2009年6月9日火曜日

ノートの取り方

1、ノートの使い方
▼「算数のノートはゆったりとつかいなさい。」四月から子供たちに何度も言ってきた言葉です。▼算数はノートをゆったりと使い、丁寧に数字を書くことで勉強ができるようになります。反対に雑な字でノートにびっしりと数字で埋めても算数ができるようにはなりません。▼左は私が以前受け持っていた子供のノート(学年は六年生)です。一目で計算の様子が分かりますね。さて、誰のノートでしょう?















▼ノートをきれいに書くためのポイントがいくつかあります。特に、以下のポイントについては「向山型算数」でよく言われるものです。向山型算数についてはネットで検索するとその考え方や実践を見つけることができると思います。

一、文字は、鉛筆で大きく、濃く書く。
二、日付・ページ数・タイトル・問題番号を必ず書く。
三、隣の問題との間は、指2本分ある。
四、上の問題との間は、1行以上あける。
五、数字は、位をそろえてきちんと書く。
六、補助計算は、大きく堂々と書く。
七、文章題は、計算・式・答えの3点セットで書く。
八、線をひくときは、ミニ定規を使う。

▼子供たちのノートを見ていると、これらのポイントをしっかりと守ってノートをとっている子たちがいます。▼例えば、Hさんは筆算の時でも線を引くときは定規を使っています。Kさんはノートのマス目を上手に使い、位をそろえて書いています。Y君は隣の問題との間をきちんとあけて計算をしています。▼ここで紹介した以外にもよく書けているなあと感心する子供は多く、一年生から三年生までに指導されたことをきちんと実践している様子がうかがえます。▼しかし、急いでいる時に文字が乱れる子が多いことも事実です。6月、7月は落ち着いて学習に取り組むことを目標にして、夏休みまで基本的なノートの使い方をしっかりとマスターさせたいと考えています。

2、暗唱をはじめました
▼今年、国語の時間を中心に詩文の暗唱に取り組ませます。一回目は金子みすゞさんの「土」という詩です。真藤君が一番に合格しました。今週中に全員が合格できることが目標です。

「土」 金子みすゞ
こッつんこッつん
ぶたれる土は
よいはたけになって
よい麦生むよ

朝からばんまで
ふまれる土は
よいみちになって
車を通すよ

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