2015年12月30日水曜日

初等教育資料 平成28年1月号のこと

昨日、初等教育資料が届きました。
特集1が「低学年の子供の発達と教育活動」です。
早速頁を開くと最初に目に入ってきたのが嶋野道弘先生。
とてもあたたかで心地の良い文章でした。
あらためて生活科の良さや大切さを考えさせられました。

・生活科における活動は日常生活とつながっていることが大切
・日常生活において必ずしも意識されていない知的な活動を自覚化する
・低学年の子供の学習は情緒的な体験を伴って成立している
・体験とは、能動的な活動と、諸感覚による感受と、情緒の集積である
・働く地域の大人との交流は、社会への扉であり、夢や憧れをもつ機会でもある

生活科についての文章でしたが、いくつか取り出したところなんか、他の学年でも大事にしたい考え方だと思います。
今年度、自分が担外にいて、1年から6年まで見ているので余計にそう思うのかも知れません。
いつか実践に生かしたいと思いながらメモをいくつもとりました。

2015年12月29日火曜日

デジカメのこと

 修理に出していたデジカメが戻りました。クールピクスP310(写真がそれ)です。さすがに快適!修理に出して良かったです。実は、ここまでには紆余曲折がありました…(涙)。


 このデジカメは主に学校用として使っていました。かなり前にバッテリーの蓋のとこのツメが折れて以来、きちんと蓋が閉まらず、使用中に不意にシャッターがおりなくなることがありました。(どうもこのツメの折れやすさはかなりの数のユーザーを悩ませてるようです)
 だましだまし使っていたものの、11月に入ってさすがに使えないレベルになってきたので(強く押さえないと蓋が浮いて電源が入らない)、どうしようかと悩みました。選択肢は二つで、一つが修理。もう一つが新しいコンデジを買うことです。
 新しいものを買うと言ってもそんなに高い物は買えません(機能的にもそんなに高級なものは必要ないです)。修理に出すと1万2000円ほどかかります。悩んだ結果、安いデジカメを購入することにしました(新しいのが欲しいと言う欲も若干ありました(笑))。
 安いと言っても最近のは性能がいいだろう、と思っていましたが、これが間違いでした(欲を出しちゃダメです…)。買ったのは某有名メーカーので、それなりに評判も良かったやつなのですが、今まで普通に撮れていたシチュエーションで思い通りに撮れません(ぶれたり、写真が暗かったり)。
 このストレスフルな状況に耐えられず、結局、修理を依頼しました。本体にもゆがみが出ていたようで、前側カバーを取り替えるということです。結構な大事だったのだと思いつつ、戻りを待っていました。
 で、もどったのが写真のカメラ。さすがに快適!蓋もしっかり閉まるし、何より思ったように撮れることが素晴らしい。レンズの明るさでこんなに違うのか、と再確認しています。
 せっかく修理したデジカメです。大事にしようと思います。

2015年12月26日土曜日

牛角フィロソフィー

 焼肉チェーン牛角の「牛角フィロソフィー」に共感しました。
「情熱を持って」「誰にも負けない努力」「常に最高の結果を求める」などの10の項目があるのですが、その一番最初に掲げられているのが「誠実である」の言葉です。
 こういうのって、ともすると前のめりで押しつけがましいものになりがちですが、「誠実」が最初に来ると相手への思いやりの心を第一に考えられるような気がします。
 学級目標でも一緒な気がしています。一人一人に力を伸ばすことや学級として高まることはもちろんですが、他人の喜びを自分のものとできるような「利他」の心を育てたいなと思います。個人的にはこれが第一に来ます。
 あともう一つ、大事な言葉だなと思ったのが「謙虚にして驕らず」です。うまく行ってる時ほど必要な言葉だと思いました。
 牛角いいね。年末年始のどこかで行こう。

2015年12月10日木曜日

ノートの中のイラスト(+吹き出し)の効果

 子どものノートを点検していてイラストの効果について考えさせられました。
 課題は見開きで単元の学習(自動車工業)をノートにまとめることです。
学習した中から大事なポイントを整理すること(それを考えること)が目的です。中身さえしっかりと入っていれば合格です。
 そんな中、内容についての驚きや感想をちょっとしたイラストに吹き出しをつけて書いている子がたくさんいます。
 パッと見て面白くていいなとか。アイキャッチの効果があるなとか思っていました。
 でも、それ以上に、その時の自分(子どもたち自身)の感情とセットでノートを作っていくことで、より記憶に残すことができるのではないか、と考えさせられました。
 普段の生活の中でも「うれしい」「楽しい」「悲しい」「怒っている」などの感情とセットになった出来事は記憶によく残っています。
 学習もそれと一緒で感情とセットになることで、より確かに定着するものじゃないかなと。それにイラストと吹き出しのコメント(その子自身の感じていること)が効果的なんじゃないかと。そういうことを考えさせてくれた子どもたちの社会科のノートに感謝です。



2015年12月6日日曜日

トンネルで

 家に帰った二人は「トンネル」で秘密基地作り。子供は狭いところや隠れ家が大好き。自分たちでいろいろ設定を考えて遊んでいます。昨日の設定は「お城」だそうです。
 僕が入ってイタズラをしたら「いやー、やめて!」と怒られ、「ガチャン」と鍵をかけられて(真似ですが)しまいました。
 怒っている彼らよりも鍵ときたことにビックリ。いろいろ考えているんだなと感じました。イタズラはほどほどにすることにします。鍵で閉め出されるので。(笑)


長男の発表会

 昨日は、長男の保育園の学習発表会でした。去年はピクリともせず。今年の運動会も「オレは踊らない。」そう宣言し、実行。
発表会についても「歌わない。」「踊らない。」そんな風に言ってました。
 金曜日に二女の個人懇談だったのですが、担任の先生とも二女の話もそこそこにフリーズする長男の話を。
「ビデオ持っていっても静止画しかとれなそう何ですよね。」
「いやいや、うちもそうだったから、本番でなんとかなるかも知れませんよ。」
 さて、本番。どうかな~と思っていましたが、歌ってました!(おどりはびみょーでしたが)保育園の行き帰りに歌の練習をしたり、家で二女と歌ったり、少しずつ慣らしてきた成果がでました。踊りまではたどり着けませんでしたが。(苦笑)



