2013年4月24日水曜日

傾聴


学力が伸びる子の条件を挙げろと言われれば、一つ目か二つ目に「話を聞ける子」を挙げるでしょう。それほど長くはない私の教職員生活ですが話を聞ける子は例外なく学力が伸びました。
聞き方は学力だけの問題ではありません。話を聞ける子は友達との関係も概して良好です。
「傾聴」という言葉があります。これは、「聞くこと」においてすべての基礎となります。
特に意識してほしいのが次の3つです。

① 姿勢を正して
② 話す人の目を見て
③ 頷きと否定

  姿勢を正して
椅子に深く腰をかけるほおづえをつかないといったことです。話をする方も人間ですから、きちんと聞いてくれる人には一生懸命話したくなります。反対にだらしない姿勢をとられると話にも力が入りません。姿勢を正すことは話を聞く際のマナーです。
  聞く人の目を見て
話し手に注目しなさいとよく言います。注目するとは「目を注ぐ」ことです。「目は口ほどにものを言う」と言います。心の様子が目に表れます。
  頷きと否定
話しの内容に頷いたり、首を横に振ったりすること。話し手に自分の意志を表していくことは話し手との関係を良好に保つことができます。

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