2008年4月28日月曜日

子供たちの活動で寺子屋が!

平成18年度の寺子屋運動の活動によってインドに寺子屋が建ちました。
寺子屋運動について詳しくはこちらをご覧ください。
社団法人日本ユネスコ協会連盟(http://www.unesco.jp/contents/tera/index.html


この活動には生振小学校の6年生(現中2)の子供たちが参加しており、寺子屋の中に飾られた銘板には「Oyafuru Elementary School」の文字が。

見やすいように拡大してみました。確かにあります!
子供たちの活動がこうして形になるなんて素晴らしいですね。

2008年4月26日土曜日

気がつけば

毎年寝込んでるかも…。

2008年4月23日水曜日

4年総合のねらい-懇談会資料から

 総合的な学習の時間は体験活動を多く取り入れながら問題解決の実践力を鍛える時間です。生振小学校では体験学習、情報学習、追求学習を柱とした学習が実施されています。

 体験学習は生振小学校の特色である学校田の活動を中心に全校での取り組みが実施されています。

 情報学習はコンピュータスキルを向上させる学習や情報モラルの指導を中心に行います。情報学習では昨年度に引き続き、「わたしたちとじょうほう 3年・4年」(学研)をテキストとして使用します。このテキストは 情報化社会に生きる子どもたちが身につけるべき「情報活用能力」を体系的に身につけることをねらって作成されたものです。国語や社会の内容と関連させながら使用していきます。
 
 追求学習は学年ごとにテーマを設定し、30時間~40時間という長い期間で取り組む学習活動です。4年生は特に「健康・食」をテーマに自分たちの発見したことや提案を発信する学習活動を予定しています。
 この学習を通して発想力や表現力、チームとして協力することの大切さを身につけさせることを考えさせます。
総合的な学習の時間では以下の表にあるような力をつけることをねらっています。

今年の総合的な学習の時間 覚え書き

総合-健康プロジェクト

0時間目
総合オリエンテーション
・総合で行う内容とそれぞれの目的の説明
・体験学習~学校田活動など
・情報学習~情報、コンピュータ活用
・追求学習~健康・食プロジェクト

1時間目
・全体のテーマ(ゴール)を確認する。
「健康で元気な4年生になる!」
・「そのためにどんなことが考えられるだろうか」と投げかけ、「健康」というキーワードで思いつくことをノートに書き出させる。※ブレインストーミングという言葉も教える。
※「否定」や「批判」をしない。他人も自分も。
・書き出した内容の中で特に自分が興味を持っているものを二つ選ばせて、印をつけさせる。
・その際、「これなら調べられそう」など調べ方をイメージできるものを選ぶのも大切なことだと伝える。
・追求したいテーマを提出させる。
※テーマごとのチームわけを行うため。
・学習感想を書かせる。

2時間目
・チームのメンバーとそれぞれのテーマを発表し、結成する。
・チームの意義の説明する。「チームは共通の目的のために集まった集団である。チームのミッションを遂行するために全力を出さなければならない。」
・チームのテーマ(ゴール)を決めさせる。模造紙にチームごとにより具体的な追求内容を絞り込みをさせる。
・模造紙の中心に○を書いて、その中にチームのテーマ(歯とか骨とか)を書き込み、その周辺にチームのメンバーで具体的な内容として考えられるものを書き出させる。(ブレーンストーミングの要領)
・作業の前にチームで仕事をするために大切なことは何かを振り返らせる。チームで仕事をすることの意義とルールを確認させるため。
・終了時刻を予告してブレーンストーミングを開始する。(10分程度)
・時間の延長が必要なようであれば状況に応じて2,3分伸ばす。
・書き出されたアイデアの中から実行可能なもの、対象となる「四年生」に相応しいものを選ばせる。
※4チームのうち具体的なゴールが見えたのは半分の2チーム。残りはまだ時間がかかりそう。
※テーマの決定までには至らなかった。

