「人は脳で理解するのではなく、体で理解する」と言うのは東京大学の薬学博士で脳についての研究を行っている池谷裕二先生の言葉です。
例えば、「ほしいから買う」のではなく、「見るからほしくなる」「楽しいから笑う」のではなく、「笑うから楽しくなる」「眠いから寝る」のではなく、「横になるから眠くなる」といった具合です。
また、「表情や姿勢が感情を牽引する」ということもおっしゃっています。
例えば、同じ食べ物でも笑顔で食べると美味しく感じ、しかめ面で食べると、不味く感じるという実験があるそうです。無理矢理にでも笑顔をつくると楽しく感じるのです。
教室では「やる気は体でむかえにいけ」と教えています。背筋をしゃんと伸ばし、体を乗り出して聞こうとする姿勢は脳を「やる気に」させます。元気な声は脳を目覚めさせます。
社会的には「合理的に」「スマートに」といったことが、科学的とされていますが、実は、精神論(「気合い」・「やる気」・「がんばる」)は脳にとって、とても大切だそうです。
ということで、気合いとやる気でがんばろう!
0 件のコメント:
コメントを投稿