2011年12月27日火曜日

冬休み


ですが、28日までは出勤です。
雪道は安全運転で行きます。
今日と明日はビデオニュースの編集作業を子供たちと。
3年生なりにアイデアを出しながらがんばっているので、
こちらもやりがいがあります。

我が家の娘は今日からスキー教室へ。
はじめてなので緊張しているみたいです。

吹雪かないといいなあ。

2011年12月25日日曜日

CPUを交換

自宅のパソコンのCPUを交換しました。

自宅でメインで使っているのは、自分でパーツを選んで組んだパソコンです。
安いパーツで作っていますが、まあそこそこの動作です。

しかし、動画のエンコードなどはやはり時間がかかります。
そんな作業、毎日するわけではないのですが、
デュアルコアの限界を感じていましたので、CPUだけでもパワーアップできないかと考えていました。

すると、じゃんぱらで、クアッドコアのCPUが5000円少しで売っているではありませんか!
今のパソコンを組んだ時は14000円くらいでしたので、これは安い!!

まあ、現在の主流はもっと上をいくところなのですが、
マザーボードのソケットの形状からもベストな選択はこのクアッドコアです。
ということでさっそく購入したものが、昨日の夜届きました。
(おお、クリスマスプレゼントみたい!)
で、パソコンを開けてCPUを交換しました。

自分が使っているのは、AMDのCPUです。
(AMDはコストパフォーマンスがいいので)

AMDのCPUはファンの留め具を外せばすぐに交換ができます。
ドライバーを使うこともなく、サクッと作業ができるのがいいところです。
ものの5分で作業完了。

AMD Athlon X2 7850 Black Edition から 
AMD AMD Phenom X4 9950 へ!

エクスペリエンス・インデックスをチェックしてみると、
プロセッサのスコアが6.5から7.1へアップ!
まあ、体感的にはそれほど速くなった感は無いのですが、今後に期待ができます。

自分で組むとこういう作業ができるのが、いいところです。
次は教室で事務作業用に使っているパソコンのメンテナンスをしようと思います。
何だか動作が重たくて…。
いっそのことクリーンインストールをしてしまおうかとも思っています。
冬休み中の作業です。

以上、おわり。


2011年12月9日金曜日

ともだちのいいところを見つけようのはなし


■今週の学活の時間に、「友達のよいところを見つけよう」と作文を書きました。子供たちは、仲の良い友達や目標にしたいと思う友達のことなどを書いていました。
■そんな中、読んでいて、とてもうれしくなった作文がありました。まず、Kさんです。
「さい後に、『三年一組です』元気もいいし、おもしろいし、勉強もすすんでるところです。けじめと全力のことで、いっぱい怒られたけど、いじける人はほとんどいません。毎日が三年一組にいると日々好日です。まだまだ、いいところがある人は、いっぱいいるけど、この二人(二五人)にしました。」
■二人の友達のことはもちろん、三年一組のことをこんな風に思ってくれていることに感激しました。先生も三年一組で過ごす毎日が日々好日です。もう一人、F君です。
「みんながバンバン問題の答えを言って、ぼくが答えを書いていないときも「なるほど」と思って、そういう意味なんだな、とぼくの頭をよくしてくれます。それはみんなのおかげです。うれしく思っています。ぼくもいいことをして、みんなをよろこばせたいです。」
■学校でみんなと勉強をするのは一人とは違う良さがたくさんあります。一人では気づけないことに気づいたり、お互い競いながら高めあったり。先生にとってみんなとの授業は真剣で楽しいとても大切な時間です。ですから、F君の前向きな気持ちがうれしいです。

2011年12月3日土曜日

モチモチの木のこと

国語で学習しているモチモチの木のまとめを書かせました。
これは、子供の書いた作文。

豆太は、はじめはおくびょうでこわがりでした。
でも、豆太は大切なおじいさんがいなきゃ一人ぼっちになってしまうから、大切なじさまのために夜道を走りました。
作者はぼくたちにおくびょうでもやさしささえあれば、人間なんとかなるということを教えてくれました。
ぼくは、作者に教えてもらったことを大切にしていきたいです。

作者の思いを的確に読み取っています。
また、語尾を敬体(~です。~ます。)で統一するなど、作文の書き方も適切です。
この子、実は作文が大嫌いで、作文を隠したり、作文を書かずに逃げ出したり、
なかなかの強者でした。
(今でもそうなんですけど)
この作文が彼から出されたとき、そんなことをやってきた人の文とは思えませんでした。
うれし涙が出そう!

2011年12月1日木曜日

当番のこと


1,給食当番のこと
今週の給食当番は一班。給食の準備、片付け共に実にしっかりとやってくれています。
例えば、火曜日のこと。十二時三十五分を少し過ぎた頃にYさんが、
「先生、もう片付けをしてもいいですか。当番なので後片付けをしたいので。」
当然、OKと即答しました。
一班では、当番の仕事のことを考え、いつもより早く食器を片付けようとか、歯磨きも急ごうとか、相談していたようです。うれしいなあと思いました。自分の頭で考えて行動できる一班のみんなはいい子たちです!

その後のこと。
昨日もしっかりと確認に来てくれました。
自分達の片付けをするタイミングと配膳車を給食室へ戻しに行くタイミングも相談していたようです。

2,並ばせ係のこと
自分で考えて行動しているのは、給食だけではありません。
体育などの教室移動では並ばせ係が廊下に全員を整列させ、先導することになっています。
火曜日の体育で、体育館へ移動するときのこと、教室の電気などを消して廊下に出ると係がみんなをしっかりと整列させています(きちんと並んでいる子たちもエライです)。
しかも、出発を先生が促す前に、「前へ進め!」とみんなを体育館へ連れて行ってくれました。
スーッと移動する子供たちの後ろ姿を見ながら、「よく、わかっているなあ」と思っていました。

その後のこと。
昨日、一時間目に研究授業があり、子供たちには自習をしてもらいました。
(この自習も全員が静かに集中して取り組んでいたとのこと。誰に聞いてもシーンとしていた、と言ってました。)
二時間目には集会があり、体育館の移動が入っていたのですが、きちんと自分達で整列し、体育館へ移動していました。
校内で2番目に体育館に着いた、と言っていました。

いいことばかりを書きました。
もちろん、まだまだのところもたくさんあります。
教室で大きな声を出すことだってあります。
あまりよくないですが…。
それでも、みんなが少しずつ成長していることを実感する毎日です。
正しいことを自分で考え、しっかりと選択できる人に成長してほしいと日々、願っています。

以上、おわり。

2011年11月30日水曜日

はばとびのこと

はばとびのこと

今日(平成23年11月28日)は2校時に体育で幅跳びをやりました。
実際にやる前はあまり乗り気のしない様子でしたが、いざやってみると自分の記録との戦いにスッカリはまっていたようでした。
高跳びの学習でもそうですが、がんばって自分の記録が伸びる様子をすぐに実感できるような競技を子供たちは好みます。
そんな子供たちにはばとびはドンぴしゃのようでした。

2校時が終わり中休みになっても、かなりの人数がまだ挑戦したいと幅跳びに挑戦していました。
時間いっぱいつきあっていましたが、見ている方も楽しかったです。

さらに、その日の放課後、2名の男の子が自分のところにやってきて、
「先生、昼休みに幅跳びをやりたいのですが…。」
とのこと。
ようし、じゃあ、先生もつきあってあげよう。
と言うことで、昼休みも幅跳びをしてきました。
中休みほどではないものの、けっこうな人数が集まって、自分の記録を伸ばそうと何度も挑戦していました。

「俺、3メートルを跳んださ!」
「やった、記録のびた!」

グラウンドから帰って来てもまだ興奮冷めやらぬ様子でした。
そんなこんなで幅跳びデーな一日でした。
こんな一日もいいなと思いました。

以上、終わり。

2011年11月26日土曜日

週末の一日


朝、登校したらまず教室へ行き、加湿器のスイッチを入れる。
子供たちが家庭学習などを提出できるように準備をする。
朝の「双葉タイム」の課題を黒板に指示する。
職員室へ戻って朝会。