3時間目(4月22日)
・本時は前回の授業で出し合ったアイデアの中から中心にする内容を決め、チームのテーマ(ゴール)を決めることが目的。
・前回の授業で具体的なところまで話が進んでいたチームはさらに情報の集め方の検討に入る。(役割分担に関わるメモもしておくように指示)
・チーム内でテーマ検討に20分。情報収集の仕方についても考えるようにして10分程度の作業時間を確保した。
・次の授業の準備のため、通常よりも5分早く授業を終了した。
※ゴールを何にするかでは「何のために(全体のテーマ)」や「誰に向けて」が重要な基準になった。
※チームの中で意見が分かれた時に全体のテーマと照らし合わせてどちらが適当かを考えさせると、答えが見つかりやすい。
※4チームとも具体的なテーマが決定できたので、次回は情報収集のための計画作成に進む。

2008年4月22日火曜日

全国ランキング入り



▼昨年度に引き続き、キーボード練習サイト「キーボー島アドベンチャー(http://kb-kentei.net/)」に登録しています。年度が変わると設定が全てリセットされますので(個人情報の保護のため)、また一からのスタートです。四年生は国語でローマ字を学習します。それもあってか去年以上に張り切って挑戦しています。
▼キーボー島にはキーボード練習の他にも計算や都道府県クイズなどで全国ランキングに挑戦するコンテンツがあります。
▼その中で生振小の四年生がランキング入りしているコンテンツがあります。「地図記号当て!」の四年生です。18日付けで2位と3位に入っています。全国ランキングに名前が載るとはすごいです。頑張っている子供がいると他の子供たちへも良い刺激となります。

2008年4月19日土曜日

今朝の日記への補足

がっかりはしてますけど、だからどうこういうつもりはありません。
市町村研究には市町村研究の意義があると思っていますから。
それに自分の研究したい内容については探してでも研究会に出かけます。
現に私、市町村研究団体とは別に生活科・総合の連盟にも所属しています。
一般的に民間教育と言われる活動にも参加させてもらっています。

ただ、自分はこの管内で育った小・中・高と育ってきましたので、
(生まれは旭川ですけど)そこそこ管内愛もあるつもりです。
自分の出身管内がもっと盛り上がればなあとはいつも思います。
管内の子供たちを育てるのは我々だ、みたいな気概のある先生に会いたいなあって思います。

がっかり

昨日、市内の研究会の総会がありまして、花川にある大きな学校に行きました。
今年度、所属する部会の名簿をもらい、転入してきた人が増えているかな、などと眺めていると「おや?」と思うことが。

昨年度の終わりに事務局から次のようなアナウンスがありました。
「生活科の部会員数が少なく困っているので、各学校の低学年の先生に生活科に参加してもらえるようにお願いして欲しい。」
自分が生活科の実践をできる学年を担任していたら、すぐにでもまわるところですが、あいにく授業ができません。
組織研究を継続していくためには仕方がないと、うちの学校の先生お一人に生活科へ所属を変更していただきました。

ところが、ふたを開けるとうちの学校のように動いた学校はほとんどないような状態…。
最も規模の大きい事務局のある学校からもです。
なんだか、すごくがっかりです。
枉げてお願いした私の立場もありません。
それでも一年、所属していただけるとおっしゃっていただいた、勤務校の先生には感謝しています。
本当にありがたいことです。
しかし、来年度、同様のお願いがあっても、うちの学校から変更をお願いすることは(自ら所属を希望される場合は別として)できないだろうと思います。

余談ですが、その後の専門部会(教科ごとに分かれます。)では、別の先生が管内研の公開授業を引き受けてきました。
こういう授業研は大変だからといやがる人が多い物です。
しかし、うちの学校、毎年、誰かがこういった授業研を引き受けてきます。
いい人、やる気のある人が多いのです。
まあ、だからこそ、ここ数年は児童数がずっと増加しているのでしょう。
途中から転入してくる子供の多くは先程の研究団体の事務局がある学校からです。

2008年4月18日金曜日

コゴミ


金曜日、3、4年生で学校裏の防風林へ自然観察に出かけました。
この時期、エゾエンゴサクやエンレイソウ、ナニワズなどの草花を目にすることができます。
そういった野草を観察しながら、木登りのできるポイントまで歩きました。
ゴールの木のところでは木に登ったり、倒木の中にいる虫を観察したりして楽しみました。
また、コゴミがたくさん出ていたので子供たちに食べれらると教えたところ、帽子いっぱいに集めていました。
我が家の食卓にも生振でとったコゴミが。
2分くらいゆでた後、マヨネーズ、砂糖、醤油、みりんで和え物に。
娘も喜んで食べていました。

