2011年10月23日日曜日
授業でのICT活用のこと
「ICTをほとんど使わないなんて珍しいね。」
「山本先生がコンピューターを使わない授業するなんて!」
「どうしてアナログに切り替えたの?」
など授業を参観していただいた、複数の先生方に感想をいただきました。
決して悪い意味ではなく、良い評価として。
もちろん、授業でコンピュータは使っています。
動画を見せたり、フラッシュカードを提示したり、書画カメラを使ったり。
スマートボードを使って、学習ゲームを子供たちにやらせることもしています。
しかし、今回の授業を含めて、何でもコンピュータを使う、という感じでもなくなってきました。
自分がコンピュータを使うのは、それが合理的だからです。
デジタルで処理することが、早かったり、キレイだったり、再使用が可能だったりと、いろいろな点でメリットを感じるので使っていました。
もちろん、今も新しい技術で仕事が効率よく進められるのなら積極的に取り入れたい、という思いに変わりはありません。
しかし、子供たちに関わる部分では、どうなのだろうと考えることも多くあります。
キレイで、美しくても子どもたちの心にひびかなくては意味がありません。
不格好でも子どもの心に届く方がいいなと思います。
デジタルで進めるよりも、アナログで進めることの方が目的にたどり着きやすいのなら、
そっちを選ぶということです。
過程を見せたり、付け足しをしたり、「思い」や「情熱」を伝えたり。
そういったことがコンピュータを使うよりも、合理的に進められる、そう思うので今年はアナログで行こうと思っています。
今回は授業作りの過程についても模造紙でFG風に記録していました。
一緒に授業作りをしていた先生方には、
「私たちに合わせてくれたんでしょう。」
などと言われましたら、全~然、そんなことはありません。
夏休みに研修会でFGをやってみて、これはいけると思ったので、やってみたのです。
予想通り、かなり良い機能を果たしてくれました。
会議中も会議後も!
みんなで何かを作ったり、検討したりといった場面でかなり効果があったと思っています。
デジタルを使うのか、アナログで行くのか。
何を目的にするかで、有効な方法を選べるようになりたいと思っています。
以上、おわり。
追伸
毎週の授業計画はいつもノートに書いています。
コンピュータで作っていたときもありましたが、ノートでするのがもっとも効率的だという結論です。
資料をはりつけたり、どこでも開いたり、書き直したり。
コンピュータでできないことはないのですが、なんかノートの方がしっくりくるのです。
ipad2も使っていますが、ノートがいいです。
ビバ、ツバメノート!
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