教室では家庭学習の点検。
テストの準備。

1時間目は理科。
テストをする。
平均点は95点くらい。
すぐに採点、記録をして返却する。
間違えのあった子は直して再提出させる。

2時間目は国語。
漢字の小テスト→音読練習→表現読み→難語句調べ、という順番で進める。
表現読みでは、お話しの中の台詞を外国人風に読むのが盛り上がった。
Kくん、Sくん、とっても上手!
調べた言葉をノートに書かずにいた子がおり、最後に書かせる。
サボっていた子が得をするようではいけない。

中休みは体育館へ。
逃走中をみんなでする。
二組の子たちも混じってずいぶんと走った。
体育館は暖房も入っていて、暑かった…。

3時間目は国語。
漢字練習→小テストと読解の練習を行う。
授業の後半は、あいさつ運動の方々へのお礼の手紙を書く。
丁寧に書いている子が多く、よい感じ。
男子でも色を塗るなどしてキレイに仕上げていた。
もらってうれしい手紙を書いていた。

4時間目は体育。
体力作りの縄跳びをした後、高跳び。
子供たちは高跳びにたいへん意欲的でがんばっていた。
85㎝までバーを上げた時点で時間となったので、終了。
まだやらせたいなあと思う。

給食はハヤシライス。
みんなしっかりと食べていた。
また、片付けも今週の当番はバッチリで嬉しく思う。
班の全員が時間を確認しながら、自分の仕事を進んで行っている。
他の子たちも食べ終わったら約束通り、自分の机を戻して静かに過ごしていた。
来週もこうならいいなと思う。

昼休みは教材屋さんへ教材の注文の電話。
市内の別の小学校へFAX。
教室に戻って、子供たちと遊ぶ。

五時間目は算数。
単元のお終いなので練習問題をたくさん解かせる。
教室は別の先生にお願いをして、ゆっくり進めたい子たちと図書館で。
落ち着いて解けば大体の子は理解できる。
ただし、4/6は1/6のいくつ分みたいな問題や1メートルは1/5のいくつ分みたいな問題に躓く。
来週はテストがあるので、しっかりと全体で復習をしようと思う。

掃除。
態度の良くない子がいたので教室から出してお説教。
実は別の場面ではとてもがんばった日なのに、その態度で今日の一日がダメになる、みたいな話。
掃除はみんな自分の仕事をしっかりとがんばっていた。
お説教をされている子がいるのでそこは当然か。
掃除終了後は一日のふり返りを200字の原稿用紙で書かせる。
子供たちは文句を言わずに黙って書く。
5分ほどで帰りの会、挨拶をして子供たち下校。
玄関で子供たちとおしゃべりをしながら見送る。

放課後の教室ではプリントの採点を行う。
子供たちのふり返り作文に目を通す。
ブロック研修の打ち合わせ。
ブロック研修用の資料の準備。
教材の発注。

ブロック研修では来週の全校研の打ち合わせ。
討議の柱の確認。
役割分担などの確認。

終わった後は別件の打ち合わせ。
打ち合わせが終わったら五時を回っていたので、教室を点検し、娘を迎えに保育園へ。

こんな感じの一日でした。

2011年11月24日木曜日

整理する日


昨日は一日、整理をする日。

物置用のカラーボックスを奥さんが買ったのでそれを入れて、物置の中を整理。
見た目もスッキリして使いやすくなりました。
また、もう一つの物置の中身も少し整理。
夏用の物を奥へ。冬用の物を手前に。
スキーとか毎年、雪がかなり積もってから引っ張り出していたので、早めに整頓を。
両方の物置ともに後は捨てられる物を捨ててしまえばもっと使いやすくなるのだが…。
プラスチックでも金属でも何でも切れるノコギリが欲しい…。
通信販売で買おうか。

もう一つ、CDやDVDを整理するケースを買って、いろいろな場所に点在していたメディアを一箇所にまとめて整理。
あっという間にケースがいっぱいになりました。
こっちも使っていないもの、必要の無い物を思い切って捨てる必要があるか…。
物置に比べれば楽なものです。

あと、掃除屋さんにお願いしてトイレと換気扇とお風呂をキレイにしてもらいました。
こんなにキレイになるのなら一年に一度はお願いしようと思いました。
キレイになったお風呂に娘たちも気持ちよさそうでした。

2011年11月23日水曜日

「あぁ~」のある授業




算数の時間の終わりに子供が書いたふり返りです。
このノートに目がとまったわけは、「あぁ~」という言葉です。
わからないこと不確かなことが明らかになって出てくる「あぁ~」。
とっても大事です。
こういう「あぁ~」が子供たちから出てくる授業をしなければならないなあとあらためて思いました。
「あぁ~」が出てくる授業をするためにがんばろう、そう思いました。
ありがとう!

以上、終わり。

中学生のこと 高校生のこと


月曜日、中学校区の生徒指導交流会がありました。
一番の楽しみは小学校を卒業した子供たちの様子を見れること。
昨年度までに担任していた子たちや前任校で担任していた子たち、担任はしていなかったけれどいろいろと関わった子たちの勉強姿を楽しく見てきました。
たくさんの先生方に参観され、はにかみながら授業を受ける姿、かわいいなあと思いました。

昨日もテスト終了後、学校に寄ってくれた子がいてとてもうれしく思いました。
学年の打ち合わせがあったので、玄関で少し会話しただけでしたけど。
今度はぜひ、冬休みにおいで!

担任として関わった子供たちのことはやはり気になるものです。
こうして子供たちの元気な様子が見られるのはうれしいことです。
中学生、元気にがんばれ!

前任校で最後に受け持った子供たちは現在、中1生。
市内に散らばっているので、月曜日に見に行った学校でも会うことができました。
その子たちの前に卒業させた平成16年・17年・18年度の子たちは中学を卒業し、高校や大学、専門学校や社会に出てがんばっているようです。

つい先日、連絡をくれた子はいよいよ高校3年生、進路の年にさしかかっていました。
大学の推薦に挑むとのこと。本当にいい結果が出て欲しい。
がんばれ!!

追伸
そんなこんなで卒業した子たちのことを考えることの多い最近。
いつも学校ではサンダルを履いている自分ですが、今はナイキの黒いスニーカーにしています。
この靴は以前、卒業させた子たちからもらったものです。
この靴を履いているとその子たちのことを思い出します。
元気でいるかな、がんばっているかな。
あの時の子たちに負けないような子たちになってほしいな。
そんなことを思いながら、今、担任しているクラスに向かっています。

2011年11月14日月曜日

学芸発表会


昨日、勤務校の学芸発表会が終わりました。
担任する音楽と表現の発表です。
内容は、リコーダー、わらべうた、民謡の合奏と合唱、エイサーです。

本番前の練習で子供たちに見せる「今日の日までをふり返るスライド」を作っていて、
いろいろと考えるところがありました。

やればできるということ
放課後や休み時間にも音楽をかけて踊っていたこと
総練習での失敗と次の日の成長
みんなで一つのことをやり遂げる気持ちよさ

本番の日に向かって、高まってくる子供たちの気持ちが写真やビデオから感じられました。
本当に達成感のある学芸発表会でした。
3年生の子どもたちとよい時間を過ごすことができました。

また、今回、音楽の発表ということで、隣の先生にはとーってもお世話になりました。
「いちばんはじめは」の合唱を美しく仕上げてもらったり、
合奏と合唱を行った南部俵つみ唄では譜面を起こすところからはじめてくれたり。
自分1人ではちょっとできませんでした。
最後の最後まで少しでも子供たちの発表がよくなるようにと考えてくれました。
有り難いことです!

