昨日の放課後、掃除が終わって教室にいた時のことです。
「先生、うち、成長したかも!」
とうれしそうな女の子。
「何かあったの?」
「あのね、掃除のとき、泣いちゃった子がいたの。」
「うん、うん。」
「でもね、うちが話をしたげたら、納得して「復活」したさ!」
「それはすごいねぇ。」
「自分たちで解決できるようになったってことは、うち、成長したってことなのかなぁ。」
「うん、うん。そうだね。成長したね!」
「やったぁ!!」
うれしいポイントが4つあります。
まず、問題の解決を自分たちで行おうと努力してくれたこと。
教室でよく話をしていることなので、実際に行動してくれたことがうれしいです。
次に、うまく解決できたこと。
一人ひとりが違う人間なので、意見が食い違ったり、衝突したりといったことはあって当たり前です。
それをうまく解決出来る、妥協点を見出すことが社会生活を行う上ではとても大切な能力だと思います。
それができたことに感動しました。
そして、うまくできたことを自分の成長を実感していることです。
成長の実感は満足感や自己肯定感につながります。
また、こうやって自分を客観的に見られる子供は、きっと自分に足りない部分にも目を向けて、それをクリアするための努力もできるでしょう。
実際、この女の子は学習などでそれができています。
さらに、女の子が帰った後,残っていた男の子たちが、
「ほんとに◯◯さんってすごいよね。」
「頼りになるね。」
「三年生の時はそうでもなかったんだよ。」
「成長したよね。」
というように女の子を認める会話をしていたことがいいなと思いました。
友達の良さを素直に認めることはよいことです。
しかも、男女関係なく評価しているところにちょっとした驚きを感じました。
女の子はもちろん、その場にいた男の子もみんな成長しています。
いいクラスになってきたなと思います。
うれしいことで一日が終わるとなんだか幸せな気持ちになります。
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