 上の二人ではまったく考えなかった苦労です。兄弟でもみんな違うものです。せっかく動いたので、DVDにしておじいちゃんたちに送ろうと思います。

2015年12月5日土曜日

男の子は美人が好き

 うちの長男のことです。
 3歳の息子は歯医者に通っています。3歳で虫歯を作ってしまって親としては失敗したとかなり後悔しているわけなのですが、そうは言っても放置できません。
 当たり前ですが、はじめて歯医者に行ったときも「嫌だ」と口を開けることはもちろん、診察台に乗ることも拒否しました。「道具で遊びながら徐々に慣らしましょう」そんなことを先生とは話していました。
 二女の時も一か月くらい練習期間があったので、「しょうがないか…」と諦めていた2回目。なんと、彼は口を大きく開け、きちんと診察を受けてくれたのです。その理由は…。
 美人の歯科衛生士さんが担当になったから!「口を開けられるかな?」「はい!」前回とは明らかに異なる態度です。そうそう、キミは男の子だったね。美しい人には弱いよね。お父さんは、わかるよ。そんなことを思ったのでした。
 昨日、歯医者の日だったのですが、担当がそのお姉さんだったので、ふと思い出しました。もちろん、昨日もとってもいい子で治療を受けています。本人にそのことを言うと照れるようになったので黙っていますが(笑)。

授業中のメモについて(社会科)

 五年生との工業の学習も残りわずかとなりました。昨日は、「今、どんな自動車が求められているか」を考える授業です。乗る人のことを考えたり、環境への負荷を減らすことを考えたりした工夫が取り入れられていることを授業しました。
 ほぼ全ての子が教科書を読んでくる(予習として)ようになりましたし、ノートにもたくさんの気付きをメモできるようになりました。もう思い残すことはありません(笑)。
 昨日の授業で書かせたまとめをチェックしているときに目に留まったメモが写真です。



 授業中に何気なく話しているけど、実は大事なポイントをさっとノートに書き留めています。こういう力(それをしようとする態度)が実は大事だと思います。ここってポイントだよ、そんなことも授業で伝えたいですね。教科内容はもちろん、学び方も指導したいと考えています。


2015年12月4日金曜日

ICT活用のこと(書画カメラ用の「書きこみシート」)

 学校で教育同人社の「書きこみシート」を買ってもらいました。「こんなのあるんですよね。使いやすそうなんですけど。」そんな話をすると、「いいですよ。買いましょう!」即決してくれるうちに事務の先生(佐○さん)!うちの学校がもっているのはあなたのお陰です!!
 TTで入った時などに早速、使っている先生方を見て、自分も使いたいなと思っていました。
 そこで、今週、6年生の補欠に入るチャンスがあったので、使ってみました。写真は図工です。
 板書でも説明した彫りについて、児童の版画版を「書きこみシート」に挟み、ホワイトボードマーカーで矢印を書きこみます。
黒板で説明していることを実物で示すことでより伝わるのではと考えました。書画カメラの機能を使えば、静止画をテレビに残すこともできます。作業中に確認ができるのがいいなと思いました。
 教室のICT機器で最も使いやすいのが書画カメラです。ボタンひとつでサッと使えるのがいいところです。これまでも透明のシートをかぶせるなどして同様のことができるように工夫している先生もいました。それを全教室ですぐ使えるように準備しておくことでさらに活用が進むんじゃないかと思っています。
 昨日は事務の先生にお願いしていたイレーザー付きのホワイトボード用マーカー(赤(文字や数字が書きやすい細いやつ)・青・黒)も届いたので、全学級に配りました。わざわざ探さなくても常時ある、というのが活用を促進するポイントだと思います。しかもイレーザー付きが便利!さすが佐○さん!

追伸
 さらに、このシートは鉛筆や赤鉛筆でも書けるという利点が!どんどん使って、子供たちにわかりやすい授業ができるといいなと思います。「子供のため」というのが最も大切な視点です。


2015年12月3日木曜日

逃げるもんね


夕食後のお絵かき遊びの写真です。
丸いのは下の子(3歳)が描いた魚だそうです。
かわいいのかくな、と思いました。
じゃあ、と私が描いたのがヘビ。
「食べちゃうぞ~」とやってたら、隣でケーキを描いていた真ん中(6歳)が「逃げるもんね~」と「→」を描き足してました。
面白いこと考えるなと思いました。
あ、「★」はヒトデです。

授業公開月間の様子から

 昨日、授業公開をしていた担任のことです。授業はテンポもよく、一時間で子どもの変容が確かにみられるよいものでした。
 授業の終りに確認した問題にも全ての子どもが正答を答えられていました。でも、本人は満足していないみたいです。
 授業は3年生の分母の同じ分数の加法の場面です。具体物をイメージさせるような問題提示から面積図を使った問題解決を行い、計算の仕方を学ばせた授業でした。子供たちは一時間、しっかりと考え、活動し、すごくいい授業でした。
 しかし、授業者本人は、全員に単位分数のイメージを理解させられていたか、という点でもっと方法があったのではないかとふり返っていました。こういうことを考えられるかどうかが、実は、授業作りのセンスの分かれ目になるのではないかと思います。
 内容だけを見ると分母は足さずに分子だけを足し算する学習です。とっても簡単に見えますし、「これはこうするんだよ。」と教師が説明してしまえば、全員ができるようになるでしょう。(時間がないときはそんなこと、してしまいがちです…)
 ですが、ここで分母が何を意味しているのかを理解させ、だから足さないんだというところまで気づかせることができれば、異分母の足し算で通分する意味(単位分数をそろえる)がもっとわかるようになるのではと思います。そのために何が必要か(具体物かコンテンツか)を考えることができるかどうかが結構、大事なポイントだと思います。
 一時間でどれだけ効率的に指導するかだけを考える教師と、教科内容を意味をとらえて、本質に迫らせようと考える教師とでは短期的には変わらないように見えても、長期的には大きく差が開くように感じます。これは、指導された子供たちも、指導する教師自身もです。
 とは言っても、限られた時間で何時間も教材研究をするなんて現実的ではありません。ただし、単元を見通して一時間一時間の授業を作る、ただそれだけでも大きく見え方が変わるのではないかと思います。単元の目標があって、本時の目標は何か。そんなことを考えていくと、自然と本質が見えてくるのではないかな、などと考えています。(見えないときもあるか…)
 余談ですが、ここで触れた担任は、公開しない前時の授業も略案をつくっていたみたいです。今年、市教研の生活科部会で授業をした隣の学校の先生も本時だけでなく、全ての時間の流しをきちんと考えていました。詳細なものまでなくても、やっぱり全体を見ることを意識する人は授業が違うと思います。
 授業できるって、いいなと思う寂しい担外でした。

2015年11月28日土曜日

授業作りについて(授業中の課題や発問のこと)

