2010年2月23日火曜日

作文

国語で作文の学習を行いました。
今回は「まじめ」な作文です。
教科書にある単元で作文の技法や段落の構造について学習し、
自分たちが取り組んでいる寺子屋運動をテーマに作文を書かせました。

評価のポイントは以下の3つです。
・段落ごとの役割を適切に理解し用いることができたか。
・指導された表現技法について理解し、適切に使うことができたか。
・読み手に自分の心の動きがわかるように書くことができたか。

先週の木曜日に下書きを行い、昨日、清書でした。
どの子も集中して取り組んでいたので、仕上がりはなかなかです。

作文は体力を使うのか、終わったらみんな口々に
「おなかすいたー」
「やっと給食だー」
などと言っていました。
その気持ち、とってもよく分かります。
だって、先生も2時間集中して作文を読み続け、添削し続けたので、もうフラフラでしたから。(笑)

作文は面倒がる子も多い学習ですが、
「いやだー」とか「書けない」とか言う子がいなかったのがいいことでした。
まあ、口に出すと怒られるので、言わないだけかも知れませんが…。(苦笑)

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「こんにちはー!」
 元気よくあいさつしようと思うけど、どうしても声が小さくなってしまいます。そんな始まり方で、ニュースのさつえいはいつも進みます。私達は今、ユネスコ世界寺子屋運動を伝えるための、ニュースを作っています。
 私は、○本さんとアナウンサーをやっています。でも、けっこうむずかしくて、大変でした。一番大変だったのは、げんこう作りです。そう思ったのは私だけでみんながどう思っているのかはわからないけど、そう思います。げんこうは、○本さんといっしょに作りました。でも、どんな事を言えばいいか、どんな言葉で伝えればいいかわからず、悪戦苦闘しながらも、げんこうを書き終えました。
 げんこうを書くよりもさつえいの方がかんたんで、おもしろかったです。やっている事は、げんこうを読んでいるだけです。それでも、楽しかったです。かざりつけをしたり、げんこうを作ったり、それが世界の人達の役に立ってくれればいいと思います。最初は、しっかりできるか、ドキドキしていたけど、しっかりできて良かったです。みんなで協力したりして、がんばったので良くできたのだと思います。
 世界には、文字の読み書きのできない人がたくさんいます。学校に行けず、働いている人が、たくさんいます。一生けん命よびかけると、いろいろな人がハガキをくれました。石狩には、こんなにやさしい人がたくさんいるのだと思うと、とてもうれしくなりました。
 国の中で戦争をしなければ、地雷をうめなければ、今のように貧しいくらしにはならなかったと思います。同じ地球に住んでいて、困っている人がいます。その人達を助けたいと思う気持ちは、大切だと思います。私はそんな気持ちを持つ人が一人でもふえてくれればいいと思います。(S)


「じゃあ、私はかいらんばんにはさめてもらう文章を書くね。」
 私たちは今、寺子屋運動の活動のことでかいらんばんに入れる文章を書いています。
 総合の時間に私たちは寺子屋運動のことを勉強しました。この活動に協力して書きそんじハガキを集めるために文章や、電話番号を調べたりします。最初、みんなで役わりを決めました。
「千○ちゃんは、電話をかけてね。」
「友○君は、電話番号を調べて来てね。」
私は、文章を書き始めました。一生けん命考えました。でも、あまり書けませんでした。その時、海○ちゃんが教えてくれました。それで、最後まで書くことができました。
 次は、しょく員室にもって行って、コピーをしに行きました。だいたい300枚くらいをコピーし、リーフレットも同じ枚数300枚をコピーしました。それから、教室にもどり、そのコピーしたのを。ホチキスでとめました。300なのでずっととめていました。つかれている時に、○本ちゃんが、
「てつだってあげるよ。」
と言ってくれました。私はその時うれしかったです。それから二人で最後までやり続けました。完成したのをふうとうに入れてのりづけしました。町内会の名前を書きながら、ハガキが集まればいいなぁと思いました。そのふうとうを6年生にわたしに、千○ちゃんと行きました。その次の日からハガキが集まり始めました。
 私は、かいらんばんにはさめてもらうだけで、いっぱい集まるんだなぁと思いました。私たちの周りにはあたたかい人たちがたくさんいます。だれかを守りたいと思っている人たちがたくさんいます。助け合うことを忘れずにずっと続けてほしいなぁと、私は思っています。(I)

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