2011年11月9日水曜日

□■□教師力BRUSH-UPセミナーIN砂川□■□


□■□教師力BRUSH-UPセミナーIN砂川□■□ 2011.11.19

□■□教師力BRUSH-UPセミナーIN砂川□■□

今回のBRUSH-UPセミナーは、これまでにないラインナップです。
午前は授業のセルフチェックについて、午後はこれから始まる年度末・
新年度会議についての研修会を企画しました。
学期末のお忙しい中ではありますが、どうぞご参加ください。

日 時:平成23年11月19日(土) 9:50~

場 所:砂川市地域交流センター「ゆう」
(JR砂川駅隣接  http://www.you-sunagawa.com/access_map.php)

主 催 : 教師力BRUSH-UPセミナー

後 援 : 北海道教育委員会

参加費 : 2,000円

講 師 : 堀 裕嗣氏(札幌市立北白石中学校 教諭)
大野陸仁氏(札幌市立厚別通小学校 教諭)
山口淳一氏(札幌市立藻岩北少学校 教諭)
岩田知也氏(佐呂間町立佐呂間中学校 教諭)
湯藤瑞代氏(北海道紋別養護学校 教諭)  

申し込み先:平山 雅一(m-hira@f3.dion.ne.jp)までご連絡下さい。

9:30~9:50  受付
9:50~     開会式
<午前の部:授業のセルフチェック~日常の授業を振り返る視点>
9:55~10:40 模擬授業(国語) 高橋和寛氏:岩見沢市立緑中学校
 10:40~10:55 休憩
 10:55~12:30 授業検討会・提言
                  ~高橋氏の模擬授業を元に、講師の先生から
                   授業のセルフチェックについてのご提言をいただきます。
 12:30~13:40 昼休み
<午後の部:年度末反省会議・新年度計画会議~有機的な会議に向けた提案の視点 >
 13:40~13:50 ミニ講座 (15分、5名)
さまざまな立場の講師の先生方に、
会議の提案についてご提言をいただきます。
 15:00~15:20 質問・感想記入&休憩
 15:20~15:40 Q&A
 15:40~      閉会セレモニー

2011年11月3日木曜日

研究会のこと


★研究会のこと
江別第一中学校
研究主題:個と集団の力を引き出し、『確かな学力』が身につく授業づくり
~活動的・協同的・表現的な学びの構築を通して~
参観した授業は、3年生の数学。関数y=ax^2の利用の問題。
授業の流れは、およそ以下の通り。
・課題把握
・自力解決
・協同解決
・全体での確認
・新たな課題の提示(1中では、ジャンプと称する)
・協同解決
・全体での確認

【ジャンプの課題について】
 で協同解決に取り組む課題は、全員が理解すべき内容。一方、で協同解決する中身は、難易度の高い課題であり、上位の子どもも躓くであろう課題。協同解決を単なる「教え合い」「話し合い」にせず、「学び合い」の場とするために、このジャンプ課題の内容が重要である。「解きたい」「説明したい」子供たちの学ぶ意欲をくすぐるためにジャンプの課題が効果的であった。学習内容を「習得」「習熟」させることがねらいの授業であればここの扱いが異なってくるだろう。

【学び合いを機能させる土台は日頃の人間関係】
 課題解決に当たっては、学級における学習班のメンバーの人間関係の形成も重要な要素となる。互いの考えを認め合う態度はもちろん、相手の話に耳を傾ける姿勢が無ければ学習が成立しない。よって、日頃の学級経営から意図的に良好なコミュニケーションをとれるような手立てをうっていく必要がある。これは、小学校においても同様のことが言える。

【助言者の言葉から印象的だったものをいくつか】
・子供たち同士の関係性→コミュニケーション
・これまで教師は(授業の)ゴール(学習内容の習得)ばかりを見ていた。では、ゴールに達することのできない子どもをどうするか。
・子供たち一人ひとりの関わりを見ていこう。授業に参加はしているが、自分から課題に関わっていけない子(ノートの作業は行うが、話し合いには参加しないような子)を周りの子たちとつなげていく。それが教師の役割。
・壁を超えられない子をサポートするのは先生の役割である。
・そのためには、教師が授業中に関わるべき子を見つけていくことが大切だ。
・グループ学習では、教師がグループとグループとをつなげる役割を果たすことで、停滞しているグループへの支援を行うことができる。
・グループでの学習は一見、教師が楽になっているようだが、子供たちの間に入って学習の様子をよく観察し、適切なアドバイス、全体への返しを行っていく必要がある。

2011年11月2日水曜日

双葉小学校では、ノートをきちんと書くことを大切にしています。3年生では、マスから数字や文字をはみ出さずに丁寧に、そして、ゆったりとスペースをとって見やすく書くことを指導しています。

例えば、上のノートは、計算と計算の間に指一本分のスペースを空けています。ノートを開くと全ての計算がさっと目に入ります。また、ふりかえりを線で囲んで目立つように工夫をしています。良いノートだと思います。ふりかえりの言葉も計算の仕方をきちんと理解していてよく書けています。

また、下のノートを書いた子は、自分なりに工夫をして計算の仕組みをメモしています。




勉強ができるようになるためには、この「自分なりの工夫」が大切です。何も、はじめから完璧なノートを書く必要はありません。いろいろと試すこと、この一歩が次のレベルに上がるために大切です。

追伸
上のノートを書いた子は算数が苦手な子です。
ですが、今は、授業中もテストもしっかりとできています。
こつこつと努力することの大切さをこの子に改めて教えられました。

2011年10月30日日曜日

体育の授業のこと


■体育でサッカーをやっています。前回の試合では3試合やって二組に一つも勝てませんでした。
■その後、休み時間に女子たちもサッカーをしていました。
「先生、全部負けてくやしいんです。ぜったい勝ちたい。」
悔しい気持ちが成長を促します。いいなと思いました。
■そして、今回は1勝1敗1引き分けでした。みんなよくがんばっていました。膝を泥だらけにしながら、キーパーをやっていた男の子は
、「お母さんに怒られる…」
と心配そうでしたが、もしもの時は先生があなたの必死ながんばりをお母さんに伝えるから大丈夫です。
■そうそう、休み時間サッカーの練習をしていた女の子たちはやっぱり「キャア、キャア」やっていました。次は先生と特訓か(笑)。

2011年10月29日土曜日

授業のこと


■元気で活発な子供たちがたくさんいる3年1組。発言を求めると「ハイッ」という大きな声が教室中から返ってきます。
■どの教科の授業もたいへん熱心で、積極的に発言したり、煙が出るスピードでノートを書いたり、何でもサッと辞書引きをしたり。とにかく全部をがんばっています。
■よい発言や鋭い読み取りができる子も増えていて、授業をしていて鳥肌が立つことも。
■子供たちには、「何事も全力でやろう!」と声をかけてきましたが、こっちも手を抜けないなと焦ってしまいます・・・。追求の鬼になる素質のある子たちです。



2011年10月24日月曜日

土曜日のこと


土曜日、お昼から石狩市立図書館で、
石狩ユネスコの「絵で伝えようわたしの町のたからもの絵画展の表彰式がありました。
担任している学級の子どもも賞状をいただくことになっているので、
下の娘が寝ている隙に、上の娘と図書館へ。


図書館に着いたら、石狩ユネスコのみなさんが準備をされていました。
一時スタートと思っていたら、二時スタートとのこと。
まあ、遅れるよりはいいかと、図書館内に展示されている絵をみたり、本を読んだり。
そうこうしているうちに子供たちも来て、表彰式がスタートしました。

総合などでユネスコ協会のみなさんにお手伝いいただくようになって、
もう何年も経ちました。
いつもお元気で、合う度に笑顔で、
「あら、先生。お元気ですか~!」
なんて声をかけてくれるみなさんの顔をみるのが楽しみです。
そんなことも表彰式に顔を出した理由の一つです。

「それでは、これで失礼します。」
別れ際に挨拶に行くと、
「先生、いつまでもお元気でね。」と。
みなさんこそ、いつまでもお元気で。
また、どうぞ一緒に活動をさせてくださいね。

以上、おわり。

追伸
会場で、同じく子供たちの表彰式を見にいらしていた厚田の先生と会いました。
社会科部会の先生です。
前日の研究会の打ち上げはかなり盛り上がったとか。
「今年の授業はどの学年も良かったみたいですね。」
みたいな話をしました。

今年、どの学年もいい授業ができたのは、
調整役になっている研究推進担当の先生が細かなところまで丁寧に、
準備を進めていらしたからだと思いました。
各種連絡事項は確実ですし、それぞれの学年の話し合いなんかにもちょこちょこ顔を出してくれました。
一生懸命に骨を折る姿を見ていたら、それはやる気もでるでしょう。
人を動かすには、理屈も大切だけど、やっぱり感情だなって思いました。

