2010年3月25日木曜日

修了式2

修了式が終わりました。
若葉小学校としての行事もこれで最後です。
若葉小学校にお世話になったのは一年間でしたが、
感慨深いものがありました。

学級では二分の一成人式。
「卒業式みたい~」子供たちはちょっと照れながらも背筋を伸ばして参加してくれました。
一年間の思い出、そして将来の夢についても真剣に語ってくれました。
ビデオをまわしておけば良かったです…。
失敗しました。

今日から学校は春休みです。
自分は今年、異動なしなので(校名は変わりますが)、まずは学級事務。
その後は新年度の準備を進めていきます。
一年間の出来事を振り返りながら、新しい一年に思いをはせるこの時期が大好きです。

追伸
昨日、欠席していた子も午後から保護者と一緒に登校し、
教室で二分の一成人証書とあゆみを手渡すことができました。
教室で直接渡すことができてホント良かった。

2010年3月24日水曜日

修了式

早いもので四年生の一年間が今日で終わります。あっという間の一年間でした。
自分の学級の通信タイトルである「ONE LOVE」はボブ・マーリーの歌からとっています。私の大好きな歌です。

One love, one heart 
(一つの愛 一つの心)
Let's get together and feel all right 
(みんなで力を合わせればきっと上手くいく)

「互いの良さを認め合い、協力し合って大きな事を成し遂げられる、四年生の子供たちにはそんな人になって欲しい」という願いを込めています。さて、願い通り子供たちは成長したでしょうか。

修了式の今日、子供たちと過ごした日々を振り返ってみると、楽しいことばかりでした。

若葉小学校最後の運動会・学習発表会。

社会見学で行った開拓の村。

望来小学校との交流では海にも行きました。

仲間と協力して制作したドラマやニュース。紅葉山小の四年生と作ったミニドラマは傑作でした。

夏休みに開いた山本塾。たくさんの参加者で休み中だということを忘れてしまいそうでした。

葉加瀬太郎さんを迎えての特別授業。みんなの心を一つに最高の音楽を作り上げました。こんな経験、最初で最後かも知れません。

毎日の授業、行事への取り組み、あらゆる瞬間が私にとってかけがえのない時間でした。転任して最初の一年間をみなさんたちと過ごせたことを心から嬉しく思います。

四月、新しい学年、仲間と新たな一歩を踏み出すみなさんに次の句を贈ります。

「浜までは海女も蓑着る時雨かな」 滝瓢水

人は、少しでも自分を愛おしみ、最後まで努力を重ねていかなければなりません。一度きりの人生です。後悔無く生きるために夢や目標に向かって一心に努力してください。日々の努力を怠らず、その時、その時の精一杯を尽くしてください。自分を育てるのは、結局、自分自身なのです。みなさんもどんな時でも自分を大切に、努力を続けられる人になってください。

子供たちは四月からいよいよ五年生です。高学年として六年生と共に双葉小学校を引っ張っていく存在になってほしいと思います。

2010年3月21日日曜日

ハンコ



この画像、私だけのハンコです。
いいでしょう♪

保護者の方が作ってくれました。
正面バージョンの他に横顔コメントバージョンもあります。
まずはうちのクラスの子たちに修了式で渡す「証書」に押しました。
教室でたくさん使わせてもらいます!!

追伸
あまりにもできがいいので、ブログなどの画像もこれに入れ替えました。
また、四月からの名刺にもこのハンコの画像が入っています。
仕上がりがとっても楽しみです!!

2010年3月20日土曜日

卒業式

昨日は卒業式がありました。
六年生は最後の学校行事。
そして、若葉小学校としても最後の卒業式です。

六年生も在校生も気持ちをしっかりと込め、良い式にしてくれました。
子供たちの大きな歌声や呼びかけが響く体育館で、
晴れやかな表情をした六年生が小学校を巣立って行きました。

四月から双葉小学校として新しい学校に生まれ変わりますが、
昨日の体育館にいた子供たちなら、きっとステキな学校にしてくれることでしょう。

真っ直ぐな目を向けて、指導でどんどん変わる素直な1,2年生。
元気さでは全校一、落ち着きもでてきた3年生。
双葉小をひっぱる高学年としての気概に満ちた4,5年生。

在校生の呼びかけを指導していて感じていたそんな期待感を
確信に変えることのできた卒業式でした。


追伸
生振小学校でも卒業式が行われ、6年生が巣立って行ったようです。
学校のサイトにアップされた卒業生の姿に式の様子が目に浮かぶようでした。
立派に成長しましたね。
来年度はいよいよ、自分が生振小で最後に担任した学年が卒業します。
どんな卒業式を迎えるのでしょう。
少し離れた場所から見守っていようと思います。