2008年4月14日月曜日

Gmail

Gmailをメインのメーラーとして使うようになって久しいです。
一般向けのサービズ開始と同時に使い始めているから二年弱くらいでしょうか。
最初は遊びで使ってみるくらいの感覚でした。
その時メインで使っていたメーラー(サンダーバード)をかなり気に入っていたので、乗り換える気はありませんでした。
ところが、今やメインはGmailです。
サンダーバードは今も使っているが主にGmailのデータをダウンロードするバックアップツールとしてです。

Gmailのどこにそれほどの魅力があるのか。
語り尽くされている感はありますが、私の思っているところをいくつかあげてみます。
・パソコンに依存せず、どこでも閲覧できる。(webメールの便利さ)
・全ての送受信したメールを保存しておける。(巨大ストレージとしての機能)
・探しているメールをすぐに見つけることができる。(優れた検索性)
などがあげられます。

もう少し、具体的な話をします。

例えば、Gmailは提供される容量がかなり大きいです。
サービス開始当初は2GB位だったと記憶しているのですが、現在は6GBもあります。
一般的なUSBのフラッシュメモリでも4GB程度で1500~3000円くらいします。
6GBで無料なのですからGoogleの太っ腹具合がわかりますよね。
これだけの容量がありますからいちいちメールを削除する必要がありません。
送信メールも受信メールも全てGmailにため込んでおけばいいのです。
ためられたメールはGoogleの巨大サーバに蓄積されますから、パソコンがクラッシュしたとしてもメールのデータが失われるちくことはありません。
バックアップの場所として最適です。
もちろん無料サービスですから突如終了ということも考えられます。
そういう時のためにはメールがダウンロードできるので、自分のコンピュータにもバックアップをとっておけばいいのです。

また、Googleならではの強力な検索機能も魅力です。
大量のメールがあるのはいいけれど、欲しいメールを探すのに時間がかかっては困ります。
しかし、そこはGoogle。
強力な検索機能で欲しいメールを瞬時に探し出してくれます。
Gmailにはフォルダ機能がありません。
全てのメールは受信フォルダに保存されますので、この検索機能を使ってメールを探すことになります。
日常的には「フラグ」や「スター」といった目印をつけることができますので、検索を使わなくても欲しいメールを見つけることは簡単です。
例えば、家で作成した学級通信を自分のGmailのアドレスに送ります。
件名に「学級通信」などとつけて。
そうすると職場でも学級通信を取り出すことが簡単にできるのです。
フラグをつけておけば、学級通信のバックアップを参照することも簡単です。

Gmailを使うことで大きく変わったことが次の2点です。
・バックアップの手間がかからなくなった。
・メールを整理する時間がかからなくなった。

どの仕事でもコンピュータを使っていたらバックアップは大切です。
コンピュータは必ず壊れる物ですから。
大切なメールのデータを消失しないためにもマメにバックアップをとる必要があるのですが、ついつい後回しにしがちでした。
で、コンピュータがクラッシュしてからあわてるという…。
その点、日常的にGmailを活用していれば、意識せずともバックアップがなされていくわけですから、有り難い話です。

データの整理は時間のかかる作業です。
記憶媒体の容量が増えるほどにデータの量も増え、面倒な仕事になっていました。
ところが「検索をかける」という仕事の仕方にすることで劇的に能率がアップしました。
フォルダごとに分類したり、階層を作ったりという細かな作業が一切いらないのです。
ただドサッと情報をためておけばいいのです。
探すときは「検索」でパッパッと。
これはメールに限った話ではなくて、デスクトップの中身についても同様に検索することができるアプリケーションがフリーで提供されています。
Googleデスクトップやウィンドウズ・デスクトップ・サーチなど。
コンピュータで日常的に仕事をしているものにとって革命的なことだと思っているのですが、どうでしょう?