現在、校内で進行中の全員公開授業について、前半戦が終了したところで教頭と話していた中身。

(1)「課題」とまとめに整合性はあるか
 略案を作っているものの、「課題」と「まとめ」にズレの見られる授業が…。
 「課題」と「まとめ」は、提示しさえすれば良いものではなくて、そこには一時間の授業を貫く流れが必要。

(2)課題の言葉は十分に吟味されているか
 課題の中にある「~考えよう」「~調べよう」は本時の流れを考えて適切に使い分けられているか。本時で子供たちにどのような学習活動をさせるかを考えて課題を設定するべき。
 「~考えよう。」→~はこうだ。(こうなる。)
 対象について作業を行ったり、思考を巡らせたりした結果、一つの解に落ち着く。
 「~調べよう。」→様々なパターンを調べた結果を基に、一般化する。
 対象について複数のアプローチが可能であり、それらを俯瞰することで一般化ができる。

(3)授業中の指導言について
 授業中の教師の指導言を整理すると良いのではないか。(削ったり、最適化ができる)

 そんなことを職員室に戻った後、話しています。でも、これって教頭と自分とが話していてもあんまり広がりがなくて、放課後に担任の先生たちと(ああ、この言い方、自分が担外慣れしてきた感じがして切ない…)、こういうことを話せる時間が必要な気がする。来週の研修日後とかか!?月曜日の某部長と相談かな。

2015年11月27日金曜日

社会科の授業作り2


社会科が嫌になってくる原因は意味のわからなさ、だと思います。
昨日、算数のTTに入っていて、ある学年で授業の途中から手がぱったり止まった子がいました。
それまでは発表したり、書き込みしたりと熱心に参加していたので、なぜかなと思って近くに行くと、少し難しい問題にさしかかったところで躓いてしまったようでした。
「わからなさ」がブレーキになる子は少なくありません。
社会科に話をもどすと、社会科嫌いの子の多くは「言葉の意味のわからなさ」で社会科嫌いになっているように見えます。
だからこそ、言葉の意味づけを注意深く行わなければなりません。
自分がカンペキに出来ているとは思いませんが、そこを意識しているか、していないか(知っているか、知らないか)で授業のわかりやすさは随分と変わってくるのではないかと思っています。
ピラミッドチャートの橫に子どもがメモしたカレーの例が適切だったかどうかはわかりませんが(苦笑)。
少なくとも完成品を作る自動車工場、そのための部品を作る関連工場のイメージは伝わったかなと思っています。

社会科の授業について1

担外なので授業をする機会は補欠に入ったときくらいな寂しい毎日ですが、五年生で工業の学習をさせてもらっています。
頼んで単元を一つ指導させてもらっています。
五年生の社会科って、実はとても面白いと思っています。
産業の学習は自分たちの生活にもかなり深く関わる部分ですから。
授業は特別な教材を用意するのではなく、普通に教科書を使っていかに教えるかを考えながら行っています。
基本の構成はこうです。
1,本時に関して今もっている知識を確認する。
2,教科書や資料などから情報を集める。
3,表現をさせたり、思考ツールを使ったりして蓄積した情報を整理・分析する。
4,まとめを自分で考えさせて(キーワードは出します)、授業内容の理解度を確かめる。
どうやったら子どもたちの頭の中が活性化するかを考えながら授業を準備しています。

2015年9月26日土曜日

メモ


教室の子供たちに真面目に取り組むことの大切さを伝えるって大事だと思います。
手抜きをせずに頑張ることや、上手いヘタではなく自分の力をきちんと出すことを大事にできることを大切にしたいです。

「常に力を入れ続けろ」という意味ではなく、「きちんとすること」を大事にできるようになってほしいということです。

合わせて、真面目に頑張っている子をバカにしたり、真面目な子が損をするようなことは教師が排除しなければならないと考えています。

子供たちはバカじゃありません。
いい加減さや本来認められない事例が教師によってスルーされる現実を見ていると、「真面目→損」という構図を見るようになり、努力することや苦労を放棄するようになります。
また、そういう教師に対する信頼も失っていきます。
さらに、子供の後ろには保護者がいます…。
学習規律など外側から見える部分を整えるだけでは不十分で、子供たち一人一人にどうやって日常の様々な活動に向かわせるか、が最も大事なんじゃないかと思います。

真面目さ

人は易きに流れるものです。子供ならなおさらです。子供たちには、目の前のことに真剣に取り組み、いつでも自分の持てる力を発揮できる、そんな態度を身に付けさせたいものです。その一つが真面目さです。
真面目という言葉の本当の意味は、真と面目の間に「の」の字を加えることで表れます。真面目とは自分の真の面目を発揮するということです。
自分の心に正直に、自分の存在と誇りをかけて何事にも全力で取り組む、そんな姿勢を持つことを子供たちには大事にさせたいです。
ただ、このことは、それが大切だと伝えなければなかなか気付けないものです。教師自身がそのことを自覚的に指導することで、子供たちが変わります。

また、江戸時代の俳人、滝瓢水に次の句があります。

浜までは海女も蓑着る時雨かな

この句には、どうせ海に入れば濡れるからと雨に当たるのではなく、いよいよという瞬間まで蓑を着て、体を労る海女の姿が詠まれています。
人は、少しでも自分を愛おしみ、最後まで努力を重ねていかなければなりません。「もういいや」とか「どうせオレなんて」などと投げやりな態度をとるのではなく、どんな時でも自分を大切に、努力を続けられる子供たちに育てたいものです。
 
何事にも手を抜かず真面目に取り組み、最後の最後まで最高のパフォーマンスができるような準備を惜しまない。そんな態度を持つことができたならば、学ぶことにもこれまで以上に真剣に取り組むことができるはずです。
そうやって真剣に取り組んだならば、学ぶことの面白さや価値にも気付き、自らもっと学ぼうと動くことができるようになるのではないでしょうか。
自立して(自律して)、学ぶ子供を育てるためのカギがここにあるのではないかと考えています。



2015年7月26日日曜日

マーチンの靴紐

マーチン(8ホールブーツ(UK7))の靴紐が短くて、長いの買おうと靴屋に行きました。
しかし、あいにく丁度いいものがありません。
ああ、これは買うタイミングじゃないのだな。
そう思って家に帰ってみたものの、やっぱり諦めきれません。
そういえば、靴紐の予備あったかもと靴箱を探すと、なんと丁度いいのを発見!
しかも、長さもいい感じです。
早速、交換。
そして、通し方をマーチン用に変更。
(これがしたかったけど、短くてできなかったのです!)
すると、どうでしょう!
今までキツかった横幅がいい感じになりました。
履いたり、脱いだりもスムーズですし、バッチリです。
もっと早くに変えればよかった。
でも、こういうタイミングで紐が見つかるのもまたそういう巡り合わせなのでしょう。
ちょっとうれしかったことです。

