2009年7月1日水曜日

辞書引き

1、辞書引き



▼石狩市立若葉小学校に赴任して受け持った四年生には、4月から国語の時間に限らずあらゆる場面で国語辞典を使わせてきました。
▼子供たちの辞典に貼られた付箋の数も順調に増えています。平均で百枚強。最も多い子供で六百枚を超えています。枚数を競っているわけではありませんが、たくさんの言葉を調べている子供ほど国語辞典を調べるのが速いようです。
▼また、わからない言葉があると、指示をされなくても辞書を引く子供がいます。参観日の授業中にも「無償」という言葉をきいてすぐに辞書を開く子供がいました。言葉にこだわることは国語に限らず大切な学びの姿勢です。一年を通して、国語辞典が体の一部になるように使わせていきたいと考えています。
▼今年の子供たち、熱心な子が多いです。(以前はそうでなかったというわけではありません、念のため。)短期間のうちに、あっという間に使いこなすことができるようになりました。もっとも、「先生、○○という漢字はどう書くのですか。」とたずねても担任が、「辞書で調べなさ~い。」と冷たく返すからでしょうか。(本当に冷たいわけではありません、念のため。)

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