ここまで読んで、Gmailに興味を持った方はぜひ、一度アカウントをとられることをオススメします。
シンプルで使いやすいですよ。

2008年4月11日金曜日

愛語、なりたい自分-one loveNO,05

1,愛語について
▼学校は学力を身につけるところです。しかし、学力だけが高くても人としては未完成です。そこで大切なのが「愛語」です。
▼愛語は鎌倉時代の道元というお坊様の言葉です。この言葉のおよその意味は次の通りです。『愛の心から出発した愛の言葉をつかいましょう。かりそめにせよ荒々しい言葉やとげとげしい言葉を使うのはよしましょう。自ら進んで相手に心のこもった言葉をかけていくうちに、かけられた人もやがてその喜びに魂を動かされるでしょう。』
▼昨年度から子供たちには愛語について機会ある毎に語ってきました。何も言われなくても子供たちはプリントを回す時に「どうぞ、ありがとう」の言葉かけが出るようになりました。プリント一枚でも「どうぞ、ありがとう」の言葉かけがあると笑顔が生まれます。笑顔のある教室は気持ちの良いものです。

2,愛語強化週間
▼さて、そんな愛語を意識して使おう、という取り組みを行っています。始業式からの一週間を「愛語強化週間」と位置づけました。
▼取り組みの内容として愛語が使えなかったものには「イエローカード」を。下品な言葉を言ったものには「下品カード(茶色)」を。愛語が使えたり、友だちのために良い行いをしたりした者には「グリーンカード」を渡しています。

▼愛語の本来的な意味から言うと、このようなカードは無意味なのですが、最初の動機付けとして多少ゲーム的な要素を入れています。子供たちも楽しみながら取り組んでいます。
▼昨日、早速、グリーンカードが出ました、床さんと草太君です。一、二年生が重い荷物を運ぶのに難儀していたところを助けたということでカードを獲得しています。また、この二人にカードを渡す時に自らのことのように喜び、拍手をしていた谷口君にもカードを渡しました。友だちの成功を一緒に喜べるという態度は大変素晴らしいことです。

3,なりたい4年生像
▼子供たちになりたい4年生像を発表させました。一人一人自分の目標があります。通信の中で少しずつ紹介していきます。

◆ぼくは、元気が好きです。なぜかというと、いつも学校が休みでも風邪をひいてしまうので、元気に登校したいからです。ぼくは、元気な四年生になりたいです。そのためには手洗い、うがいと汗をすぐにふいて下着を清潔にすることです。次に、ケガをしないようにすることです。そのためには転ばないようにして、危険なことをしないようにすることです。(T)

◆ぼくは、サッカーをがんばっています。ぼくは一日一時間ぐらいやっているとエラシコができるようになりました。ぼくは、一年生にやさしい四年生になりたいです。なぜかというと、学校のことをあんまり知らないからです。例えば、わからないことを教えてあげたりします。(K)

2008年4月8日火曜日

始業式の朝、フロッグ・ガール~「one love」NO,4

1,始業式の朝
▼始業式の日の朝、前担任が子供たちを体育館まで連れて行くことになっていました。4年生の教室に入ると「先生、4年生の先生でしょう(笑)。」子供たちはにやにやしながら聴いてきます。校長先生からの発表があるまでは言えない決まりなのですが、教室の中に置いてある荷物などですぐにわかったようです。
▼また、春休み中に運びきれなかった本も子供たちに手伝ってもらい全て教室に入れることができました。結構な量があったのですが、数分で片付けることができました。

2,さすがに4年生
▼子供たちは初日から「さすが4年生だな」と思わせる姿をいくつも見せてくれています。▼まず、教室で名前を呼んだ時の返事がいい。「はい」の後に小さな「っ」の入った元気のよい返事が返ってきました。▼次に、整列が素早くできる。「廊下に並びなさい。」「一列になって」これだけの言葉でさっと動いてくれます。▼そして、私語が少ない。教室や廊下での無駄なおしゃべりがほとんどありませんでした。あんまり出来がいいので、「いやぁ、三年生の時の先生がしっかり教えてくれていたのだね。」と言ったところ、またにやりと笑う子供たちです。

3,FROG GIRL(Paul Owen Lewis)



