最近好きなのは作文の授業です。
子供たちにテーマを与えて作文を書かせて、もってこさせる。
添削をして、またもってこさせる。
一斉指導の後の一人一人と対話しながら作文を仕上げる段階が好きです。
子供たちにとっては教師が壁となって立ちはだかっているので、嫌かも知れませんが。
子供たち一人一人の学びの様子や成長が一文、一文に感じられるのです。
これまで作文と言えば頭を抱えて鉛筆がちっとも動かなかった子が、自分なりの文章を書いてもってくる。
教師からの朱書きがまったく必要のないくらいの文章を仕上げてくる。
壁を突破したときの嬉しそうな笑顔!
こんな姿をすぐそばで見ていられるのがなんとも楽しいのです。
昨日、授業中に作文が書き上がらない子供が数名いました。
その子たちは、「居残りはかわいそうだからとりあえず書ければいいよ…」
などという優しい配慮の全く無い教師のもと、放課後の教室に残って作品を提出させました。
余計な音の無い、集中した空気の中、一生懸命に作文を仕上げました。
私の「OK」をもらって帰るときの「先生、さようなら!」の嬉しそうなことといったら!
先生はその声をまた聞きたいから、また作文を書いてもらうことにします。
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