2015年6月14日日曜日

休日のこと

昨日は午前中、二女と長男を連れて農試公園へ。
農試公園には自転車練習用のコースがあるので二女の自転車練習をしに行きました。
家の周りでもいいのですが、やっぱり車も通るし、思い切りぐいぐい乗れるところがいいです。
長女の時もよく通っていましたが、たくさん乗ると上達も早いです。
本人も満足そうでした。

で、その後はトンカチ広場で工作。
長男はなぞの船を制作して、夜、風呂場に浮かべて遊びました。
二女は写真立てを作っていました。
思いつきで板を組んでいるうちになんとなくそれっぽくなったので喜んでいました。
これを見て父は夏休みの工作に流用しようかと悪巧みをしています。(苦笑)

昼からは駅前までヨサコイを見に行ってきました。
人でいっぱいでした。
JR九州の人たちが面白かったです。


2015年6月10日水曜日

運動会明けの一日

運動会の振休明けの火曜日
充実した一日でした。
1校時 運動会の後片付け、清掃
6年生と椅子や机の片付け、廊下の清掃を行う。
それぞれの学年も教室や廊下などの掃除をしたのでずいぶんと綺麗になりました。
運動会に関連した様々な取組もこれで終わり。
6年生の成長を実感した一時間になりました。
2校時から5校時までは1年生の補欠授業。
国語、算数、国語、道徳という流れでした。
すっごく楽しい補欠でした。
反応(ノリ)もいいし、学習の理解もいい!
話もよく聞いてくれました。
「いい声で音読できるクラスだね!」
と言ったらさらにいい声を出してくれました。
「先生がプリント返したら礼が出来る子いるんだね!」
と言ったら続く子たちがみんな礼をしてくれました。
「算数のヒミツを探してみよう!お隣や前や後ろの友達と相談してみてね!」
と言ったらワイワイ相談をはじめてその時間に指導したかった内容を見事に発見!
「山本先生、明日○○先生来たら、授業見に来てよ!」
とか嬉しいことを言ってくれる子も。
担任の先生の日常指導がしっかりとしているので、真っ直ぐに伸びているなと感じました。
いい一日でした!

2015年5月13日水曜日

5月12日

火曜日、市教委の訪問も終わり、「さあ、今日から各学級の授業に入れる!」「何だったら社会科の授業をもらって授業しようかな!」
などということを考えていた一時間目、保育園から呼び出しが…。
長男の発熱であえなく退場…。

まあ、仕方ないです。
今、自分がいないと困る仕事はないので、父親の仕事に専念することにしました。
というわけで、二女も児童会に行かずに真っ直ぐに帰宅。
こちらも嬉しそうでした。

市教委訪問

月曜日、市教委の学校訪問がありました。
今年度から授業の様子も見に来るとのこと。
だったら、前向きにとらえて連休明けのぼんやりした教室を引き締めるために活用しようということになりました。

授業は研究教科の算数に揃える。
学習規律の徹底についても4月の終わり頃から小出しにチェックポイントを提示する。
学級経営交流でまとめたものを提示する。

結果、大型連休明けでしたがどの学級も良い緊張感のある授業がなされていて(訪問以外の時間も)、いいスタートを切れたなと思いました。
これから運動会まで校内もバタバタします。
ですから、余計に足元を固めることを意識するといいなと思います。
学級開きから一か月で徹底具合を確認するためにもいいタイミングの訪問でした。

2015年5月10日日曜日

金曜日のTTで

金曜日、算数のTTで低学年から高学年まで入っていました。
それぞれの発達段階が感じられて面白いなあと思います。
そんな中の6年生の授業のことです。

自分の入った学級と隣の学級でちょっと進め方が違いました。
ネガティブな意味ではなくて担任の学級の実態に応じた重点の違いが出ていた感じです。

ただ、新しい知識を指導する場面でもあったので、片方の学級の授業では「ここ足りないな。」というところもありました。
案の定、児童のふり返りをチェックすると、授業に対しての好意的な「感想」は見られるものの、「学習内容」への記述が不十分でした。

放課後、そのことを伝えようと思って写真を用意していました。
すると、担任自身もそのことを児童のふり返りから感じていたようで、帰りの会で補足説明していたそうです。
「やっぱり、そこ必要だったよね。」みたいな話になりました。

帰りの会で授業で足りなかった部分をちょこっと伝えるというのは、小学校だからこそ出来る技です。
でも、そこに気がついて、「あ、これは今日の内にきちんと子どもたちの中に残しておかないと!」と行動するところがいいなと思いました。
修正能力が高いなと感心しました。

追伸
ちなみに、隣の学級の先生も真面目ないい授業をしていました。
板書を見るだけで、「ああ、この授業でこれをしっかりと教えたいんだな。」そんなことを感じさせてくれました。

2015年5月9日土曜日

教育課程編成の仕事

今年、教務主任2年目ですが、何だか去年よりも忙しいです。
理由は新しい試みを行っていることが一つ。
教育課程編成届の様式が変わり、求められる「全体計画」がかなり増えたこと。

前者は自分で「こうしたい」と思って変えたことなので、時間がかかっても何の不満もありません。
後者は今年いきなり増えたので(本来あるべきなのかも知れませんが…)、当初、「え~こんなに…。作っても誰が見るんだ…。」と愚痴りたくなりました。

ですが、実際に作ってみると学校の教育活動のつながりが見えてきてかなり有意義。
校長(以前、指導主事だったので色々詳しい!)からも自分がこれまで知らなかったことを教えてもらえてラッキー。
たぶん、15くらい作りました。(そんなになかったのか…)
で、終わってみて思うことは、この仕事で一番、得をしたのは自分だということです。
文句を言いたくなったけど、「ごめんなさい」という感じでいます。
それぞれの教育活動が校内でどう位置づけられているのか、どういった流れで扱うべきかが見えました。(実際は見えてないこともあるかも知れませんが…)
学校の行っている教育活動の全体像が見えたなと思います。

当然、次年度以降は各分掌に割り振りをして、修正などを行ってもらうようにするつもりです。
今回は時間がなかったので一人で作ったけど、それぞれの分掌でしっかりと把握していないと意味の無いものですから。

この全体計画たち(量の多さに「たち」と言いたい!)、どこかで共有したいとも思います。
自分の作ったものがいいとか、悪いとかではなくて、食育とか性指導、道徳とか学校全体の教育活動の中でどう位置づけられているのかを知っておくのとそうでないのとでは大きな違いがあると思います。
ペーパーで渡すだけだと、ちら見でスルーされてしまいそうで(自分もそうしていたかも)、もったいないなと思います。