▼今年は昨年以上に本を読むことも、読ませることもしたいと考えています。学級写真の順番を待つ間、「FROG GIRL」という絵本を読みました。ポール・オーエン・ルイスという人が書いた英語の絵本です。北アメリカのネイティブ民族を題材にした話です。物語は全て英語で書かれています。そこで、最初に英文を読み、その後に日本語の注釈をつけながら読み進めました。詳しいストーリーは子供たちに聴いてみてください。
▼私たちが日常ふれているのとは異なる文化圏の物語に子供たちは興味深そうに聴いていました。お読みになりたい方はお貸します。山本まで遠慮無くどうぞ。

Frog Girl (ハードカバー)
Paul Owen Lewis (著)
http://www.amazon.co.jp/Frog-Girl-Paul-Owen-Lewis/dp/1582460035

学級通信one love NO,1



1,自己紹介
▼今年度、4年生を担任させていただくことになりました。山本和彦です。昨年からの持ち上がりになりました。
▼生振小学校では6年生を受け持つことが多かったので持ち上がりの学年は久しぶりです。元気な4年生と再び一年間過ごせることを大変うれしく思っています。保護者の皆様、昨年に引き続きよろしくお願いいたします。

2,発達段階から見た4年生
▼4年生は身体的にも精神的にも大きく成長する時期です。機械的記憶も発達し、いろいろなことをどんどん吸収できるようになります。すでにその兆候は3年生の後半からありました。例えば、百人一首。あっという間に句を覚える子供たちの様子には驚かされました。
▼また、今までの具体的思考中心から客観的(論理的)思考ができるようにもなります。この一年間、教科や総合的な学習の時間でいろいろなことに挑戦させます。自らの成長を実感させ、やればできることを学ばせたいと考えています。学校と家庭の二人三脚で子供たちの可能性を伸ばしていきましょう。

3,通信の由来
▼4年生の通信のタイトルは「one love(ワン ラヴ)」としました。このタイトルはボブ・マーリーの歌からとりました。歌詞がとってもすてきないい歌です。冒頭にこんなフレーズがあります。

One love, one heart
(一つの愛 一つの心)
Let's get together and feel all right
(みんなで力を合わせればきっと上手くいく)

▼互いの良さを認め合い、協力し合って大きな事を成し遂げられる、4年生の子供たちにはそんな人になって欲しいと願っています。興味のある人は原曲をぜひ聞いてみてください。
▼学級通信は毎週金曜日の発行を基本とします。通信では時間割・子供たちの様子・諸連絡などをお伝えします。また、金曜以外にも必要な時には随時発行いたします。

2008年4月7日月曜日

新学期のスタートにあたって

土曜日、第13回教師力BRUSH-UPセミナーinさっぽろがありました。

日 時:平成20年4月5日(土)9時30分より
場 所:札幌市白石区民センター(無料駐車場あり) 
参加費:2000円

事務局としての参加です。
春休み中の忙しい中、60名弱の参加者が集まりました。
会場の定員いっぱいです。
新学期のスタートをよりよいものにしようという参加者の意気込みを感じました。

新しい学年になって最初の3日間が大切だということはこれまでも「黄金の三日間」という言葉で強調されてきました。
ここにアレンジを加えたのが横浜の野中先生です。
数年前から「3・7・30」の法則ということを提案されています。
・3日間…「今度の先生は一緒にやれそうだ」というイメージを与え、学級の仕組みの第一歩を作る
・7日間…学級の仕組みを作る
・30日目…その仕組みを完成させる

第13回教師力BRUSH-UPセミナーは「3・7・30」の法則をテーマにスタート時期に考えておかなければならないことやしておかなければならないことを学びました。

私が担当したのは午前中の以下の部分です。
スタートから一週間、子供たちに何を指導するかについて具体例を提示し、参加者にも演習形式で実際に教室で使えるプランを作成してもらいました。

10:35--11:15 私の新学期プラン「ここに重点を置く!」
 <小学校の部屋>
   「出会いの日」山本和彦(石狩市立生振小学校)
   「最初の1週間」藤原友和(函館市立戸井西小学校)   

11:20--12:30 「演習・1週間のプランを作る」 
 <小学校の部屋>    進行 山本和彦・藤原友和 

講座で使用したワークシート(若干アレンジしてあります)と私の計画表が以下のURLにアップされています。

□3,7指導計画表(ワークシート).xls (2008-04-05)
http://kohizuka.googlepages.com/sannanasidoukeikaku.xls