2010年3月18日木曜日

寺子屋報告集会 子供たちの感想

火曜日の寺子屋報告会について、昨日、感想を書かせました。
おやつ、ジュース以外にもいろいろと考えて、感じてくれたのだなあと、うれしくなりました。

昨日の報告会は、とても楽しかったです。楽しかったし、みんなの活動がどんなことに苦労したのか、どんなことがうれしかったのかがよくわかりました。自分の言う、児童代表の言葉は、失敗しちゃったけど、なんとかできました。みんなの報告は、すごくわかりやすかったし、一生懸命やっていたことがよくわかりました。みんなで集めた書きそんじハガキが世界の人達の役に立ってくれればいいと思います。(S)

寺子屋報告会では、はじめてクラスのみんなとおかしを食べたり、ジュースを飲んだりして楽しかったです。それに、みんな(女の子)でおやつやジュースをお皿にもったり、コップを用意したりするのも楽しかったです。手伝いをやって、楽しかったのは、はじめてでした。(F)

おかしや、ジュースを飲んだりして楽しかったです。あと、石狩ユネスコ協会の人達といろいろな話をして、楽しかったです。パーティーの終わりにU君が、「おかしやジュースを飲むのをやめてください。」、と言って、私はやめました。最後の会長さんのお話で、ユネスコの人達は、聞きながら頭を「うん、うん」とふっていて、えらいなぁと思いました。(H)

ユネスコ協会の会長さんは、石狩に戦争をさせないためにがんばっているし、読み書きのできない人達のために、書きそんじハガキを集めているのがとてもえらいと思いました。パーティーでは、Tさんに怒られたけど、たくさん笑って、食べて飲んで楽しかったです。(M)

私のグループにはS君、Fちゃん、Mちゃん、そして、石狩ユネスコ協会会長の村中さん、校長先生がいました。私は、報道チームの代表として報告もすることになりました。前に立って発表することが、すごくいやでした。でも、がんばりました。校長先生や村中さん、Mちゃん、Fちゃん、S君と、おやつやジュースでかんぱいをして、すごく楽しかったです。村中さんとは、歴史の話をしました。お城は、なぜ、大きいのかを話しました。校長先生とは、どんなニュースを作ろうと思ったか、とかたくさんの話をしました。村中さんは、実は、お母さんが紅葉山小の時の先生でした。(T)

2010年3月17日水曜日

ユネスコ報告集会

昨日、石狩ユネスコ協会の皆様に来校いただき、
書きそんじハガキ贈呈式、寺子屋報告会を実施しました。

少し改まった会にしようと子供たちと計画し、先週から準備してきました。
昨日もお昼休み返上で女の子達が会場作りのボランティアを担当してくれました。

一時間弱と少々長めでしたが、校長先生や石狩ユネスコの会長さんのお話、
石狩ユネスコ協会のみなさんとのふれあいの中で子供たちはまた一つ良い学びができたようでした。
校長先生や会長さんが自分たちだけのために話してくれるというのも何か特別な感じがして、
子供たちは嬉しかったようです。
顔つきが違いました!

教室の友達・校内の児童、教職員・保護者・地域のみなさん・日本全国の仲間達・そしてカンボジアの人々。
たくさんの人達とのつながりの中に自分が存在しているのだということ、
そうしたつながりの中で成長しているのだということを、
子供たちには感じてほしいなと考えながらこれまで活動させてきました。
昨日の様子を見て、少しは伝わったかなと感じています。


追伸
平成18年、生振小を卒業させた子供たちから高校の合格の連絡が届き始めました。
その中には、「高校でユネスコ活動に参加しようと思っています。」という子もいました。
石狩ユネスコさんで面倒をみていただけそうな様子です。
小学校での学びが途切れることなく続いていることにうれしく思いました。
ずっと教え子と一緒に授業をするのが夢でしたが、その実現も近そうな予感がします!