2015年5月2日土曜日

5月1日のこと

昨日は職員室での仕事が中心の辛い一日でした…。
そんな中で1年生の補欠に入ったり、放課後の5年生の総合に関連した打ち合わせは楽しい時間でした。

1年生では道徳の時間で生活をふり返るお話しをしたり、絵本を読んだり、ゲームをしたり、お説教(苦笑)をしたりであっという間の一時間でした。
今年の一年生、とってもいい子たちだなと思います。
可愛い子たちですが、学校に慣れてきたこの時期、連休前のこの時期にみんなで生活することの大切さや約束もきちんと(時には厳しく)伝えていきたいなと思います。
そして、担任以外のいろいろな先生が学校にはいること。
それぞれの先生が優しさと厳しさを持って自分達を見守ってくれていることもわからせたいです。
とりあえず、学校生活にはスムーズに慣れることができたようなので、次のステップを一年生の担任と相談できたらいいなと思いました。
(決してネガティブな話ではないです)
で、来週も補欠で入る予定なので、厳しさを見せた自分に対してどんな態度で子どもたちが接してくるだろうと、かなり楽しみにしています。

放課後は5年生の担任の先生たちと総合的な学習で今年学校で受け入れた事業についての打ち合わせ。
市教委や環境省、NPOの方々が来校しました。
顔合わせと概略くらいかなと考えていたのですが、結構、細かなところまで突っ込んで話をしました。
印象としては学校で実践されている総合的な学習の時間の取り組みに対して、小学校で設定している「ねらい」や「活動」に多少、物足りなさを感じている様子が窺えました。
あくまで個人的な印象なので違うかも知れません。
今年度、学校として方針を修正した部分と合致する内容だったので、個人的には大変面白い時間でした。
五年生も学級開き、家庭訪問と怒濤の四月を過ごしている中ですが一時間近くの話し合いを通して、「こんな活動できそう!」「こんな体験を!」「ここを大事にしたいね!」みたいな部分が固まってきたようで、メリットがあったなと思いました。
「総合ってこういうところを大事にしたいよね。」という部分の共有ができたことが大きな収穫でした。
やはり一人一人にどんな資質・能力を付けるか、という部分を真剣に考えなくては単元は作れません。
「発表会をしよう」「プレゼンをしよう」のようにはじめに活動ありきで単元を組み立てると結局、形だけで子どもたちに力がつかないケースも間々あります。

というような五月のスタートの一日でした。

学級掲示

学級掲示も整ってくる時期です。
それぞれの学級に行くと色々と発見があります。
「この掲示はステキだなぁ!」
「班のポスター、手抜きしないで仕上げてるな!」
「子どもたちが学習に集中できるような意図を感じる!」
等々。


放課後にちらっとある学年の先生に、「なんであのレイアウトなの?」とたずねたら、即答えが返ってきました。
しっかりと意図を持って取り組んでいるのがいいなと思います。
こう書くと、何だか試していたみたいで嫌な感じですが…。

学級掲示や教室のレイアウトからは学年や学級、担任による工夫が様々見えてきます。
これは自分の教室と職員室の往復ではなかなか見えないものです。
校内で一度ツアーを組みたいなとずっと思っています。
今年こそはやってみたいなあ。

一週間の終わりに


今週は何だかジミに忙しい一週間でした。
忙しいと言ってもそれは自分の校務を勤務時間内に粛々と進めているという話なので、夜遅くまで学校に残ってとか、残務を自宅に持ち帰ってというわけではありません。
学級の様子を見に行ったり、授業に入ったりが、なかなかできなかったので「忙しい」と感じているのだと思います。
来週、市教委へ提出する書類が全て揃います。
これを出してしまえば晴れて自由の身!
もうひと頑張りです。

そんな中、6年生の補欠で社会の授業をしてきました。
授業はやっぱり楽しいなと思います。
社会の授業、頼んでいくつかの学年でやらせてもらいたいなと思いました。
(結構強く思っています。)

2015年4月24日金曜日

算数の授業を参観してのメモ


算数の授業で数直線図と面積図を使っていました。


2015年4月23日木曜日

研修で

本日は朝から校長、教頭と隣の学校へ研修に出かけました。
結果からすると行かなくてもいい研修でした。
「内容が」では無く、「自分の立場で参加しなくても良かった」ということです。

特設ではない一般公開の授業が興味深かったです。
いつもは複数学級をフラフラ見て回るのですが、今回は一つのクラスをじっくり見ることにしました。
色々と考えることの多い時間でした。

授業をしていた先生やその学校の先生たちと授業のことを話したいなあというのが本音ですが、なかなかそういう時間はありません。
考えて見るとその学校には複数回行っていますが、授業について真剣に語るみたいなこと一度もしたことありません。

勤務校に帰ってから見てきた授業について話をすることはいっぱいありましたけど。
別に研究協議がしたいわけではなくて、雑談のように授業に関わるあれこれが話せるともっと楽しいのになあと思いました

追伸
昼は校長と「カレー一家」に行きました。
「ラーメン屋かカレー屋くらいしか知らないんですよね。」
「カレーいいじゃないですか。」
みたいな感じでした。
美味しかったです。
また、うちの保健室の先生経由で依頼されたVHSのデジタルデータ化のお手伝いもできて良かったです。
お礼にとおやつもらいました。

輪ゴム絵本

なぜか絵本にかけられた輪ゴム。
うちの長男の仕業です。
本人は「楽器」のつもりみたいです。
二女がティッシュの空箱で作っていたのを真似たようです。
輪ゴムをかけられた絵本は数十冊ありました。
輪ゴムをかけること自体が楽しくなったようです。



2015年4月20日月曜日

北海道博物館

北海道博物館に行ってきました。
配列を変えるとこうも印象が変わるのか、といった感想。
子供たちも面白がっていました。




色々触れるものも増えた気がします。

2015年4月18日土曜日

授業に入って

今週からポツポツ授業にも入るようになりました。
授業前にその日の授業についての話をしたり、相談されたり。
授業後に、実践したことに対してレスポンスがもらえたり。
そんな学級はまた授業に入りたいな、一緒に授業について考えたいな、自分の知っている知識や手法を伝えたいな。そんな風に思います。
まあ人間だから当たり前です。

