中学生と話していて授業の不満を聞くことが何度かあります。
教え方がどうとか、進度がどうとか、そういう話ではありません
見下されている感じがイヤ、というものです。
自分はロックが好きで、ライヴが好きです。
演奏するバンドと観客の一体感が、みんなで作る空気が好きです。
発信する側と受け取る側の心地よい応答があってこそ、
音楽が一層の輝きを得ると思っています。
これは教室での授業でも一緒だと考えています。
教師の発信に対しての適切な児童・生徒の反応とそれに対する教師の返答、
そんなポジティブなやり取りがある教室が楽しいですし、
学力をつけるためにも大切だと思っています。
児童・生徒は一緒に授業を作り上げる大切な人たちです。
だから、その相手を否定したり、下に見るのは無いなと思います。
何だかうまく整理できないので「無題」としました。
2 件のコメント:
保護者の視点から
見下されている感想を抱いた中学生の気持ちが何と無く理解できます。
中学校や高校へ進学すると、先生や学校との一体感が次第に希薄となり、距離感を感じます。
親でさえ完璧ではありませんから、中学生や高校生にもなれば、それなりに生意気な意見や批判をしてきます。こちらの間違いには甘んじて受け止める反面、子供の間違っていることは真正面から叱ってやらねばと考えます。そんなやり取りの繰り返しで、物の考え方や社会の仕組みを勉強するのだと思います。高校生にもなればその状況は更にレベルアップします。また先生を見る目も熟成され、何が本当で、何が嘘かを正確に判断します。でも先生は容易く批判されては!とプライドが邪魔をするのでしょうか?
この状況で先生の個性が問われます。
① 生徒と向き合う
② 学校の規則や一般論で子供たちに圧力をかけて教師の面目を守る。
中学校や高校は、②の先生が多いことに驚きを感じました。(保護者として)
先生方もあまり意識はしてないのでしょうが、子供たちは敏感ですから。だからその生徒さんは、「見下されている」と感じたのでしょうか?
先生の教室に卒業生は遊びに来ますか?
そこにも答えが隠れていると考えます。
生意気言ってすみません。
生徒と向き合うって大切ですよね。
教師の仕事は子供たちの人生に深く関わる仕事だと思います。
卒業した後、学校や教室に遊びに来る子たちの姿を見られるのが、この仕事の喜びの一つです。
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