっこうな人数が集まって、自分の記録を伸ばそうと何度も挑戦していました。

「俺、3メートルを跳んださ!」
「やった、記録のびた!」

グラウンドから帰って来てもまだ興奮冷めやらぬ様子でした。
そんなこんなで幅跳びデーな一日でした。
こんな一日もいいなと思いました。

以上、終わり。

2011年11月26日土曜日

週末の一日


朝、登校したらまず教室へ行き、加湿器のスイッチを入れる。
子供たちが家庭学習などを提出できるように準備をする。
朝の「双葉タイム」の課題を黒板に指示する。
職員室へ戻って朝会。

教室では家庭学習の点検。
テストの準備。

1時間目は理科。
テストをする。
平均点は95点くらい。
すぐに採点、記録をして返却する。
間違えのあった子は直して再提出させる。

2時間目は国語。
漢字の小テスト→音読練習→表現読み→難語句調べ、という順番で進める。
表現読みでは、お話しの中の台詞を外国人風に読むのが盛り上がった。
Kくん、Sくん、とっても上手!
調べた言葉をノートに書かずにいた子がおり、最後に書かせる。
サボっていた子が得をするようではいけない。

中休みは体育館へ。
逃走中をみんなでする。
二組の子たちも混じってずいぶんと走った。
体育館は暖房も入っていて、暑かった…。

3時間目は国語。
漢字練習→小テストと読解の練習を行う。
授業の後半は、あいさつ運動の方々へのお礼の手紙を書く。
丁寧に書いている子が多く、よい感じ。
男子でも色を塗るなどしてキレイに仕上げていた。
もらってうれしい手紙を書いていた。

4時間目は体育。
体力作りの縄跳びをした後、高跳び。
子供たちは高跳びにたいへん意欲的でがんばっていた。
85㎝までバーを上げた時点で時間となったので、終了。
まだやらせたいなあと思う。

給食はハヤシライス。
みんなしっかりと食べていた。
また、片付けも今週の当番はバッチリで嬉しく思う。
班の全員が時間を確認しながら、自分の仕事を進んで行っている。
他の子たちも食べ終わったら約束通り、自分の机を戻して静かに過ごしていた。
来週もこうならいいなと思う。

昼休みは教材屋さんへ教材の注文の電話。
市内の別の小学校へFAX。
教室に戻って、子供たちと遊ぶ。

五時間目は算数。
単元のお終いなので練習問題をたくさん解かせる。
教室は別の先生にお願いをして、ゆっくり進めたい子たちと図書館で。
落ち着いて解けば大体の子は理解できる。
ただし、4/6は1/6のいくつ分みたいな問題や1メートルは1/5のいくつ分みたいな問題に躓く。
来週はテストがあるので、しっかりと全体で復習をしようと思う。

掃除。
態度の良くない子がいたので教室から出してお説教。
実は別の場面ではとてもがんばった日なのに、その態度で今日の一日がダメになる、みたいな話。
掃除はみんな自分の仕事をしっかりとがんばっていた。
お説教をされている子がいるのでそこは当然か。
掃除終了後は一日のふり返りを200字の原稿用紙で書かせる。
子供たちは文句を言わずに黙って書く。
5分ほどで帰りの会、挨拶をして子供たち下校。
玄関で子供たちとおしゃべりをしながら見送る。

放課後の教室ではプリントの採点を行う。
子供たちのふり返り作文に目を通す。
ブロック研修の打ち合わせ。
ブロック研修用の資料の準備。
教材の発注。

ブロック研修では来週の全校研の打ち合わせ。
討議の柱の確認。
役割分担などの確認。

終わった後は別件の打ち合わせ。
打ち合わせが終わったら五時を回っていたので、教室を点検し、娘を迎えに保育園へ。

こんな感じの一日でした。

2011年11月24日木曜日

整理する日


昨日は一日、整理をする日。

物置用のカラーボックスを奥さんが買ったのでそれを入れて、物置の中を整理。
見た目もスッキリして使いやすくなりました。
また、もう一つの物置の中身も少し整理。
夏用の物を奥へ。冬用の物を手前に。
スキーとか毎年、雪がかなり積もってから引っ張り出していたので、早めに整頓を。
両方の物置ともに後は捨てられる物を捨ててしまえばもっと使いやすくなるのだが…。
プラスチックでも金属でも何でも切れるノコギリが欲しい…。
通信販売で買おうか。

もう一つ、CDやDVDを整理するケースを買って、いろいろな場所に点在していたメディアを一箇所にまとめて整理。
あっという間にケースがいっぱいになりました。
こっちも使っていないもの、必要の無い物を思い切って捨てる必要があるか…。
物置に比べれば楽なものです。