2011年10月23日日曜日

授業でのICT活用のこと







「ICTをほとんど使わないなんて珍しいね。」


「山本先生がコンピューターを使わない授業するなんて!」


「どうしてアナログに切り替えたの?」


など授業を参観していただいた、複数の先生方に感想をいただきました。


決して悪い意味ではなく、良い評価として。






もちろん、授業でコンピュータは使っています。


動画を見せたり、フラッシュカードを提示したり、書画カメラを使ったり。


スマートボードを使って、学習ゲームを子供たちにやらせることもしています。


しかし、今回の授業を含めて、何でもコンピュータを使う、という感じでもなくなってきました。






自分がコンピュータを使うのは、それが合理的だからです。


デジタルで処理することが、早かったり、キレイだったり、再使用が可能だったりと、いろいろな点でメリットを感じるので使っていました。


もちろん、今も新しい技術で仕事が効率よく進められるのなら積極的に取り入れたい、という思いに変わりはありません。






しかし、子供たちに関わる部分では、どうなのだろうと考えることも多くあります。


キレイで、美しくても子どもたちの心にひびかなくては意味がありません。


不格好でも子どもの心に届く方がいいなと思います。






デジタルで進めるよりも、アナログで進めることの方が目的にたどり着きやすいのなら、


そっちを選ぶということです。


過程を見せたり、付け足しをしたり、「思い」や「情熱」を伝えたり。


そういったことがコンピュータを使うよりも、合理的に進められる、そう思うので今年はアナログで行こうと思っています。






今回は授業作りの過程についても模造紙でFG風に記録していました。


一緒に授業作りをしていた先生方には、


「私たちに合わせてくれたんでしょう。」


などと言われましたら、全~然、そんなことはありません。


夏休みに研修会でFGをやってみて、これはいけると思ったので、やってみたのです。


予想通り、かなり良い機能を果たしてくれました。


会議中も会議後も!


みんなで何かを作ったり、検討したりといった場面でかなり効果があったと思っています。






デジタルを使うのか、アナログで行くのか。


何を目的にするかで、有効な方法を選べるようになりたいと思っています。






以上、おわり。








追伸


毎週の授業計画はいつもノートに書いています。


コンピュータで作っていたときもありましたが、ノートでするのがもっとも効率的だという結論です。


資料をはりつけたり、どこでも開いたり、書き直したり。


コンピュータでできないことはないのですが、なんかノートの方がしっくりくるのです。


ipad2も使っていますが、ノートがいいです。


ビバ、ツバメノート!







2011年10月22日土曜日

鯛のいる授業


社会科は学年があがるにつれて「嫌い」が増える教科です。


社会科で扱う中身は、子供たちからすると少し難しい内容も多いです。


世の中の仕組みについて学ぶ教科なので、それは当たり前です。






3年生は自分達の住む地域の公共施設やお店といった身近な素材を扱いますが、


学年が上がるとどんどん子供たちの普段の生活からは遠い事柄についても学習しなければなりません。


もちろん、遠いと感じているのは子供たち側で、実際は自分達の生活と密接に関わっている事柄も少なくないのです。


そんなことに気づかせつつ、教材への興味や関心を引き出し、面白がりながら追求していける、そんな授業をつくりたいものです。






算数の研究で有名な正木孝昌先生が、「鯛(たい)のいる授業」という主張をされています。


「知りたい」「調べたい」「話したい」「書きたい」


授業でたくさんの「鯛」が泳ぐ授業をしよう、そんなことを著書で仰っています。


自分は、この主張にとても共感しています。


社会科でも「鯛」が元気に泳ぎ出せば、子供たちが愉しい授業、いい授業になるのだと思います。






で、そのためにはやっぱり教材開発。


子供たちの心を動かして、「鯛」が騒ぎ出すような教材に出会わせること、これが大切。


そして、もう一つ、子供たち一人一人の「鯛」を元気にするために学習技能を鍛えることも大切です。


特に、後者は、普段から意図的に機会を作って繰り返すことが重要です。






例えば、辞書引き。


辞典は四月から指導をしていますが、まだ、さっと引けない子がいます。


そんなことは当たり前で、何度も何度もイヤというほど繰り返さないと定着しません。


しかし、いったん定着すれば、あらゆる場面で役に立ちます。


それが基礎基本です。






例えば、資料の読み取り。


社会科でもっとも大切なことの一つですが、これも繰り返すことで、資料の何を見ればよいか、


大事なポイントはどこかが正確につかまえられるようになります。


社会科の教科書には必ず、資料があります。


文章・写真・グラフなど。


これらの読み取りの練習を毎時間、繰り返していくことが大事なんだと思います。






他にも大切なことはいくつもありますが(聞き方・話し方・書き方・学習姿勢などなど)、その学年でどんなことをさせたいか(ゴールとなる姿)をイメージして、こつこつと学習技能を訓練していくことで、授業に反応する子供たちの力が鍛えられるのだと思います。


自分はできる、わかるという自信が、「話したい」「書きたい」という「鯛」を泳がせることにつながります。






今年の子供たちはとっても元気で、授業をしていて楽しい学級です。


授業をしたい、クラスです。






追伸


隣のクラスもいいクラス。


授業をしていて面白い、授業がしたいクラスです。

公開授業について

授業公開が無事終了しました。

・子供たちは活発に授業参加をしていました。
・教材への反応も良かったです。
・授業への集中もしっかりと。
・手を挙げる子も多くいました。
・辞書引きも積極的。
・聴写にもずいぶん慣れてきたようです。
・ノートに書くスピード(類似点、相違点)もあがってきました。
(丁寧さが必要ですけど・・・)


気持ちが盛り上がりすぎ、落ち着きの無さの目立つ子もいましたが、全体的によくがんばっていたなと思います。
特に、普段、大人しい子たちが頑張っていました。
全力で授業に参加する姿勢が伝わってきて、授業をしていて、楽しかったです。

反省点としては、子供たちが頑張っていたので、できるだけ発言させたいと授業運営をしてしまったので、時間がかかってしまい・・・。
欲が出てしまいました。
捨てるべきところをバッサリと切る、思い切りが大切。
当たり前ですけど。

とりあえず、長い時間、準備をしてきた授業がうまくいって一安心。
授業作りに協力してくれた南線の先生、佐藤水産魚醤工場の工場長さんに感謝。







2011年10月21日金曜日

本日、公開授業

本日は石狩管内の社会科研究の公開授業を実施。
3年1組の子供たちと全力で授業をしてきたいと思います。
多くの人に支えられて今がある。
そんな人たちのためにも頑張ろうと思います。

以上、おわり。

2011年10月20日木曜日

家庭学習のこと

○○さんは、算数がそれほど得意ではありません。
むしろ苦手と言ってもいいかもしれません。 

そんな○○さん、毎日、家庭学習で授業の復習や計算練習をこつこつと続けています。
 「算数の家庭学習では、授業でやった問題をもう一度解くといいよ。」
家庭学習のやり方を説明したときの言葉を忠実に守って、続けているのです。

 何か特別なことや、ものすごい量をこなしているわけではありません。
ノートに1頁、その日に学習したことやこれまでに学習した問題を解くだけです。
でも、そんな普通のことでも毎日続けるのは鉄のように堅い意志の力が必要です。

 そんな○○さん、算数のテストで確実に成果が現れています。
授業で学習した方法をきちんと使って、正確に問題を解いています。
 授業で間違えた問題を二度間違えることはほとんどありません。
 そういう問題は家でも復習をしているのですから、○○さんにとってはできて当たり前です。