授業を見られるのはイヤだなとか、緊張するなとか思われているかもなどと考えてしまいますが、できるだけたくさん話ができるといいなと思います。
指導とか助言とか大それたことじゃなくて、一緒に子どもたちに学力をつけるための話ができると楽しいです。
隣の席のひで先生(同じく窓際族の先生)とはどっかのクラスの授業から戻る度に「あの子にこれをわからせるために何が必要だろうね」とか「全員の理解をもう少しあげるために朝、補充学習しようって担任の先生に話してみようか」みたいなことを話しています。
そして、これが楽しいのです。

全校参観日が終わりました

参観日が終わりました。
今年は全校参観日の日程の変更を行いました。
まず、中学校の全校参観日と重ならないようにしました。
そして、授業を二時間としました。
一時間目の授業後、子どもたちが二時間目の授業を行っている間にPTA総会と教育説明会を実施しました。
これは毎年、PTA総会の参加者が極端に少なく、なんとかしようと昨年度末に相談した結果です。
さて、結果です。


とってもたくさんの方がPTA総会に出席して下さいました。
なんと昨年度から10倍以上の増!
あまりの多さに興奮してしまいました。
そして、教育説明会後にさらにうれしいことがありました。
それは、参加されていた保護者のみなさんが椅子をさっと片付けてくださったことです。
次から次に椅子を運んで下さるので、例年職員総出でで片付けているパイプ椅子がものの五分ほどで片付いてしまいました!
この光景にもびっくり。
担任の先生方は教室なので見ている人は少なかったのですが、ホントうれしかったです。

2015年4月12日日曜日

今年のいいところって

職員室の雰囲気が明るくなったみたいなことを書いた後でふり返ってみると、今年をいいなと思う理由がほかにもありました。
それは「行動力」です。
何かをする、と決まったときの素早い動きと徹底ぶりがいいです。

例えば、入学式の片付け。
一年生が退場後、手の空いていた担外と児童を下校させていた3,4年で体育館の片付けが一気に終わりました。
いつもは午後からやっていた仕事も午前中に終わったので、たまたま昼から来た卒業生とおしゃべりをする余裕がありました。

例えば、挨拶。
挨拶をしっかりとできるようにすることは色々な意味から大事です。
四月のスタートは挨拶指導からと三月の終わりくらいから話題に上っていました。
すると、指導部はもちろん全職員が挨拶指導を徹底すること。
朝の玄関での挨拶指導も何か言わなくても全職員が立っています。

当たり前と言えばそれまでですが、ここまでフットワークが軽いのは(全職員の)なかったかもと思います。
全員の動きの良さが明るさや雰囲気の良さと相まって今年はいいな、そう感じさせられるのだと思いました。

教務主任としていろいろお願いする立場ですが、段取りだけつければ後はみんなでぐいぐい進んでくれる感じが気持ちいいです。

2015年4月11日土曜日

歓迎会

昨日は職場の歓迎会でした。
ウーロン茶しか飲んでませんし、一次会で失礼してきたのですが、とても楽しい飲み会でした!

今年はスタートから職場の雰囲気がとてもいいなと感じてきました。
昨日の歓迎会でもそのままの和気あいあいとした楽しい時間でした。
幹事チームの功績や歓迎されるみなさんのキャラクターの良さも大いに貢献していました。
転入された方々、みんなとってもステキです。
ホント、「よくぞうちの学校に来てくれました!」という感じです。

3月末はかなりモチベーションが下がっていましたが(異動しとけばよかったかくらい思っていました…)、今はこのチームで一年をすごすことがとても楽しいし、楽しみです。

職員室が明るくて先生たちの仲が良いことはすっごく大事です。
教室と同じですよね。
学年間はもちろん、別の学年の先生ともよく話をしているなあという印象があります。

この時期は学級がスタートして間もないのでどこもやることいっぱいで忙しいです。
そんな中でもコミュニケーションが大事にされているなとすごく感じます。
自分としてはここ数年で一番いいなと感じられる職員室です。
他の先生方もそう感じてくれていたらいいなと思います。

ちょこっと研修

昨日の放課後、ちょこっと研修の2回目を行いました。
研究部の時からずっとやりたかったことですが、昨年度末に今の研究部長と相談して取り組もうということになりました。

内容は日常のちょこっとしたこと(でも大事なこと)を若手を中心にざっくばらんに話そうよ、というものです。
これまで、学級のことを一人でかかえてしまったり、せっかく隣に力のある先生がいるのに気軽に聞きにいけないことがもったいないなと感じていました。

自分が初任に頃は放課後の職員室や飲み会なんかで語っていたような話をちょっとだけ意図的に雑談したいなというわけです。
半分、担任外れた寂しさを若手と話して紛らわせたいという個人的な願望も入っていますが(笑)、若手育成が大義です。

昨日は2回目で授業のことを中心に雑談(話し合いよりこっちが合ってるかも)しました。
この時期ならではの確認したいあれこれも見えて自分的にも有意義でした。
今年、転入された方とうちが初任校の若手を中心に集まっていますが、とじたものではないのでもう少し広く参加してもらっても面白いんじゃないかと思っています。

去年、4年生の学年の飲み会で子どものことや授業のこと、学校のことなんかをたくさん話したのが楽しくて、こういう話、学校でもしたいなと思って今年につながっています。
やっぱり職員間で話をたくさんするのって、とっても大事です。

2015年4月10日金曜日

基準の高さが結果の違い


先日、カバンを置く向きについて話題に上りました。
丁度、一年生がスタートカリキュラムとして様々な指導を丁寧に行っていたことにも関わっています。
せっかくだから全校で揃えておくと見栄えもいいね、ということで置き方が確認されました。

で、翌日。
廊下を歩いているとどの学級の前のカバン置きも、前の日に確認された置き方できちんと統一されていました。

カバンの向きが揃っていたことよりも、「これでいこう!」そう決めたことを全職員が即実行する。
この行動力と意識の高さがいいなと思いました。

あらゆる指導は基準を高く設定し、そこに向かって取り組むことで結果として質の向上が図られます。
「このくらいでいいか」という妥協は水準の低下を招きます。
そして、維持には徹底が大切です。
これから一か月が勝負です。

2015年4月9日木曜日

週の半ばで

あと二日で一週間が終わります。
月曜日の始業式から三日間が経ちました。
どの学級も落ち着いた良いスタートを切れているように感じています。
廊下ですれ違う時の子どもたちの表情が明るい!
教室を見て回ってもしっかりと聴こうとしている姿がいい!
職員室も雰囲気が明るいです。
授業はこれからが本番ですが、順調な一年を予感させる滑り出しです。