□実際の3,7指導計画-中学年用.xls(2008-04-05)
http://kohizuka.googlepages.com/sannanasidou-yama.xls

もちろん、狭い枠の中ですから具体的な展開を詳細に書くところまではできません。ですが、ただでさえ忙しい時期にある程度の見通しをもって最初の一週間を過ごすことは大事なことだと思います。ぶれない指導ができますし、ゆとりをもって子供とも接することができるのではないかと考えています。


この時期、読んでおいた方がいい本があります。

7つの習慣―成功には原則があった! (単行本)
スティーブン・R. コヴィー (著), ジェームス スキナー (著), Stephen R. Covey (原著), 川西 茂 (翻訳)
出版社: キングベアー出版 (1996/12)
http://www.amazon.co.jp/7%E3%81%A4%E3%81%AE%E7%BF%92%E6%85%A3%E2%80%95%E6%88%90%E5%8A%9F%E3%81%AB%E3%81%AF%E5%8E%9F%E5%89%87%E3%81%8C%E3%81%82%E3%81%A3%E3%81%9F-%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%B3%E3%83%BBR-%E3%82%B3%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%BC/dp/4906638015

ビジネス書の中では既にクラシックとなっている本でしょう。
実は学級経営にとっても大切なことが山のように載っています。
あれをしたらいい、これをするべき、という上辺のテクニックを集める前に考えておくべきことがここにはあります。
教育書を読み漁る前に読むべきだと数年前の自分に勧めたい本です。
特に「信頼」ということについて語られている以下の部分は私たちが十分に心得ておかなければならないことだと思います。

************************************************************
信頼残高をつくる6つの大切な預け入れ
(1)相手を理解する
 本当に人を理解しようとすることは、最も重要な預け入れのひとつであり、すべての預け入れの鍵である。
(2)小さなことを大切にする。
 小さな心遣いと礼儀は、とても大切である。
(3)約束を守る
 約束を守ることは大きな預け入れであり、破ることは大きな引き出しである。
(4)期待を明確にする
 人間関係におけるほとんどの問題は、役割と目標を取り巻くあいまいな期待、あるいはお互いの期待像の相違に端を発している。
(5)誠実さを示す
 個人的な誠実さが信頼を築き、様々な預け入れの基礎になる。
(6)引き出しをしてしまったときは、誠意をもって謝る
 信頼残高の引き出しをしてしまったときには、誠意をもって謝らなければならない。
************************************************************

どんな指導をするにしろ子供との保護者との信頼関係無しで高い教育効果は得られません。
「3・7・30」では学級を動かすシステムを作ることに目が向きがちですが野中先生はこの「信頼関係を築く」という点についても大変重要だと指摘されています。
私も全く同感です。
まずは子供との信頼関係をがっちり築くこと、プラスの信頼残高を積み上げておくことが大切でしょう。

2008年4月3日木曜日

プチ同窓会

昨日の午後から現中2の子供たちが学校にやってきてプチ同窓会を開きました。

うちの学校は中学校で進学先がバラバラになってしまいます。
特認校なので市内全域から子供たちが通学しているためです。
(中学校は学区の中学校か私立へ戻るか、進学します。)
ですから、学級の仲間が一堂に会するということもなかなか難しいです。
そういうわけで女の子数名の発案でこの時期に学校に集合となりました。

卒業してまだ1年しか経っていませんが、子供たちはみんな少しずつ大人っぽく成長しています。
顔つきがシャープになった子。
背がぐんと伸びた子。
男の子と女の子はお互いを意識して小学校時代よりもちょっと距離が離れていたり。(笑)
ちょっと見ない間にみんなたくましく、美しく成長しています。
でも、そんな子たちも話したり、遊んだりすると小学生の時の顔に戻るのがほほえましく感じました。
音楽室でのおしゃべりや体育館での鬼ごっこ、フラッグフットボールなどで楽しく過ごしました。




今年は中2です。
受験も視界に入ってきて、勉強も大変かも知れませんがみんな真っ直ぐに伸びて欲しいなと思いました。
次に会うときが楽しみです!