継続は力なり、という言葉を身をもって証明している○○さんの姿を間近で見られるのは、この上ない喜びです。
こういった成長を日々見られるのは、教師としての喜びです。

 以上、おわり。

2011年10月15日土曜日

後期にがんばりたいことについて

今週のはじめ、後期が始まったので、後期に頑張りたいことを10分くらい書かせました。 どの子も真剣に(決して誇張ではなく)書いていましたので、10分経ってもまだ書きたい、という子がたくさんいました。 いつもは作文をあまり長く書かない子も2枚目まで進んでいました。 そんな子供たちの後期のめあてから3人分を通信に載せました。 ■後期にがんばりたいことは、家庭学習を毎日やることです。家庭学習を忘れていたことがあるので、後期は一回も忘れないでもってきたいです。家庭学習を一回でも忘れるとそのやる分だけ、努力が足りないことになります。だから、努力を見逃さないようにがんばりたいです。いつもぼくが家庭学習にやるのは、算数の復習や漢字の練習やリコーダーの練習などいろいろなことをやっています。最近ローマ字もやっています。他の練習をやっている友達もいるかも知れませんが、それは、とても素晴らしいことです。(O) 家庭学習の大切さをしっかりと考えていますね。継続は力なり。良い目標です! この子は自分に厳しく、決めたことを最後までやり通す意志の強さも持っています。 ■後期にがんばりたいことは、スキーと学芸発表会です。さいしょは、学芸発表会です。学芸発表会では、音楽をやります。特に、ぼくは、リコーダーがヘタなので、リコーダーを今以上に練習しなければいけません。全力をつくします。二つ目はスキーです。スキー場は行ったことがあるところと、ないところがあります。行ってないところは急かも知れませんので、ゆだんできないこともあります。でも、できることもありますので、お楽しみにしています。(U) 自分をしっかり見つめてめあてを考えました。この思いを三月まで持ち続けよう! 今の気持ちをしっかりと持ち続けることが成長するために必要なこと。 ■後期にがんばりたいことは、全力をつくすことです。その理由は、みんな、べん強をしているときに、ふざけたり、むだなことをしゃべって、いつも先生にめいわくをかけたりしているからです。ぼくは、いつも先生にめいわくをかけていたことに、今日、気づいたから、もうめいわくをかけずに全力でべん強し、先生の話をよく聞き、それと先生にめいわくをかけないことをやりたいです。もう一つあります。もう一つは、べん強をがんばりたい。とくに、算数をがんばりたい。(S) 全力をつくすことは後期、3年1組のみんなにぜひ取り組んでほしいとことです! 自分にとっての後期のめあても「全力」しっかりと全力で子供たちに向き合いたいなと思っています。 後期のスタートから毎日、学級の子供たちに、 「けじめ」「全力」「日々好日」を目当てとして取り組もうと話しています。 当たり前のことを当たり前にできるクラス。 居心地の良いクラス。 勉強にも遊びにも全力で取り組む活気のあるクラス。 そんな学級で三月を迎えたいものです。 以上、終わり。

2011年10月14日金曜日

よきこと

教室に「よきことノート」というのを置いてありまして、 友達の「よきこと」を見つけた時や自分でしたときに書くことにしています。 今朝、そのノートを読んでいて、 男の子、女の子に関わらずたくさんの友達の「よきこと」を書いている子を発見。 書いてある中身も休み時間のことや給食当番のこと、掃除のことなど、実によく見ています。 こうやって友達のいいところを見つけられるのもまたよきこと。 音楽の時間のこと。 体を動かしながら歌うゲームがはじまった時、 離れた場所にいた子がなかなか輪に入れないでいると、 その様子を見ていた子が、 「いいよ。ココに入んな。」 と、自分の前を指さしてさっとスペースを開けていました。 困っている友達のことをきちんと見て、何気ない親切ができるのもよきこと。 こういうことができる人って良いね。 二人のことを教室で話しました。 こういうよきことが広がってほしいなと思います。 以上、終わり。

2011年10月8日土曜日

選挙のこと

昨日は、児童会選挙がありました。
みんな堂々と格好良かった!

三年生の子供たちに選挙権はまだありませんが、
次の選挙から選挙に出るということもあって、
短い時間でしたが見学に行きました。

教室に帰ってから子供たちが書いたふり返りを紹介します。

「今日、選挙を見に行ったとき、この人が選挙に出たらいいなと思った人がいます。その人は、Hくんです。なぜかというと、人によってたいどをかえないし、やることはやる人だからです。でも、ぼくはせき人しゃにはなりたくありません。」
(T)

「わたしは、今日、選挙を見て、わたしは組の代表になりたいと思いました。わたしは、代表になったら、いじめをなくす学校にしたいです。そのほかにいろいろあります。たとえば、双葉小のみんなが、なかよくできる学校にしたいから、今せんきょを見ていて、組の代表になりたいと思いました。」
(A)

「今日、選挙を見に行って思ったことが2つあります。1つ目は、みんなしずかにして集中してしゃべっている人だけを見て、聞いてたことがすごいなと思いました。2つ目は、自分も4年生になったら、書記になりたいです。その理由は2つあります。まずは、全校遊びとかの司会みたいのをやってみたいからです。次は、いじめをなくす集会みたいので楽しい学校を見てみたいからです。だから、書記になってみたいです。あと、6年とかになったら、会長になってみたいです。それは、大声でみんなの前で望来小学校が来たときみたいに、あいさつをしたいから会長になってみたいです。」
(T)

「わたしは、さっき見に行った選挙のことをこの紙に書きます。さっきの選挙はテレビでやっている選挙みたいでした。大ぜいの人が集まってやって、はずかしくないのかなと思いました。自分がやったら、絶対に口から言葉が出ないと思います。4・5・6年生は前に出てはずかしくないのかなと、また思いました。山本先生は小さいころ(小学生)、選挙をやったときは、はずかしくありませんでしたか?自分は、はずかしいと思うけど、4年生になったら、選挙に出ていじめをなくす学校にしたいです、って言いたいです。(F)」

「今日、3時間目に選挙を見に体育館へ行きました。すると、もう、選挙は始まっていました。2列にならんですわり、選挙を聞いていると、したいことがほとんど同じ人でした。でも、発表していることはこの双葉小で本当にやってほしいな。と思うものばかりでした。とてもべん強になる3時間目でした。」
(S)

私は中学校で生徒会の仕事をしたことがあります。
担任の先生に頼まれて出たので、一度だけでしたが。

子供たちのふり返りを読んでいて、
「自分達の学校をいい学校にしたい」
そんな思いを持つ子がたくさんいました。
その思い、とってもステキです。
選挙に出られるまで、まずは、3年1組をみんなでいいクラスにしましょう!

昨日来ていた中学生との会話の中で双葉小のことを誇りに思い、大切にしている様子が感じられました。
「双葉小だったら○○は当たり前だったよね」
「歩いているときに道に広がっている子たちがいてさ、双葉小だったら・・・」
「双葉小になってからの運動会は・・・」
自分達の手で誇りを持てる学校、学級をつくること、大事だと思います。
さあ、新しい児童会のメンバーはどんな顔ぶれでしょう。

以上、終わり。

2011年10月7日金曜日

中学生

今日は終業式でした。
担任する三年生は、五時間授業です。
放課後は珍しく会議も無く、教室で事務仕事をしていました。

すると、卒業生が学校へ。
文化祭では、顔を見られなかったのでうれしい訪問でした。
相変わらずの調子で中学校の様子を話してくれました。

授業の話になって、「小学校の授業はよかった」、と言ってもらえるのはとてもうれしいこと。
その場で、「そうか、そうか」なんて喜びはしませんでしたが、
すごーく、うれしかった。

今思い出してみても去年の子たちとの授業は、かなりおもしろかった。
いろいろ考える人たちだったし、表現も上手な子たちでした。
一緒に授業をしていてこちらが刺激を受けることも多くて、
本当に楽しかった。

で、今年はと言えば、これまた授業が楽しい。
「よーし、やるぞ!」「もっと、よくなろう!」
そういう気合を感じる子たちです。
一生懸命、真面目に取り組む姿もいいなと思います。

今年の授業は、去年の子たちとの授業を土台に考えているので、
前よりダメになったら去年の子たちに失礼。
そう思っています。

以上、終わり。

全員正解できるまで帰れまてん

理科や社会のテストの前、全員で問題をひたすら解く勉強をしています。
題して、全員解けるまで帰れまてん。

全員が問題を解けないと、振り出しに戻って最初からやり直しです。
何度も何度も問題を解くので結果として覚えるかなと。
子供たちはゲーム感覚のものが大好きなので、ふつうに練習問題を解くよりも熱が入りました。

明るい子たちで、ノリもいいので、
お互いに応援し合いながら、
みんながクリアできたときは「やった!」「イエイ」と大盛り上がり。
で、スッキリさようなら。

ふだんの、ふつうの学習がちょっとした設定で楽しくなるところがいいなと思っています。

2011年10月6日木曜日

みんな遊び


この写真は、5日に遊び係の企画で行った「風船おみこし」というゲームの様子です。
二つの風船を新聞紙で作ったおみこしに乗せてリレーします。
写真は、ちょっと難しくしておこなった時のものなので、新聞紙は使っていません。

