昨日は午後から北広島の大曲小学校へ出かけました。
国語の授業名人、野口芳宏先生の授業と講演に参加するためです。
授業は5時間目、6時間目と2コマあったのですが、
6時間目の2年生の授業から参観しました。
(正確には5時間目の途中から参観してました。)
ラーメン屋に行くために6時間目から行くことにしたなんて、言えやしません。(苦笑)
さて、野口先生の授業を見るのはとても久しぶりでした。
テーマが「学力を保障する日常授業」というものなので、
野口先生の授業にもその辺りの主張がちりばめられたものでした。
もう少し具体的に書くと、
・知識、技術を積極的に教える
・話し方などその場で修正し、言い直させる
・読解では子どもが読み誤るであろう箇所を問い、根拠を求める
これまで野口先生の著書などで主張されてきたことが中心でした。
これがずっとブレずに続いているのですからすごいものだと思いました。
初任の頃、国語の授業をどう進めるかが一番の悩みでした。
大学で教わったことなんて、国語教育の歴史みたいなことくらいでしたから、
それはそれは苦労しました。
そんな時に出会ったのが野口先生の著書でした。
当時、函館の教育大の教授をされていたので、札幌などでの講演・講座も多数有りましたので、
ずいぶんと通いました。
当時(今もかな)、授業作りの名人と言えば有田先生、向山先生、野口先生の三人がバツグンに有名でした。
中でも主張に最も共感できたのが野口先生でした。
今も学級経営や授業の基本的な考え方は野口先生から学んだものが土台となっています。
野口先生の鋭い眼光に、気合いを注入してもらったように思いました。
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