1、世界寺子屋運動-私たちにできること
▼つづいて、二時間目は七月十七(金)の総合の時間に「私たちにできること」を考えました。▼まず、発展途上国における貧困のサイクルについて知らせ、このサイクルを断ち切るためには、どこを改善するのが良いかを考えることから始めました。
(日本ユネスコ協会連盟のホームページに貧困のサイクルのわかりやすい図があります。)
http://www.unesco.jp/contents/tera/need.html
▼数名の子供から学校に行かせる(行く)ことができれば、負のサイクルが切れるという意見が出され、みんなも納得の声をあげていました。▼次に、そこを断ち切るための活動が日本ユネスコ協会連盟の行っている世界寺子屋運動であることを伝え、実は、石狩市立若葉小学校でも昨年、この活動に協力していたことを知らせました。
「どうやって協力していたか分かるかい?」
とたずねるとハッとした顔でYさんが
「書きそんじハガキ!」
と答えてくれました。
▼最後に、今年はもっと積極的に活動に参加しよう、とアイデアを出し合いました。
2、子供たちの感想と協力へのアイデア
▼自分が協力できそうな内容を感想用紙に書かせました。一部を紹介します。
◆人通りの多いところで呼びかけるなどして、多くの人に呼びかける。貧しい人たちが貧しくないように苦労して助ける。(N)
◆カンボジアの人たちが貧しい生活をしているから、いろいろな手でカンボジアの人たちを笑顔にさせてがんばりたいです。(H)
◆私たちは、一度、カンボジアに行って、文の読み書きを教えたいです。カンボジアの寺子屋を作ることを呼びかけるポスターを作ってみたいです。学校に通えない人にお金をかせいで学校に通わせてあげたいです。(H)
◆カンボジアの人のことを助けてあげたいと思いました。自分は書きそんじハガキをだしてあげたいです。(M)
◆カンボジアのことがよくわかりました。貧しい人が、貧しくないように、私たちが協力していきたいです。これからカンボジアのことでやってみたいことはテレビに出たり、ポスターを作ったりしたいです。がんばります。(I)
◆ポスター・よびかけ・人通りの多いところでプリントを配る・募金をしてもらう・テレビで宣伝する等のような活動で、貧しい人を幸せにしたいです。(S)
◆私たちが次の3つをしてカンボジアの人たちのくらしが豊かになればいいと思います。「校外の人によびかける」「寺子屋を作るときに必要な物を集める」「掲示板などにプリントをはる」私は特に、校外の人によびかけたらいいと思います。(S)
◆ポスターと募金をやってみる。また、ちらし配りをやってみたい!募金をして、学校にしてあげたい。(Y)
◆困っている人々を助けることを、自分のできる精一杯のことをがんばりたいです。そのために、プリントをくばることと、人通りの多いところで呼びかけをすることが私にはできそうなことでした。そうしたら、きっと少しは幸せになれると思います。(T)
◆今度、私がやってみたいことはポスター作りです。それはみんなに見せたいからです。(M)
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