クラスを二つに分けてチーム対抗戦を行い、大いに盛り上がりました。
勝ったチームだけでなく、負けたチームも「楽しかった!」と言っていたので、
大成功でしょう。

遊び係は、今回のゲームの前にも中休みに、「しっぽとりオニ」を企画してくれました。
普段よく遊んでいる鬼ごっことは少し違って、とてもおもしろかったです。
自分はあちこち走り回って、へとへとでしたが…。

みんなが楽しく遊べるように、遊び係は、いろいろと準備をしてくれています。
図書館で遊びを探したり、休み時間や朝登校してから準備を進めたり。
みんなのために頑張る姿をたくさん目にしました。
そんな影ながらの努力があるからこそ、みんなが楽しく遊べるのだと思います。
とってもうれしいですね。

そして、自分達で遊びを企画し、運営するというように
子供たちが先生から独り立ちしていく様子が何よりもうれしく感じています。
いろいろな考え方があると思いますが、
学校は、子供たちがいろいろと学ぶ中で、最後は先生無しで何でもできるようになるための場だと考えています。
勉強するにも、遊ぶにも、問題を解決するにもです。

自分達で約束を決めて遊ぶというのは、そのためのすごく大事な一歩だと考えています。
そんな思いがあるので、今回の遊び係の活動の様子はとってもうれしく見ていました。
見所のある子たちだと思います。

以上、終わり。

2011年10月5日水曜日

今日のお説教

「一回で聞きなさい」
一度説明をしたことを後から何度も聞き返す子がいます。
友達がした質問と同じ質問をする子がいます。
そういった子には繰り返して説明をしないことにしています。
話をしっかりと聞くこと。
人との関わりの中で、もっとも大切なことです。

以上、終わり。

2011年10月4日火曜日

日曜日のこと

日曜日、午後から中学校の文化祭を覗いて来ました。
午前中は、上の娘のプールがあったので、午後から。

はじめに行ったのは、北中。
玄関を入るとすぐに、教え子の男の子たちに遭遇。
で、聞くと、もう一年生の出番は終わったとか。
プログラムを見せてもらうと、確かに、一年生は午前中で終了みたい。
…、残念。
仕方が無いので、展示を見てから、吹奏楽部の演奏を聞きに、体育館へ。
吹奏楽部にも教え子が何人かいるので。
体育館では、発表の前に、何人か教え子の顔を確認できたので、これは、ラッキー。
でも、もう少し、早く行っとけばよかったのか…。
まあ、これも自分の選択なので、あきらめよう。
発表が終わったら、下の子が寝てしまったので、次の学校へ移動。

次は、花中。
花中は、玄関を入ったら、プログラムが置いてあったので、早速見てみると、
ああ、こっちも1年生は午前中で終了。
ガーン…。
まあ、中1生のポジションはそうだからしかたが無い。
体育館ではすでに、中3の合唱が始まっていたので、
子供たちの顔を見ることもなく、展示だけを見て帰りました。
金曜日にたまたま、学校の駐車場でUさんとSさんと会っていたので、
顔を見たかったのですが、また別の機会ということで。

そうそう、北中では、せっかく手紙をくれたSさんに会えなかったことが、
心残りです。
ハガキでも書いてお詫びをすることにしようと思います。
そうだ、新しいくいただいたハンコを押すことにしますよ。
待っててね。

今日のお説教

「恥を知りなさい」教室で子供たちにお説教をしました。

家庭学習・発表・テスト・掃除、いろいろと頑張っている子供たちです。
四月と比べて成長を実感することも多いこの頃ですが、よくない点が一つ。
それは、けじめの無さです。

授業中の私語をがまんする。先生の話は、一度できちんと聞く。
何をすべきかを考えて、けじめをつけられる。
三年生の子供たちには、当たり前にできて欲しい態度です。
これができないのは、とても恥ずかしいことですし、恥ずかしいと思えるようにならなくてはいけません。
誰かに注意を受けなくても、自分で恥ずかしいと気づけるように成長してくれることを期待しています。

というようなお説教をしました。
ところが、どうも子供たち、「わかった」という顔をしていません。
そこで、「ところで『恥』って何かわかっている?」とたずねました。
子供たち、「わかりません」と返事をします。
ああ、そうか。そこからか…、と恥について少しくだいて説明してから、
(顔にソースとか食べかす付けたまま外を歩いたら恥ずかしいでしょ。そんな人に見せられないことや見られたくないなと思うことが恥だよ。みたいな説明をしました)

もう一度、
「いいかい、けじめの無さや話を聞けない態度は、恥と知るんだよ。」とまとめました。

こんな話を子供たちにしながら、「恥を知る」って大人でも大切だなとか考えていました。
以上、終わり。

2011年10月1日土曜日

第35回教師力BRUSH-UPセミナー

第35回教師力BRUSH-UPセミナー

□■□第35回教師力BRUSH-UPセミナー□■□

「特別支援教育を考える」

特別支援教育を学ぶ
特別支援教育から学ぶ

今回のブラッシュアップセミナーは
特別支援教育を本気で考えます。

日 時:平成23年10月22日(土)
9時15分より

場 所:札幌白石区民センター

参加費:3000円

申し込み先:札幌市立厚別通小学校 大野睦仁
hugtheluv@gmail.com まで
ご連絡を下さい。

詳細なチラシはこちらから。
https://docs.google.com/viewer?a=v&pid=explorer&chrome=true&srcid=0B6WdcXVpfz7OOWUwOWI1Y2QtY2YwYy00ZjM5LWFmZWEtNjMyYzRhYzMzNTI5&hl=en_US


9:05~9:15 受付・開会セレモニー

9:15~10:00
「特別支援から学ぶ『教材教具を作る視点』」
北海道紋別養護学校 湯藤瑞代

10:00~10:45
「特別支援が大事にしてきた子供を活かす授
業づくり」 砂川市立砂川中学校 平山雅一

10:45~11:00 休憩

11:00~11:45
「特別支援が大事にしてきた子供を活かす学
級づくり」 留萌市立東光小学校 梶 倫之

13:30~14:15
「特別支援における保護者対応」
北海道鷹栖養護学校 桑原 賢

14:15~15:00
「私の視点~今気になっているコト・モノ・
ヒト」
聞き手 札幌市立厚別通小学校 大野睦仁
回答者 湯藤瑞代 平山雅一
梶 倫之 桑原 賢

15:15~16:45
「学びのシェアリング」ファシリテーター
札幌市立北白石中学校 堀 裕嗣

16:45~  閉会セレモニー

2011年9月30日金曜日

でも…

すぐに調子にのったり、
おしゃべりをしてしまったり、
けじめをつけられなかたりはよくないところ。

何をする時間か、何をしなければならないか。
自分で考えて、できるようになってほしい。
自律心が大切。

最近の教室

家庭学習の習慣が定着してきた。
最低でも漢字1ページはどの子もやっている。
3ページ以上の子も3分の1くらい。
漢字+その他の教科(算数など)という子も多い。

授業中の発表が多い。
一時間に一度も手を挙げない子はいないように思う。(多分…)
手のあげ方も天井を突き刺すようにまっすぐ。

ノートの取り方が以前よりも丁寧になってきた。
文字をマスにていねいに書いたり、
ところどころにイラストを入れる工夫をしたり。
授業のふり返りとして書く学習作文も長く、
内容を充実させられるようになりつつある。

掃除の仕方が上手になってきた。
無言清掃がようやく身につきつつある。
だまって、工夫して掃除をできるようになりつつある。
ガヤガヤとうるさい掃除、ダラダラと長い掃除は卒業。

テストで100点をとるように最後まで見直しをしたり、
そのための準備をしたりができる子が増えてきた。
どのくらいの努力をすると100点がとれるか、
100点をとることにこだわってがんばれる。
何事も本気になってがんばれるのは大事なこと。

2011年9月28日水曜日

ちょっとしたこと

工場見学の後、家で食べている米を調べてきた子。
社会科のノートに、上手な買い物のしかたで裏面を見ると書いていた子。
こんなちょっとしたことがうれしく感じます。

社会見学

■社会見学に行ってきました。さわやかな秋晴れのそれの下、川の博物館・ホクレンパールライス工場・砂丘の風資料館・石狩川河口の四ヶ所の見学でした。
■ボリュームいっぱいの内容でしたので、最後は、少し疲れ気味な子供たちでしたが、学校へ戻ると元気いっぱいでした。
■石狩もけっこう長いので、子供たちに伝えたいこと、教えたい場所もたくさんあります。子供たち、意外と自分達の住んでいる町について知らないものです。
■来週は、再び川の博物館へ出かけ、弁天丸に乗船します。茨戸川の自然観察を船の上から行う予定です。子供たちには石狩についてもっと詳しくなってほしいと思っています。

追伸
社会見学や遠足で子供たちから、たくさんおやつをもらいました。
余った分は、うちの娘が喜んで食べていましたよ!

2011年9月21日水曜日

漢字テスト

昨日、漢字テストをやりました。
50題のテストです。
先週から範囲を予告し、練習もさせてきました。

100点をとった子の家庭学習量がやはり素晴らしい。
50の漢字を覚えて書けるようになるためには、それなりの練習量が必要です。
その辺に気づきはじめた子はぐっと伸びています。

テストの点がどうこうというのは、小さなことです。
(決して、何の意味もないというわけではありませんが・・・)
それよりも、漢字を覚えるためにはどれくらいの量の努力が必要かに気づいて、
実行に移せる力をつけることがとても大切です。

何が何でも100点をとってやる!、という気合と、
最後までやり遂げる!、という根性が大事です。

近道は、ありません。
積み重なったノートの厚さが結果につながります。
努力だけが、自分を裏切らないのです。

と、教室で話しているのですが、もう一息かなと思っています。

2011年9月10日土曜日

金曜日

金曜日の社会科で生協へ見学学習に出かけました。
「買い物」の学習の一環です。
教室にもどってきて四時間目、見学のふり返りを書かせました。

子供たちの作文を読んでいて、「作文の型」の定着を感じうれしく思いました。

はじめ
なか
まとめ
むすび

繰り返し指導中なので、指導の効果が現れてきていることが良い感じ。

「まず」「次に」「最後に」
とか
「一つ目は、」「二つ目は、」
といったつなぎの言葉を自然と使えることも大切なことです。

もちろん、まだまだの子も多いが、今後が楽しみに思えます。
来週、見学の結果をレポート作文でまとめようと考えています。
今が指導の入れかなと思います。

2011年8月3日水曜日

BRUSH-UPセミナー終了

8月1日−2日 第7回教師力BRUSH-UPセミナー終了。
二日間共に出られるのは何だか久しぶりの感じです。
中身の濃い二日間を過ごすことができました。
「話を聞いて」よりも「自分で考えて」の中にたくさんの発見がありました。
「考える」こと「実際にやってみる」ことの大事さを実感。

追伸
二日間とも、帰りに北24条のセブンイレブンで去年の教え子に会いました。
部活の試合だったそうです。
がんばっている姿を見られて、研修で疲れた体と心にエネルギーをもらいました!

2011年7月23日土曜日

漢字テスト

昨日、漢字テストを行いました。
夏休み前のまとめとして行う五〇問のテストです。
前の週から範囲の予告を行い、練習をさせてきたので、
よく書けている子が多かったです。
平均点88点でした。(あと少しで90点おしい!)

ちょっと、嬉しいエピソード。
普段、字の雑な、作文を書かせてもひらがなばかりのH君。
テストには、時間いっぱいまで一生懸命に取り組んでいました。
最後まで書き終わって、私のところに持って来たとき、
「先生、コレ(漢字テストのこと)、きたかも(イイ点数がとれそうということ)!」
と言います。
書かれている漢字はどれも丁寧な文字でしっかりと書けています。
「よし、どれどれ」
早速、目の前で採点してみました。
すると、なんと、間違いが一問だけ!
「おおっ!、これは、やばいね(素晴らしいねということ)!」
ニヤニヤと嬉しそうなH君。
漢字の読み書きが苦手で、教科書にもふりがなを付けることが多い彼ですが、
きっとたくさん練習したのでしょう。
こういう瞬間に出逢えることがこの仕事をしていて一番、嬉しいことです。

授業のこと

仕事で一番、楽しいのが授業をしている時間です。
教師の仕事でもっとも多くの時間は、授業をして過ごすのですから、
この時間が嫌いだったら、終わってます。(苦笑)

休み時間とか、放課後とか子供たちと遊んだり、おしゃべりしたりも
もちろん好きなんですが、
やっぱり授業で盛り上がったり、できなかったことができるようになったり。
そんな瞬間を間近でみられる時間が大好きです。

夏休み前、いろいろな教科で授業のふり返り(学んだことやできるようになったこと、楽しかったことなどを書かせています)で、前向きに授業の感想を書く子が多くてとてもうれしいです。
やる気が出ます。

2011年7月17日日曜日

7月15日のこと その2


3時間目と4時間目は総合的な学習の時間。
国際理解をテーマに行ってきた学習の終盤戦。
世界の国や地域をモビールにする授業。
学習活動のねらいは、モビールの作成を通して、世界の国や地域のおよその形や大きさに興味を持つこと。
みんな大きくて書きやすいからとロシアを写していましたが、
いざモビールにする時になってロシアの大きさとバランスがとれるようにその他の国を組み合わせるのに結構、苦労していました。
ちょっと失敗は、うちのクラスは国境を大きく切ってもいいことにしたのですが、
国境をキレイにがんばって切った方ができあがりはずっと良くなるということ。
隣のクラスのを見て、失敗した、と思いましたが、まあしかたがない。
次回(あるのか?)、この経験を生かすことにします。

ちなみに、ここまでの国際理解の授業、こんな感じで、進んできました。

1,地図を描けるかな…1時間
<ねらい>これから行う国際理解の学習に見通しを持つ
・知っている外国の国を挙げてみよう
・日本地図を描けるかな
・世界地図を描けるかな
・身の回りの「外国」を探してみよう
・ふり返り

2,世界地図を見てみよう…1時間
<ねらい>世界の中の日本の位置と世界の主な国と地域の広がりを知る
・世界地図の中の日本
・世界にはどんなものがあるのかな
(一番高い山、一番長い川など)
・世界にはいくつの国があるのだろう
・国旗を知っているかな
・ふり返り

3,世界の国旗…1時間
<ねらい>国旗を通して世界の国々へ興味を持つ
・国旗カルタをつくろう
・国旗の由来を知ろう
(日本の国旗、世界の国旗 ※主な物を5つくらい)
・国旗カルタで遊ぼう
・ふり返り

4,地球儀学習…1時間
<ねらい>地球儀を使い、世界の国々の位置関係や緯度と経度、時差や季節の違いなどに興味を持つ
・地球儀を見てみよう
・南半球と北半球、緯線と経線
・暑い国と寒い国
・時差、季節の違い
・ふり返り

5,外国の遊び体験…2時間 ※うち一時間は夏休み前に実施
<ねらい>外国の遊びを通して他の国々へ興味を持つ
・外国の遊びや文化を体験してみよう
・ふり返り

6,モビールを作ろう…3時間
<ねらい>モビールの作成を通して、世界の国や地域のおよその形や大きさに興味を持つ
・世界地図から国を写し取ろう
・モビールを作ろう
・ふり返り

で、この後は、次の活動に進む予定です。
これは、夏休み後のはなし。
○外国の国を紹介しよう(クイズ作り、ポスター作り)…6時間
<ねらい>学んだことを自分なりの方法で表現する

2011年7月16日土曜日

7月15日のこと その1

午前中は社会、算数、総合。
午後から研究会(札幌市立羊丘小学校)に出かけました。

午前中の学習では、社会科で「黙ってやる活動」「思いを伝える活動」にメリハリをつけるように指導。
学習活動には、それぞれに「ねらい」があります。
何のためにやっているのかを考えさせて、徹底させました。
今年は意識して引き締めるようにしています。
引き締め忘れることもありますが…(苦笑)。
子供たち、活発に真剣にやってくれました。

算数のテストは、あまりのあるわり算。
あまり無しのわり算から単元を入れ替えて、
引き続きで行うことにしました。
あまり無しのわり算の平均点が、144点。
今回のあまりのあるわり算の平均点が、140点でした。
なかなかよかったと思います。
計算は、ほとんどの子が大丈夫。
課題は、文章題であまりを切り上げる場合と、切り捨てる場合の区別をつけられるようにというところです。
火曜日、テストを返した時に考えさせてみようと思っています。
大切なところですから。
今年は、校内研究で算数の時間に「ふりかえり」を文章で記述しましょうという取り組みを行っています。
テスト後に記述させたふり返りを紹介します。