2015年4月4日土曜日

前日準備の様子から

昨日は入学式の前日準備でした。
写真、新一年生が使用する下駄箱です。
すごく綺麗でした。
前年度の一年生とその担任がきれいに掃除をしてくれていたからです。
これって当たり前のことですが、過去に出来ていないこともありました。
忘れがちと言ってしまえばそれまでなのですが、ようは担任の意識の差なんだろうと思います。
こういうところをキチンと見てくれる先生の学級はその他の指導も丁寧です。
こういうところを真似たいなあと思いました。



2015年4月3日金曜日

管理職と

4月1日、研究部長と二人で校長、教頭と打ち合わせ。
二人とも四月に着任されたばかりです。

そこで、外から聞こえてくる情報と実際の様子についてや現状に至るまでに大事にしているポイントや今年の方向性、すでに動き始めている具体の取り組みなどをお伝えしました。

「10分か15分くらいで…。」
そんな感じではじめたものの気付いたら1時間半近くになりました。

初日ですし、子どもたちの姿を見ていないので伝えられる範囲は限られていますが、最初に今年、取り組もうとしている中身についてさわりだけでも伝えられたのは良かったと思いました。

また、そんな風に話をすること自体をとても歓迎してくれたのが収穫でした。
昨日も校長と立ち話で色々とたずねられました。
「なんかいろいろ話をしたい、伝えたいことがあるんだな」
そんな印象です。
こちらとしては大歓迎なので、「やってません…」「わかりません…」なんて質問に回答できないことだけないようにしておこうと思いました。
(ここが一番たいへんそうなのですが…)

新年度三日目

新年度のスタートから二日、自分の仕事はとりあえず予定通りに進んでいます。
まあ異動がなかったので当たり前。
それよりも、新しくいらっしゃった先生方がうちの学校に早く馴染んでもらえるのが大事。
先が見通せるようにと思っていますが、年度はじめなので少しずつと思います。
今日は新6年生が登校しての入学式準備です。
久しぶりに子どもたちの顔が学校に戻ってきます。
どんな顔で登校してくるか楽しみです!



2015年4月2日木曜日

新年度

新年度のスタートです。
転入職員もそろって職員室の雰囲気も「いよいよはじまる!」そんな感じになりました。
三月末はいなくなる先生方の存在の大きさにモチベーションが下がり気味でした。
でも、そんなことばかり言っていられません。
新しい職員室の雰囲気は一層、明るく楽しい感じです。
全職員がベクトルを揃えて子どもたちを育てる、そんな良さを共有しながら一年間を過ごしたいと思います。
新しい顔ぶれと職員室のポジティブなオーラでやる気が少し回復しました。

2015年3月29日日曜日

新年度のスタートに向けた研修会で

昨日は札幌市産業振興センターで第71回教師力BRUSH-UPセミナー。
担当として、学級開きのアイテム紹介と学級開きの学級通信、一年間を乗り切る仕事術を紹介しました。
学級開きのアイテムと学級通信は何人かで紹介したのですが、それぞれの違いや共通点があってなかなか面白いと思いました。
たしか去年もやっているのですが、学級通信交流は学校でしてみてもいいかも知れないと思います。
年間通して節目の通信を見ていくだけでも一年間、どう学級経営をしているか、どんな指導をポイントで加えているかがわかるよな、とか思いながら参加していました。
去年、担外だったので職員通信を出していましたが、これだって出す時期によって一応、それぞれ意図がありました。
やっぱり並べてみると一年の流れが見えるように思います。
何かの機会があったら(暇な時期に)やってみようと思いました。

学級開きで使用するアイテムで私が持っていったのは絵本です。
腹案として学級で作ったビデオもあったのですけど、ネタがかぶらなかったので出しませんでした。
この絵本は毎年、使っていました。
一番最初に伝えたいメッセージが含まれているものです。
昨日、紹介しながら、また担任持ったらきっと使うだろうなと考えながら話をしていました。
他の方が紹介していたものも使えそうなものがありました!
月曜日、早速一つ教材屋さんに注文しようと思います。

仕事術の講座が終わって家で育児を交代しなければならず、残念ながら帰宅しました。
仕事術って、自分は「先に何があるかを見ておくこと」「その場で処理すること」「今日できることは今日やってしまうこと」の三つくらいを意識しています。
効率的に進めるために「今進んでいる(進めなくてはならない仕事」が常に目につくようにしていたり(ToDoリストやメモ、クリアホルダーに挟むなど)、先が見えるように2,3ヶ月先を見ながら仕事を進めたりといったことをしています。
でも、一番大事なのは、目の前の山(仕事)にとにかく登ることかなと思っています。
山を眺めてどこから登ろうかとか、登れるだろうかとか考えている時間がムダだなと思います。
我が家は保育園のお迎えや家に帰ってからの諸々でそもそも仕事にかけられる時間が限られています。
夜遅くまで学校に残るなんて全く無理です。
休日出勤して仕事をするなんてのもできません(せいぜい忘れ物をとりに行くくらい)。
だから、とにかくすべきことをその場で粛々とこなしていくことを心がけています。

そうすると、時間に余裕もできて、育児以外にも本当に自分が力を入れてやりたい創造的な仕事(昨年もいくつか時間をかけて一から作ったものあります)ができるのだろうと思います。
今回の講座用の資料作成だってそうです。
春休み初日の火曜日にこんなことを考えていました。
「ああ、教育課程作んないとな…。でも、膨大な量の印刷と帳合、三月中に終わるかな…。」
悩んでいても仕方が無いのでとりあえず、一年生から手を付けると、一学年あたり40分あれば一人でも終えられることがわかりました。
だったらいけるなと別の仕事と平行して同じ担外の先生にも手伝ってもらいながら三日間で終了しました。
で、時間の空いた金曜日に自分の本当にしたいことができる時間が勤務時間内に3時間作れた、というわけです。

一年のスケジュールを見極め、ルーチンのこなし方を考え、とにかくやってみる。
これで時間は生み出せるのではないかなと思います。
まあ、あくまでも自分の中ではの話なので全ての人に当てはまらないかも知れませんが…。

こうやってふり返っていると、昨日話した内容は春休み中の具体的な自分のエピソードで伝えた方が分かりやすかったかもと考えてしまいます。
使うか使わないかわからないけど、整理しておこうかなと思います。
で、やっぱりこういう自分的にしたい仕事のための時間を確保するためには「絶対必要な全体に関わる文書」はバンバン仕上げちゃうのが必要です。
じゃあこれを月曜日の午前中で終わらせよう、とか考えながら一年を過ごします。
(ああ、やっぱりこういう自分の具体的な仕事のエピソードで話すべきだった…。)
まあ、きっと私の後の堀先生、山口先生、南山先生、クロージングセッションの流れで参加したみなさんは満足して帰られただろうからこれ以上気にしないことにします。

2015年3月7日土曜日

週の終わりに

一週間が終わりました。
けっこうへとへと。
でも週の終わりに中3の子が3人、学校に遊びに来てくれて嬉しい気持ちで終了。
4年生と6年生の先生にお願いして教室で小学校の頃のビデオを見たりしました。
みんな成長していますね。
次、顔を出してくれた時用に4年のころの写真を用意したので、またいつでもおいで!

