1、心に太陽を持て
■学芸発表会や学力テストに向けた取り組みなど、暗唱に取り組む間もなく十二月になってしまいました。今週と来週、二つの詩の暗唱に取り組みたいと思っています。まずは、ドイツの詩人フライシュレンの「心に太陽を持て」です。
心に太陽を持て
フライシュレン
山本 有三(ゆうぞう) 訳
心に太陽を持て
あらしが ふこうと、
ふぶきが 来ようと、
天には黒雲、
地には争いがたえなかろうと、
いつも、心に太陽を持て。
くちびるに歌を持て、
軽く、ほがらかに。
自分のつとめ、
自分のくらしに、
よしや苦労がたえなかろうと
いつも、くちびるに歌を持て。
苦しんでいる人、
なやんでいる人には、
こう、はげましてやろう。
「勇気を失うな。
くちびるに歌を持て。
心に太陽を持て。」
■詩の創造的な読みの方法として、北海道教育大学教授の鹿内信善氏が、「オリエンテーション設定法」というものを提案されています。詳細は省きますが、詩(現代詩のような難解な詩)を読み解く際、詩の中にある抽象的な表現を自分の理解できる言葉に置き換えて詩の意味を理解しようというものです。
■みなさんにとって、「あらし」や「ふぶき」は何ですか。現代詩のように難しい詩ではありませんが、詩中の言葉を自分にとっての「あらし」や「ふぶき」に置き換えると(例えば、「先生のカミナリ」や「テスト」など)、詩が伝えようとしている内容が実感を伴って感じられます。単純に文字を読むだけでないこんな読み方もおもしろいものです。
2、かわいい写真が集まってきました
■先週、子供たちの小さい頃からの写真を集めていました。お忙しい中、何時間もかけて探してくださったご家庭もあったようです。本当に有り難うございました。
■どの子供の写真も本当にかわいらしく、大事に育てられてきたことが感じられるものでした。冬休み中に写真を修正したり、スライドにまとめたりしたいと考えています。まだのご家庭は冬休み前までにお願いします。
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