■あまりのあるわり算は、少しむずかしかったです。一つ目は、九九で、わり算のわられる数よりも、すくないわる数字で九九をしていきます。たとえば、、32÷6の計算だったら、6の段で、32の答えよりも少ない答えをさがすところです。二つ目は、答えをさがしたら、あまりのところです。なので、わたしは、あまりのあるわり算が、むずかしかったです。(A)

■わたしは、あまりのあるわり算が、むずかしかったです。理由は二つあります。一つ目は、わり算の計算をする時に、かけ算を、パッと出せないので、おそくなり、あまりを出す時がとくに、おそくなることです。二つ目は、かけ算を言っていく時に、数字が大きい方に答えを出しちゃうからです。前に出る人の答えを見たりすることもあるから気をつけます。これからは、パッと答えが出るようかけ算を、おぼえるように、がんばります。そして、次のべん強に入っても、やり方をわすれないよう、次のべん強もがんばります。(K)

■わり算がよくわかった。一つ目は、先生がすごくきびしくてめんどうくさかったけど、だけどきびしい方がわかってきて、どんどんきびしくされた方がいいと思った。二つ目は、そのままやっていたら、計算もはやくなってきて、やっぱりきびしい方が成長するのだと思った。だからよくできたんだと思う。夏休み明けのべん強もがんばる。ぜったいに!!(S)

ふり返りは、学習の履歴として大切だし、書くことで自分自身の学びをモニターする効果的な方法だと思っています。
今回のふり返りを見ていてもそう確信しています。
10分~15分くらいの時間だったら、文句も言わずに黙って鉛筆を走らせる子供たちです。
何をどうやって書くか、といった指導と合わせて一年を通して書かそうと思います。

2011年7月13日水曜日

はいく

夏休み 虫がわいわい 出てくるよ(萌)
冬休み 雪まつりで にこにこだ(拓登)
夏休み 石狩の社長 生きていた(奏人)
夏休み みんなわらって うれしいな(桃子)
夏休み ワクワクするよ 楽しみだ(悠衣)
夏休み 長い夏だよ 遊ぶべし(歳景)
夏休み 風鈴の音を 聞きながら(宝奈)
夏休み みんなわらって プール行く(和鷹)
夏休み 海に行ったら 泳ぐかな(佑真)
夏休み お祭り行って ぼんおどり(麗)
夏休み クワガタとりに 行こうかな(希一)
暑い日も すずしさはこぶ 風鈴よ(明依)
夏休み 空にいっぱい 花火だね(楓)
きれいだな 風鈴ねいろ 夏の音(颯太)
育つかな お店で買った 金魚さん(悠生)
雪だるま 冬になったら 食べちゃうぞ(清美)
春休み 虫が出てくる 虫取りだ(萌未)
夏休み 楽しいプール 行きたいな(光)
夏休み スイカを食べて 楽しそう(理紗)
夏が来た 虫の声がね すずしいよ(茉侑)
夏休み ラジオ体操 行くのやだ(陽基)
夏休み ねむたい朝だ まだねるよ(愛華)
夏休み ゆらゆら動く ふうりんや(響希)
夏休み 花火ができて 楽しいや(未来)
夏休み 海水浴だ いざすすめ(諒祐)

2011年7月11日月曜日

2011年7月5日火曜日

総合 世界に目を向ける


■総合的な学習の時間に「世界に目を向ける」をテーマとした学習を行っています。これまで世界地図を使ったり、国旗カルタをしたりといった学習を進めて来ました。月曜日の総合では、アメリカの大学に留学している学生さんをゲストにお迎えして、外国での暮らしや現地の友達のことなどを紹介してもらいました。

◇今日は、Iさんが、アメリカから日本に来てくれました。本当は日本生まれだけど、べん強のためにアメリカに行ったのが、とてもすごいと思いました。今井さとみさんが友だちのことをしょうかいしてくれました。ちがう国から来て、アメリカに来たのがすごいと思いました。じゃあ、このへんで『グッバイ』(K)

■学生さんの大学の友だちには、アメリカはもちろん、メキシコやエチオピア、ネパールにインドなど世界各国から来ているそうで、子供たちは地図を見ながら驚きの声をあげていました。特に、上の写真にもあるアメリカのお友だちとは、テレビ電話を使ってその場でお話もさせていただきました。日本の五時間目は現地で真夜中(午前0時半!)だったり、家の作りが違ったり(地下室がある!)などといったことをカメラを通して見せてくれ、大盛り上がりでした。その時の様子をほんの少しですが、茶話会でもお見せできると思います。

◇Iさんは、えい語がしゃべれていました。わたしは、えい語をしゃべれないので、「かっこいいなぁ」と思いました。わたしもえい語をしゃべれるようになりたいなあ。(H)

■一時間の授業の終わりには、すっかり影響されて、
「では、全員、起立!」 「イエス!」
「前へ進め!」  「イエス! グッバ~イ!」

■指示にも英語で応答する子供たちでした。こんなところから英語に興味を持つと、英語も楽しく学べるのかも知れませんね。では、グッバイ!

2011年7月2日土曜日

総合 世界に目を向ける

世界地図を描いてみようという総合のつづき。

○世界地図を見てみよう…1時間
<ねらい>世界の中の日本の位置と世界の主な国と地域の広がりを知る
・世界地図の中の日本
・世界にはどんなものがあるのかな
(一番高い山、一番長い川など)
・ふり返り

前回、何も見ないで描いた日本地図と世界地図を本物と比べてみようと学習をスタート。
本物を見せたら、「ああ~」という声。
見ると、そうそう、と思うものです。
でも、見ないで描けと言われると辛いもの。
これは、大人も同じかも知れません。
世界地図を見ながら、日本を、そして、日本の周りの国を確認して色を塗っていきます。
「一番大きな国は?」
「一番人口の多い国は?」
「先生、ブータンって国があるよ!」
子供たちは、授業で世界地図をじっくり見る機会が初めてなので興味津々。
この日は、世界で一番高い山や一番長い川、一番大きな湖なんかも確認しました。
実際に地図にそれぞれを書き込んでみると、
「先生、日本よりも長いよ!」
などということにも気づきます。
あっという間の一時間でした。


○世界の国旗…1時間
<ねらい>国旗を通して世界の国々へ興味を持つ
・国旗の由来を知ろう
(日本の国旗、世界の国旗 ※主な物を5つくらい)
・国旗カルタで遊ぼう
・ふり返り

前の時間の復習問題から初めて、国のことを勉強しようと課題提示。
世界で一番大きな国(ロシア)や一番小さな国(バチカン)を探させてから、
何カ国くらいの国があるんだろうと予想してみました。
国について興味を持ってもらってから、「ppt」で国旗をいくつか提示しながら、
国旗の由来について説明。
最後は国旗カルタをやりました。
「世界で一番早く朝が来る キリバス!」「はいっ!」
みたいな感じです。
国旗カルタをやりながら、
「だから、キリバスの国旗に太陽があるんだ!」
などというつぶやきがあり、とてもいいなと思いました。
こういうの、全体のものにしてやりたいと思いますが、
みんなカルタに夢中で…、次の課題とします。

三年生の国際理解のテーマは世界に目を向ける。
こんなところから、始めています。

追伸
国旗カルタをやった翌日、
「先生、家から国旗カルタ持ってきた!」
という子がいました。

2011年6月27日月曜日

石狩浜


石狩浜の海開きが土曜日だったので、
日曜日、娘二人と出かけてきました。
少し風がありましたが、海で泳ぐわけではないので心地よいくらいでした。
二人で仲良く(時にけんかをしながら…)砂遊びをして帰りました。

海では懐かしい人にも会えました。
まず、駐車場で若葉小の時に公務補さんに。
駐車場でお金を払うときに、何だか聞いたことのある声だと思ったら、
公務補さんでした!
「懐かしいですね。お元気ですか!?」
みたいな話をしました。

次に、海からの帰り道にあるソフトクリーム屋さんで教え子に会いました。
こっちも何だか、聞き覚えのある声だと思ったら、
「ああっ!」
って感じでした。
「久しぶりだね。元気にしてる!?」
みたいな話をしました。

娘たちも喜んでいたし、懐かしい顔にも会えて、いい休日でした。