あと、掃除屋さんにお願いしてトイレと換気扇とお風呂をキレイにしてもらいました。
こんなにキレイになるのなら一年に一度はお願いしようと思いました。
キレイになったお風呂に娘たちも気持ちよさそうでした。

2011年11月23日水曜日

「あぁ~」のある授業




算数の時間の終わりに子供が書いたふり返りです。
このノートに目がとまったわけは、「あぁ~」という言葉です。
わからないこと不確かなことが明らかになって出てくる「あぁ~」。
とっても大事です。
こういう「あぁ~」が子供たちから出てくる授業をしなければならないなあとあらためて思いました。
「あぁ~」が出てくる授業をするためにがんばろう、そう思いました。
ありがとう!

以上、終わり。

中学生のこと 高校生のこと


月曜日、中学校区の生徒指導交流会がありました。
一番の楽しみは小学校を卒業した子供たちの様子を見れること。
昨年度までに担任していた子たちや前任校で担任していた子たち、担任はしていなかったけれどいろいろと関わった子たちの勉強姿を楽しく見てきました。
たくさんの先生方に参観され、はにかみながら授業を受ける姿、かわいいなあと思いました。

昨日もテスト終了後、学校に寄ってくれた子がいてとてもうれしく思いました。
学年の打ち合わせがあったので、玄関で少し会話しただけでしたけど。
今度はぜひ、冬休みにおいで!

担任として関わった子供たちのことはやはり気になるものです。
こうして子供たちの元気な様子が見られるのはうれしいことです。
中学生、元気にがんばれ!

前任校で最後に受け持った子供たちは現在、中1生。
市内に散らばっているので、月曜日に見に行った学校でも会うことができました。
その子たちの前に卒業させた平成16年・17年・18年度の子たちは中学を卒業し、高校や大学、専門学校や社会に出てがんばっているようです。

つい先日、連絡をくれた子はいよいよ高校3年生、進路の年にさしかかっていました。
大学の推薦に挑むとのこと。本当にいい結果が出て欲しい。
がんばれ!!

追伸
そんなこんなで卒業した子たちのことを考えることの多い最近。
いつも学校ではサンダルを履いている自分ですが、今はナイキの黒いスニーカーにしています。
この靴は以前、卒業させた子たちからもらったものです。
この靴を履いているとその子たちのことを思い出します。
元気でいるかな、がんばっているかな。
あの時の子たちに負けないような子たちになってほしいな。
そんなことを思いながら、今、担任しているクラスに向かっています。

2011年11月14日月曜日

学芸発表会


昨日、勤務校の学芸発表会が終わりました。
担任する音楽と表現の発表です。
内容は、リコーダー、わらべうた、民謡の合奏と合唱、エイサーです。

本番前の練習で子供たちに見せる「今日の日までをふり返るスライド」を作っていて、
いろいろと考えるところがありました。

やればできるということ
放課後や休み時間にも音楽をかけて踊っていたこと
総練習での失敗と次の日の成長
みんなで一つのことをやり遂げる気持ちよさ

本番の日に向かって、高まってくる子供たちの気持ちが写真やビデオから感じられました。
本当に達成感のある学芸発表会でした。
3年生の子どもたちとよい時間を過ごすことができました。

また、今回、音楽の発表ということで、隣の先生にはとーってもお世話になりました。
「いちばんはじめは」の合唱を美しく仕上げてもらったり、
合奏と合唱を行った南部俵つみ唄では譜面を起こすところからはじめてくれたり。
自分1人ではちょっとできませんでした。
最後の最後まで少しでも子供たちの発表がよくなるようにと考えてくれました。
有り難いことです!

2011年11月9日水曜日

□■□教師力BRUSH-UPセミナーIN砂川□■□


□■□教師力BRUSH-UPセミナーIN砂川□■□ 2011.11.19

□■□教師力BRUSH-UPセミナーIN砂川□■□

今回のBRUSH-UPセミナーは、これまでにないラインナップです。
午前は授業のセルフチェックについて、午後はこれから始まる年度末・
新年度会議についての研修会を企画しました。
学期末のお忙しい中ではありますが、どうぞご参加ください。

日 時:平成23年11月19日(土) 9:50~

場 所:砂川市地域交流センター「ゆう」
(JR砂川駅隣接  http://www.you-sunagawa.com/access_map.php)