2015年1月25日日曜日

Nexus7

年明けすぐにタッチパネルの誤作動がひどくて使い物にならなかったNexus7をASUSに修理に出していました。

検証結果はまさかの故障無し…。
そんなはずないのにな、と思いながらも
工場出荷時の状態に戻って帰ってきたNexus7を使ってみると全くの誤作動無し。

ハードの問題の他に、Androidのバージョンに原因がということも考えられました。
で、5.02へのアップデートを躊躇していたのですが、通知のうざったさにアップデートしてしまいました。
アップデート後も正常動作は変わらず!
これが当たり前なのですが、かれこれ1年近くおかしな現象に悩まされてきたのでウソのような快適さです。

正直、原因は全く分かりません。
推測では、購入後のAndroidのアップデートでおかしくなった状態がずうっと何かに影響していたものが、工場出荷時に完全に戻されたことで解消され、最新の安定したバージョンのAndroidへのアップデート後も正常な状態を維持している。
そんなところでしょうか。

まあ、なおったので良かったです。
検証費用として4000円ほどかかりましたが、問題が解決したので安いモノです。
有り難うASUS!!

2015年1月24日土曜日

へとへと

今週は月曜日から先週の金曜日に5年生と打ち合わせていた新しい試み(算数の基礎力アップを目指した)を実践。


火曜日のスキー学習(猛吹雪で午前で切り上げ集団下校)後にその評価と授業で行う取組の方向性の確認。吹雪で体力も精神力も消耗した後の集団下校がなかなかハードでした…。そして、その後、調子の悪い息子を連れて病院へ行くという…。


水曜日は午後から人事異動の面接と学校に戻って校内研修。ブロックの取組のまとめ。


木曜日は5年生と行う新しい試みの授業編の実践。1組は少人数で、2組は担任が一斉指導を行い、担外が複数入った中で児童のつまずきのチェックと支援。5時間目で指導に入った担外で実態の交流と取組の評価。放課後に担任と打ち合わせと今後の方針の決定。


金曜日は午前中に教務のたまった仕事を一気に。午後からは6年生の補欠授業で社会と理科。久しぶりに6年1組で授業をしましたが、楽しい授業でした。内容は税金の仕組み。年度末に向かって分掌の仕事が山積みですが、授業がやっぱり楽しいです。

学力テストの結果も届いたのでその分析と評価も平行しながらでした。何だか今週はいろいろあってへとへとの一週間でした。

学力テストの結果が昨年度と比べて上向きなのでほっと一安心。
今年度は昨年度で学校の中核だった方々がことごとく異動という厳しい状況でのスタートでした。
自分が教務をすることになったのもそんな学校事情があってのことです。

そんな中、これまでの学校の取組を評価されて実践発表をしてくれという依頼も複数。
偉そうにしゃべっていて、これで今年、学力テストの成績下がったらかっこ悪いなと思っていました。

せめて現状維持!と思っていたので、今回の結果は、ホントほっとしました。
もちろん、課題が無いわけではないので、それを分析して次年度へつなげられたらと思っています。

2015年1月16日金曜日

初任者研修(社会科)

昨日、学校は始業式です。
元気そうな子どもたちの顔が揃いました。

午後から初任者研修の講師を依頼されていたので教育大学サテライトへ
お題は「社会科の基礎学力を保障するアイディア&コツ」です。
これまで社会科を指導してきて大事だと考えているポイント2つに絞って資料を作っていきました。

こうして資料をあらためて作ってみると社会科って面白い教科だなと思います。
一本のネジからたくさんの工夫や努力を読み取ったり、日本や世界を支えていたりといったことを考えることができます。
今年はたまたま補欠授業で社会科の授業をする機会に恵まれたので余計にそう感じるのかも知れません。

また社会科の授業をしたいなあと思いました。

内容は以下の感じ。


2015年1月15日
初任者研修
社会科の基礎学力を保障するアイディア&コツ
石狩市立双葉小学校
山本和彦

1, 社会科の本質
 (1) 社会科の目標(学習指導要領)
  社会生活についての理解を図り,我か?国の国土と歴史に対する理解と愛情を 育て,国際社会 に生きる平和て?民主的な国家・社会の形成者として必要な公民 的資質の基礎を養う。
 【キーワード】 社会生活の理解 ・国土と歴史に対する理解と愛情 ・公民的資質の基礎

 (2) 社会科の本質
  ・ 公民的資質の基礎を養う教科。
  ・ 地域・国・世界の中で人やものとどう関わるか。
  ・ 自分たちの生活に生かす(生活化)から社会に生かす(社会還元)へと発展させていくことが大切

2, 社会科の基礎学力
 (1) 調べて考える力
 (2) 社会科固有の知識・スキル

3, 社会科基礎学力を「どう」つけるか
 (1) 調べて考える力
  ① 資料の読み方を指導する(写真・絵・グラフ・年表・表・図・文章等々)
   (ア)本文を読む「4年北海道の漁業」
    ~意図を持って教科書を読ませる
   (イ)グラフを読む「5年生漁業」
    ~グラフの基本(①表題 ②出典 ③年度 ④縦軸 ⑤横軸 ⑥傾向)
   (ウ)関連付けをする「6年江戸時代末期の一揆」
    ~資料を関連させて考える
  ② ポイント
   ・「       」で考える時間や場所を保障する
   ・「       」を指導する(比較する、関連付ける、概念化する)

 (2) 社会科固有の知識・技術( 基礎基本 )
  ① オススメのコンテンツ
  ② 様々な場面で繰り返すことが大切( 「     」の指導を意識して)
  ③ 基礎基本の条件
   ・基礎基本は「       」が効く。
   ・基礎基本は「       」にくい。
   ・基礎基本は「       」になる。   (社会科の授業名人:有田和正氏)

 (3)一時間の指導の中身を工夫する

<一時間の指導の中身>  

※「教科書」と「その他」の割合を工夫しましょう。

<社会科の学力を立体的に捉え・伸ばす>

※3Dモデルで学力向上を考えましょう。