2010年12月17日金曜日

寺子屋の活動について



1、寺子屋運動の活動

■昨日(木曜日)総合的な学習の時間に寺子屋運動のボランティア活動を行いました。この活動について少しおさらいをしてみましょう。
■現在取り組んでいるのは、日本ユネスコ協会連盟が行う教育支援活動への協力の取り組みです。ご存じのように学芸発表会の劇もこのテーマを広く伝えるための活動の一環でした。世界の文字の読み書きが出来ない人をなくすために双葉小の六年生として、書きそんじはがきを五千枚集めることをゴールに設定しました。
■活動は複数のプロジェクトチームに分かれて行っています。チームの編成は一組と二組が合同で行っており、チームにはリーフレット配付・回収ボックスの設置・校内PR・地域への呼びかけ・マスコミの五つのチームがあります。写真は、リーフレット配付チームの活動の様子です。
■昨日は実際に街へ出かけ、自分たちのリーフレットを手に活動への協力を呼びかけました。   
■自分が行動を共にしていたリーフレット配付チームでは、子供たちの間でこんな会話が交わされていました。
「そんな配り方じゃ駄目だって。ティッシュ配りじゃないんだから。」
「もっと自分から積極的に声をかけなきゃ。説明をしなきゃわかってもらえないよ。」
■ちらしを配るという活動一つをとっても難しいものです。これまでに学習した知識や話すこと・聞くことの力を総合的に発揮しなくてはいけません。また、活動を成功させるためには、ここで取り上げたような会話をチームの中で議論し、共通理解を図っていくことが必要です。ただ活動すればいい、自分の思いを表現すればいい、ということではなくて、現状を分析し、より効果を高めたり、修正したりができる。六年生の総合でねらっているのは、こういった力なのです。
■校内に残っていたチームもそれぞれ精力的に活動していたようです。子供たちは学校の外とのつながりの中で活動に本気になってきました。成長には本気の学びが必要です。今後が楽しみです。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

寺子屋運動ご苦労様です。
子供たちの総合的な学習としての1テーマとして、すばらしい活動だと思います。
活動が車の両輪であるなら、活動の結果や
学習効果の効果、更には、書き損じ葉書を
提供した地域に対して、その葉書がどのような成果を挙げたのか検証が必要かと。
カンボジアに支援しても、政府が搾取した
り、子供に渡した物資を親がお金に交換して生活の糧にしている現状もあります。
遣りっ放しのボランティアにならぬよう
検証した結果を地域に報告して戴ければ幸いです。