主 催 : 教師力BRUSH-UPセミナー

後 援 : 北海道教育委員会

参加費 : 2,000円

講 師 : 堀 裕嗣氏(札幌市立北白石中学校 教諭)
大野陸仁氏(札幌市立厚別通小学校 教諭)
山口淳一氏(札幌市立藻岩北少学校 教諭)
岩田知也氏(佐呂間町立佐呂間中学校 教諭)
湯藤瑞代氏(北海道紋別養護学校 教諭)  

申し込み先:平山 雅一(m-hira@f3.dion.ne.jp)までご連絡下さい。

9:30~9:50  受付
9:50~     開会式
<午前の部:授業のセルフチェック~日常の授業を振り返る視点>
9:55~10:40 模擬授業(国語) 高橋和寛氏:岩見沢市立緑中学校
 10:40~10:55 休憩
 10:55~12:30 授業検討会・提言
                  ~高橋氏の模擬授業を元に、講師の先生から
                   授業のセルフチェックについてのご提言をいただきます。
 12:30~13:40 昼休み
<午後の部:年度末反省会議・新年度計画会議~有機的な会議に向けた提案の視点 >
 13:40~13:50 ミニ講座 (15分、5名)
さまざまな立場の講師の先生方に、
会議の提案についてご提言をいただきます。
 15:00~15:20 質問・感想記入&休憩
 15:20~15:40 Q&A
 15:40~      閉会セレモニー

2011年11月3日木曜日

研究会のこと


★研究会のこと
江別第一中学校
研究主題:個と集団の力を引き出し、『確かな学力』が身につく授業づくり
~活動的・協同的・表現的な学びの構築を通して~
参観した授業は、3年生の数学。関数y=ax^2の利用の問題。
授業の流れは、およそ以下の通り。
・課題把握
・自力解決
・協同解決
・全体での確認
・新たな課題の提示(1中では、ジャンプと称する)
・協同解決
・全体での確認

【ジャンプの課題について】
 で協同解決に取り組む課題は、全員が理解すべき内容。一方、で協同解決する中身は、難易度の高い課題であり、上位の子どもも躓くであろう課題。協同解決を単なる「教え合い」「話し合い」にせず、「学び合い」の場とするために、このジャンプ課題の内容が重要である。「解きたい」「説明したい」子供たちの学ぶ意欲をくすぐるためにジャンプの課題が効果的であった。学習内容を「習得」「習熟」させることがねらいの授業であればここの扱いが異なってくるだろう。

【学び合いを機能させる土台は日頃の人間関係】
 課題解決に当たっては、学級における学習班のメンバーの人間関係の形成も重要な要素となる。互いの考えを認め合う態度はもちろん、相手の話に耳を傾ける姿勢が無ければ学習が成立しない。よって、日頃の学級経営から意図的に良好なコミュニケーションをとれるような手立てをうっていく必要がある。これは、小学校においても同様のことが言える。

【助言者の言葉から印象的だったものをいくつか】
・子供たち同士の関係性→コミュニケーション
・これまで教師は(授業の)ゴール(学習内容の習得)ばかりを見ていた。では、ゴールに達することのできない子どもをどうするか。
・子供たち一人ひとりの関わりを見ていこう。授業に参加はしているが、自分から課題に関わっていけない子(ノートの作業は行うが、話し合いには参加しないような子)を周りの子たちとつなげていく。それが教師の役割。
・壁を超えられない子をサポートするのは先生の役割である。
・そのためには、教師が授業中に関わるべき子を見つけていくことが大切だ。
・グループ学習では、教師がグループとグループとをつなげる役割を果たすことで、停滞しているグループへの支援を行うことができる。
・グループでの学習は一見、教師が楽になっているようだが、子供たちの間に入って学習の様子をよく観察し、適切なアドバイス、全体への返しを行っていく必要がある。

2011年11月2日水曜日

双葉小学校では、ノートをきちんと書くことを大切にしています。3年生では、マスから数字や文字をはみ出さずに丁寧に、そして、ゆったりとスペースをとって見やすく書くことを指導しています。

例えば、上のノートは、計算と計算の間に指一本分のスペースを空けています。ノートを開くと全ての計算がさっと目に入ります。また、ふりかえりを線で囲んで目立つように工夫をしています。良いノートだと思います。ふりかえりの言葉も計算の仕方をきちんと理解していてよく書けています。

また、下のノートを書いた子は、自分なりに工夫をして計算の仕組みをメモしています。




勉強ができるようになるためには、この「自分なりの工夫」が大切です。何も、はじめから完璧なノートを書く必要はありません。いろいろと試すこと、この一歩が次のレベルに上がるために大切です。

追伸
上のノートを書いた子は算数が苦手な子です。
ですが、今は、授業中もテストもしっかりとできています。
こつこつと努力することの大切さをこの子に改めて教えられました。