2009年10月18日日曜日

ユネスコスクール研修会

今月末と12月、ユネスコスクール研修会で実践報告をさせてもらいます。

▼ユネスコスクールとは
ユネスコ加盟国にある、多くの学校が手を取り合い、枠組みや地域を越え、共同体を作っています。
このユネスコ・スクールのネットワークには世界中の学校が参加しています。
ユネスコ・スクール・ネットワークには、就学前教育から教員養成大学までの学校が参加しており、
地球規模の諸問題に若者が対処できるような新しい教育内容や手法の開発を目指し、
各加盟校で独自の取組みを行なうと共に、その教育活動について他の加盟校との協力・交流を行っています。
ユネスコ・スクールのネットワークに参加すると、
日本国内だけでなく世界中のユネスコ・スクールと交流を行う機会ができるそうです。

▼実際にどのような交流が行われているのかを知りたい方は、HPをご覧下さい。

http://www.unesco-school.jp/

▼ユネスコスクールに登録することのメリットとしては、

1)ユネスコから認定証が送られます。
2)教材などが提供されます。http://www.unesco-esd.jp/study/index.html
3)助成金

などがあるようです。
特に、何かとお金が無い学校現場では、助成金が有り難い!

▼参加の申し込みは
参加の申し込み、詳細は以下のURLに申込用紙をアップロードしました。
主催が文部科学省なので研修の許可はおりるでしょう。
都合が付く方はぜひどうぞ。
http://docs.google.com/Doc?docid=0AYMN5J-PZNcDZGhmdHZ2NzdfMTA0MWR0MmpzaGM0&hl=ja

(以下、案内のテキストです)*******************************************************

平成21年度 日本/ユネスコ パートナーシップ事業in北海道
 ユネスコ・スクール研修会 開催要項

◆開催趣旨
 今日、世界では、地球環境の悪化、地域紛争、経済格差や貧困問題、社会的不公正など多くの問題に直面し、現代社会は環境、経済、社会などの分野でその存続が危ぶまれています。私たちはこれらの課題に立ち向かい、世界の人々や次世代が平和で安全に安心して暮らせる社会―「持続可能な社会」―の構築に取り組むことが喫緊の課題と考えます。
 持続可能な社会づくりについては、我が国がサミットで提案し、国連で決議され、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の主導で2005年から「持続可能な開発のための教育(ESD)の10年」として取り組んでいます。(国内委では「持続発展教育」と改称)
 文部科学省(日本ユネスコ国内委員会)は持続可能な社会づくりの担い手を育てるために、ESDの学校教育への普及促進を目的に、「ユネスコ・スクール」のネットワークを活用する提言を採択しました。持続可能な社会づくりの担い手を育てる取り組みは、我が国にとっても重要な課題であります。
「ユネスコ・スクール」は1953年ユネスコ憲章の理念を実現し、平和や国際的な連携を学校での実践を通して促進することを目的に設置されました。ユネスコ加盟国にある世界の学校が手を取り合い、地球規模の諸問題について、若者たちが世界のネットワークを活用し、持続発展する社会の担い手の育成を目指すものです。
ユネスコ・スクールのテーマは、地球規模の問題に対する国連システムの理解、人権、民主主義の理解と促進、国際理解教育、環境教育、世界・未来遺産教育などがテーマです。
本研修会は、「ユネスコ・スクール」の目的や仕組みについて、実践例を通して学び、理解を深める機会にしたいと考えています。研修会を通して、持続発展する社会づくりの担い手の育成、ユネスコ・スクールの普及・促進に取り組むことが、21世紀の地球社会を担う子どもたちに「希望の未来」を開くことを願っています。

◆期 日  平成21年10月30日(金) 札幌会場
           12月5日(土)  斜里会場

◆会 場  札幌会場 かでる2・7   札幌市中央区北2条西7丁目 ℡ 011-204-5100
      斜里会場 公民館ゆめホール 斜里町本町4        ℡ 0152-23-2222

◆主 催  文部科学省 日本ユネスコ国内委員会 北海道ユネスコ連絡協議会

◆共 催 (社)日本ユネスコ協会連盟 北海道教育委員会 札幌市教育委員会 
      北海道教育大学釧路校 斜里町教育委員会 羅臼町教育委員会 札幌ユネスコ協会 知床ユネスコ協会 北海道高等学校ユネスコ連絡協議会
◆後 援  北海道小学校長会 北海道中学校長会 北海道私立中学高等学校協会
      北海道高等学校長協会 札幌市小学校長会 札幌市中学校長会 札幌市立高等学校長会
◆日   程
 札幌会場 かでる2・7 研修室(520室) 斜里会場 公民館ゆめホール

 9:30 受付開始
10:00 開 会 式
      ・主催者挨拶
       日本ユネスコ国内委員会 
       日本ユネスコ国内委員 室蘭ユネスコ協会会長 立 野 了 子
     日本ユネスコ協会連盟理事 北海道ユネスコ連絡協議会会長 山 田 家 正
      ・共催者挨拶 
       北海道教育委員会 教育長 高 橋 教 一 
10:20 「守ろう地球のたからもの」教材贈呈式
10:25 基調講演 「持続発展教育とユネスコ・スクールの活用について」
      ・日本ユネスコ国内委員会 
10:55 「ユネスコ・スクールの教育実践」
       日本ユネスコ協会連盟理事 米 田 伸 次  
11:20 「日本ユネスコ協会連盟の学校プロジェクトについて」
       日本ユネスコ協会連盟 組織部長 寺 尾 明 人  
11:45 休 憩

12:45 提 案 「北海道のユネスコ・スクールにおけるESDの推進」
       北海道教育大学釧路校教授 生 方 秀 一  
13:10 事例発表
      「守ろう地球のたからもの」を活用した授業実践
       石狩市立紅南小学校 教諭             前 多 香 織
      「ユネスコ世界寺子屋プロジェクト」
       石狩市立若葉小学校 教諭 山 本 和 彦  
14:10 質疑応答
14:20 ワークショップ
      ① 環境教材「守ろう地球のたからもの」
       石狩市立紅南小学校 教諭  加 藤 悦 雄            
      ②「ESDカレンダーをつくろう」
16:20 ワークショップの共有(全体会)
16:30 閉会の言葉
       日本ユネスコ協会連盟 理事 米 田 伸 次  
       北海道ユネスコ連絡協議会 副会長 堀 江 秀 男  

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