2009年6月3日水曜日

田植え

1、田植えを行いました
▼先週の金曜日に田植えを行いました。当日は天気もよく、田おこしの際にも来ていただいた石狩農業改良普及センターの方の指導のもと、楽しく田植えができました。▼泥に入るのを嫌がるかと思いきや、どの子も楽しそうに活動していました。生振小に続き、若葉でも田植えに縁があるようです。▼秋にたくさんの収穫が出来るように大切に育てていきます。▼授業後に書かせた子供たちの感想を紹介します。今回のテーマは擬音語を入れた感想文です。子供たちの文章から田植えの様子が伝わればと思います。

◇僕は最初に太響君と一緒に筋を入れる仕事をしました。その時、僕の足からネチョ、ズボッという音がしました。転んだ回数は四回です。稲を入れるときも沢山、音がなりました。楽しい一日でした。(M)
◇私が、歩いたとたんブチュ!!というおならみたいな音がしました。たまに、私がおならをしたと間違えられました。とにかく、ケガ無く、無事にできたのがよかったです。とってもおもしろかったです。また秋になったら、本山さんと会いたいです。(H)
◇ぼくは田んぼに入ったら、ネチョネチョしていました。そして、歩き出すとブッという音がしました。ぼくは苦笑いをしながら、やりました。とてもおもしろかったです。(K)
◇さいしょは楽しそうだと思っていたら、どろんこだらけになりました。どろをふんでみたらチャプチャプといいました。みんなが「おならみたい」っていいました。楽しかったです。すごくおもしろかった!!(Y)
◇最初は入るのがいやだったけど、入ったら、ブリブリッと音がしたので、おもしろいからずっと入っていました。とてもおもしろかったです。(T)
◇今日、田植えをしました。入るときにちゃんとできるかな? ようふくにあんまりつかないかな? とか、思いました。入ったとき、クチャクチャとか、グチョグチョとか、田んぼからなったので、ププッと、笑ってしまいました。何回も何回も歩いて、ときどきブシャッとかいうので、やっぱり笑ってしまいました。(O)
◇今日は田植えの時、中に入ると、ブチョ、ブチョといろんな音が出ていました。中には、足をぬくとき、ブチョッ、と出る人もいました。私は秋の収穫が楽しみだと思いました。(F)

2、宝を磨ける子供に
▼ところで、「宝物」という言葉はもともと「お米」を指していたことをご存じでしょうか。宝物について、薬師寺の山田法胤副住職は次のように語っています。▼「もともと、宝物とはお米を指していました。お米は「田から生じるもの」=「宝物」と呼んだのです。農耕民族は、田んぼを耕し、収穫して、また種を蒔いて、大事にそれを育てる。暑い日も、雨の日も風の日も、季節ごとの繰り返しを毎年、地道にコツコツとすれば飢え死にを免れる。『日本書紀』では、そんな作業を行う農民のことを「百姓(おおみたから)」と表現されています。」▼頑張る、努力する、あきらめずに粘るということは人生の宝です。誰でも面倒なことは避けたいし、楽な方向に進みたいものです。しかし、それでは自らを高めることはできません。そんな心を防ぐためにも子供たちには自分の中の「宝」を磨いて欲しいと思っています。

0 件のコメント: