2008年12月8日月曜日

今読んでいる本

今、「日本の食と農」(神門善久・NTT出版)を読んでいます。
これまでいつくか読んだことのある食育関連の本当は全く異なるおもしろさです。
自分のこれまでの考えを大きく揺さぶられました。
合わせて買っていた「土地と日本人」(司馬遼太郎・中公文庫)も良い本でした。
正しい、正しくないを判断するためには様々な角度から情報を集めることがとても大切だと考えさせられました。
あらゆる情報には意図があります。
大事なのはそれらを整理して、自分の頭で考えることです。
このことはしっかり子供たちにも伝えたいと思いました。

ところで、最初にあげた本を読みながら、本筋とは関係ないところで頁を折った箇所がいくつかあります。
例えば以下。

--------(引用開始)---------
現代社会では、最初に「楽しい、面白い」を強調しないといけないというのは、残念であるが、現状である。最初から堅苦しい話をすれば、いかに優れた内容・役に立つ内容であっても、敬遠されてしまう。だが、ほんとうに語学の力をつけるためには、単調な模範例文を何度も書いて手で覚えなくてはならない。単語や活用形の暗記、実力テストとその反省、という具合に、辛い作業をしなければ、いつになっても実力はつかない。
--------(引用終了)---------

このことは自覚的に学ぼうとする子供たちには比較的、伝えやすいですし、理解している子供もいるでしょう。
しかし、それ以外の子たちにはどうすれば伝えられるでしょう。一年後、三年後、十年後を考えると、何とかしてやりたいと思いますが、コンピュータのプログラムを書き換えるようにはいきません。
日々の悩みです。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

お久しぶりです。
いよいよ明日もちつき大会ですね。
すごく楽しみです。
卒業生たちはたくさん来ますかね?
あぁ今からワクワクしてきます。
それでは明日!