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生振小学校4学年
学年・学級通信
「onelove」
NO,94(08/12/17発行)
発行人:山本和彦
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1 もちつき
▼土曜日のもちつき大会はたくさんの保護者の皆様にご参加いただき、有り難うございました。子供たちにとって、待ちに待った餅つきです。楽しい時間を過ごしました。▼当日、裏方として準備にご協力をいただきました保護者の皆様、感謝申し上げます。子供たちには行事の度に色々な人たちに支えられて楽しい活動ができていること、これらは「当たり前」なことではなく、「有り難い」ことだと教室で伝えています。常に感謝の気持ちを忘れない人に成長して欲しいと願っています。
2 対立を力に
▼経済協力開発機構(OECD)は「知識基盤社会」を担う子供たちに必要な能力を、「主要能力(キーコンピテンシー)」として定義付け、国際的に比較する調査を開始しています。キーコンピテンシーとして次の3つがあげられています。
1、ツール(言語・知識・IT等)を相互作用的に活用する能力
2、多様な集団における人間関係形成能力
3、自立的に行動する能力
▼今後、特に意識させたいのが「2」です。人間関係形成能力はさらに次の3つの内容で示されています。
A、他者と上手にかかわりあう能力
B、チームで協力して仕事を遂行する能力
C、対立を解決し運営していく能力
▼学校で子供たちが遭遇すトラブルはこれらをトレーニングする絶好の機会です。ケンカなどが起きたときは頭の一時停止ボタンを押して、冷静に対立点やお互いの納得できる妥協点を探らせ、自分たちで解決できる力を育てたいと考えています。
3 高学年として
▼冬休みが終わるとあっという間に進級です。子供たちには少しずつ高学年としての意識を持たせようと考えています。▼次の作文は私が6年前に担任した5年生(現高一)が書いた作文です。高学年は「先頭に立って引っ張る力」を意識して欲しいと思っています。そのためには信頼される人間になることが必要です。どんな人だったら信頼されるのか。子供たちと話してみて下さい。▼追伸、この作文を書いた子供はその後、児童会長になりました。
◆宿泊学習
「ふぅ。着いたぁ」「長かったぁ」バスが着いた途端、あちこちから声が聞こえてきた。二回目の宿泊学習が始まった。
「いくよぉ」と湯浅先生が呼んでいる。私たちは体育館へレクの準備に行く。外へ出ると風がひんやりと、気持ちがよかった。と中、野ウサギを見た。なんだか得した気分。体育館についてさぁ準備!イントロを流すタイミングを練習したり、ゲームに使う物を出したりした。そうこうするうちに、みんなが来てレクが始まった。
最初は私の挨拶だ。緊張して頭が真っ白になりそうだった。それでも何とか挨拶を終えることができた。しかし、挨拶が終わってもドキドキは止まらず、口から心ぞうが出そうだった。
その次がイントロゲーム。一曲目のイントロが流れた。「ハイ」「ハイ」いろんな人が手をあげた。イントロゲームは普段やらないから、楽しかったし、結構もり上がった。
次は○×ゲーム。準備の時、みんなで悩んで決めたクイズだったから、テンションが上がった。クイズはほとんどの人が正解だったので、景品なしだった。
最後はビンゴゲーム。このゲームにはレク係も参加した。少しかわったビンゴゲームだった。数字の代わりに人の名前が書いてある。賞状も作った。ゲームの中で一番もり上がったかも知れない。
ゲームが終わって、「みんな楽しめたかな。」と思った。みんなを見ると、笑って帰っていたからよかった。
私は宿泊学習で、みんなをまとめる力がついたと思う。行動班でもレク係でもリーダーをやったから、みんなをまとめるのが上手になったと思った。この力は六年生になったら役に立つ力だなぁと思う。(M・T)
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