2012年12月28日金曜日

校内研究のこと


冬休みに入って、校内研究のまとめをしています。

まずは、12月に実施した児童アンケートの集計結果を整理しました。
分析についてはこれからですが、概ねよい結果です。

特に、「意欲」に関する部分で年々向上が見られます。
意欲は学習の土台になるので、ここが良くなっているのは素直にうれしいです。

さらによいことに今年は「できない」という回答がゼロになりました。
勉強が苦手な子供にとっても自分を高めようという目的意識をもって学習に取り組ませたいものです。







もう一つ、今年度の研究の成果と考えられるのが、
「理由をつけて話すこと」についてのアンケート結果です。

理由をつけて話すということに関して、
研究の初年度である平成22年、平成23年と向上が見られない様子が続いていました。

この原因を子どもたちが根拠を持てていないことと考え、
今年度は学習過程の中で根拠を持たせたり、自力解決への見通しを持たせたりする部分を重点として実践してきました。

アンケートのけ結果を見ると、大きくプラスに回答が動いており、
今年度の取り組みの成果を子どもたち自身の実感からも評価できます。
個人的には「できない」「ややできない」が減ってはいるもののまだ少なくないので、これらの回答をする児童への手立てが課題だと感じます。

実は別のアンケートで「自力解決」について問う項目があるのですが、
ここのマイナス回答が横ばいです。
これらから、算数(研究教科が算数なので)に苦手意識を持つ子たちへの支援についてもっと工夫が必要だと考えられます。
ここが課題です。

などということをこれからもう少し詳しく見ようと思います。
あと、職員のアンケートの分析も。

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