2011年2月17日木曜日

寺子屋最終段階と友だちのこと

1、寺子屋運動も最終段階に
■昨日の3時間目、高学年玄関に集まった1組と2組の子供たち一〇名。彼らのミッションは冬休み前にお願いしていた店舗に書きそんじはがき回収ボックスを引き取りに行くことです。
■「授業の証明です。」と体育帽子をかぶったTシャツ姿(!)の子がいたり、無駄に横断歩道を渡ったり、道すがら怪しい動きを見せながらも無事(?)ミッションをクリアしていました。
「先生、○△くんが、いません!(ツルハの店内で)」
「…、連れ戻してきなさい。」
「先生、ハガキ、すっごい入ってる!(北コミの人の前で)」
「…、お礼を言うのが先です。」
■このチームの今後に多少の不安を抱えながらも地域の人たちの温かい善意にふれてよい気持ちで学校に帰ることができました。
■今週から寺子屋運動の活動も最終段階がスタートしました。この日は、外に出て行く子たちには私が、校内で活動する子たちには、一條先生がついて活動を行いました。それぞれのグループが協力して目標達成に向けて動いていたようです。
■現時点でハガキの枚数は、二五〇〇枚程になりました。保護者の皆様にもたくさんのご協力をいただき、本当に有り難うございました。活動は、二月いっぱい継続します。三月頭には活動の報告会を予定しています。


2、友だちのこと
■体育があった日は友だちの頑張りを振り返りに書く子が多いです。子供たちは、自分のことの他に友だちのことも一生懸命に見ています。
◆今日は壁倒立をものすごいがんばった。みんな一生懸命頑張っていて、いいなと思ったので、自分もがんばった。(S)
◆今日は体育が一番楽しかったです。側転や壁倒立が楽しいし、なにしろ、友だちと少し小さい声で話すのが楽しいです。(体育のことについて…)毎日、体育があればいいな~と思います。(N)
◆今日の体育の時、UさんやMが壁倒立をできなかったけど、練習しているのをみていたら一生懸命やっていて頑張っていると思った。そして、その二人ができたのを見た時は、自分ができたかのようにすごく嬉しかった。(W)
◆体育は楽しかった。側転や壁倒立などがうまくできて嬉しかった。Mがすごくがんばっていて、最後にできていたので、すごいなあと思った。Aちゃんもがんばっていたので、いいなぁと思った。(O)
■昨日は、子供たち、いつにも増して休み時間、友だちと誘い合って、教室で、体育館で、外で遊ぶ姿が見られました。先生は外で走れるブーツを履いてきましたが誘われず(三十代は十代の敵では無いということか…)、楽しそうな子供たちを横目に寂しく仕事をしていました。(笑)

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

寺子屋運動という子供たちへの素敵な教育
が継続して行われるためには、如何に現場
での活動が、持続可能なものであるかが
大切かと思います。担任や担当が代わった
から。管理職の意向で・・・
継続を阻害する要因はまだまだたくさんあるとは思います。しかし先生の想いが、大きなきっかけになって、地域と連携できるくらいの活動になってくれると嬉しいですね。こんな時代だからこそ、友達と仲良く。地域と仲良く。世界と仲良く。

いまの子供たちが大きくなったとき、
「負の連鎖」という言葉が死語になり、
国境という垣根を飛び越えて、互いに尊敬し、協力しあえる素敵な未来となっている
ことを祈らずにはいられません。

子供を教育するということは、未来を創造
することですね。