イラスト版からだに障害のある人へのサポート発刊



自分が出版に関わらせてもらっている本が発刊されました。
手探りで、いろいろと教えていただきながらの原稿作成でした。
自分にとってもたいへん学びの多い仕事でしたし、
できあがった本は入門編の図書として価値ある本となっていると思います。
Amazon.co.jpで購入することもできるようです。
興味のある方はぜひご覧になってみて下さい。

『イラスト版からだに障害のある人へのサポート
―子どもとマスターする40のボランティア』
北海道生活科総合的な学習教育連盟ネット研究会 (著), 横藤 雅人 (編集)
定価 1600円+税(1680円)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4772604596/fc2blog06-22/ref=nosim/

2010年3月13日土曜日

筆談作文

1、筆談作文
▼みなさんは「筆談」の経験はありますか?文字だけでの会話は不自由さもありますが、普通の会話には無い楽しさもあります。国語の時間に教師の設定したテーマに沿って子供たちに筆談をしてもらいました。まずは「好きな動物」についてです。

A 好きな動物は?
B ねこだけど、Aさんは?
A 犬だよ。なんで好きなの?
B 家で飼ってるし、カワイイから。
A 家で飼ってるんだね。
B うん。
A Aはなぜ犬が好きかというとカワイイから。
B そうなんだ。なら、食べ物で好きなのは?
A ハンバーグだよ。Bは?
B え~と。マンゴーとかポテトとか。
A あっ、ポテトいいね。
B そうでしょ。
A うん。
B じゃあ、あとは…。
A おすしかな。Bは?
B 同じ。
A ほんと!!
B うん。
A 好きな教科は?
B 図工。
A いっしょ!!

▼「しゃべり」は禁止なので教室はシーンと静かですが、あちこちからクスクス笑いが聞こえる楽しい雰囲気の活動でした。もう一つ「来年の双葉小学校」についても筆談してもらいました。

C 来年の双葉小についてどう思う?
D えー。少し、嫌だけど…。まあ、いいかな!
C どっちでもいいかな。
D へー。うるさくなりそうだけど…いいの?
C できれば静かなクラスがいいな。
D 私も! 自分もうるさいけど、なんか嫌!
C 少しはふざけてもいいんじゃないかな?
D それって誰のこと? でも、静かなタイプだよね(C)。
C うーん。 Sとか?
D どういうこと?
C それってだれのことって聞いてるから。

E 来年の双葉小についてどう思う?
F あたらしい学校はいいと思う!
E 俺、無理ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。
F なんで?
E 今のままがいいから。
F クラス替えがあるからいいじゃん!
E なんにもいくない!
F いいしょ。クラス一組しかないから!!
E 二組チャ!
F 友達いっぱいできるじゃん!
E これだけで十分チャ。
F 多い方がいいじゃん。
E 多すぎてもいやチャ。
F スター軍団とちがうクラスがいいなぁ。
E 関係ないチャ。


▼この活動をさせて、どの子供も普通の会話よりも発言数が多かったり、ずばりと核心をつく質問していたりといったところが不思議でした。「口」じゃないから言いやすいし、言える、ということもあるのかも知れません。またやってみたいなと思います。

2010年3月9日火曜日

作文の授業のこと

最近好きなのは作文の授業です。

子供たちにテーマを与えて作文を書かせて、もってこさせる。
添削をして、またもってこさせる。
一斉指導の後の一人一人と対話しながら作文を仕上げる段階が好きです。

子供たちにとっては教師が壁となって立ちはだかっているので、嫌かも知れませんが。
子供たち一人一人の学びの様子や成長が一文、一文に感じられるのです。

これまで作文と言えば頭を抱えて鉛筆がちっとも動かなかった子が、自分なりの文章を書いてもってくる。
教師からの朱書きがまったく必要のないくらいの文章を仕上げてくる。
壁を突破したときの嬉しそうな笑顔!
こんな姿をすぐそばで見ていられるのがなんとも楽しいのです。

昨日、授業中に作文が書き上がらない子供が数名いました。
その子たちは、「居残りはかわいそうだからとりあえず書ければいいよ…」
などという優しい配慮の全く無い教師のもと、放課後の教室に残って作品を提出させました。
余計な音の無い、集中した空気の中、一生懸命に作文を仕上げました。
私の「OK」をもらって帰るときの「先生、さようなら!」の嬉しそうなことといったら!
先生はその声をまた聞きたいから、また作文を書いてもらうことにします。

2010年3月7日日曜日

Cypress Hill



Cypress Hill、好きです。
ロックばかり聴いていたころに聴き始めました。
ヒップホップの中でもロックよりのアプローチをしているところに惹かれました。
今聴いてもやっぱりかっこいいなと思います。
ウッドストック 1994でのライブもかっこよかった!
四月にスヌープのレーベルから新作を出すみたいでそれも楽しみです。