中学校の時、GUNS N' ROSESというロックバンドが好きでした。
とってもスリリングでカッコイイバンドでした。
当時、BURRN!という音楽雑誌をよく読んでいました。
Hard RockとかHeavy Metalの専門誌です。
そこの編集長がこんなことを言っていました。
「最近の若い者は好きなバンドに影響を与えたバンドを遡って聞くことをしないからダメだ。」
それを読んで素直な中学生の私は、
「そうか、影響をたどっていかなくてはダメなんだな。」
と素直に考えました。
そこで、ガンズがカバーをしているという理由からAerosmithを聞きました。
Aerosmithがデビュー当時にRolling Stonesと比較されたときけば、Stonesを聞きました。
このほかにも「カバーをした」、「影響を受けた」、「気に入っている」等々の
発言があれば、極力たどるようにしました。
Nine Inch NailsもNWAもTHUNDERもガンズからたどり着きました。
音楽を例にしましたが、読書についても同じ態度でいますし、
仕事上のことでも尊敬できる先輩の影響はたどるように心がけています。
さて、結局、何が言いたいのかをまとめます。
「これが好き!」で満足していると、その周辺に広がる価値あるものたちが見えないですし、
周辺の広がりを知ることで、そのものの本質も見えてくるということです。
「これは!」と思うものについては、その周りを探ることでその価値を実感できます。
また、そういうことをしないと、本当にわかったことにはならないのだと思います。
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