2008年5月26日月曜日

リーダー

運動会の練習が始まって思うことがあります。
6年生はリーダーにならなければいけない、ということです。

リーダーとはどんな存在か。
藤巻幸夫氏の「チームリーダーの教科書」にはリーダーと管理者を対比させた次の記述があります。
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リーダー
「やりたいこと」「目標」「挑むべきこと」に向かって、
みんなが進むべき道を指し示し、導いていく

管理者
日常業務のスケジュールやコストを管理する
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子供たち、特に6年生はリーダーとしての力を意図的に鍛えてやる必要があると思っています。
もちろん、全員がその期待に応えられるわけではありません。
しかし、教えなければ、せっかくの資質も伸ばしてやることができないでしょう。
活動をさせるだけで、指導をしないのではわざわざ学校でやる必要がないと思っています。
自分たちの立場を自覚させ、それにふさわしい振る舞い方、行動を指導するのに運動会などの全校が関わる行事は絶好の機会だと思います。
このチャンスを生かさない手はありません。

追伸
さて、教師自身について考えた時、教師は教室のリーダーであるべきだと思っています。
教室で目指すべきゴールは教師が示すべきです。
子供の意見を尊重するなどと、様々な決定事項を子供にゆだねてしまうのは教師としての責任を放棄しているように見えます。

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