2011年7月16日土曜日

7月15日のこと その1

午前中は社会、算数、総合。
午後から研究会(札幌市立羊丘小学校)に出かけました。

午前中の学習では、社会科で「黙ってやる活動」「思いを伝える活動」にメリハリをつけるように指導。
学習活動には、それぞれに「ねらい」があります。
何のためにやっているのかを考えさせて、徹底させました。
今年は意識して引き締めるようにしています。
引き締め忘れることもありますが…(苦笑)。
子供たち、活発に真剣にやってくれました。

算数のテストは、あまりのあるわり算。
あまり無しのわり算から単元を入れ替えて、
引き続きで行うことにしました。
あまり無しのわり算の平均点が、144点。
今回のあまりのあるわり算の平均点が、140点でした。
なかなかよかったと思います。
計算は、ほとんどの子が大丈夫。
課題は、文章題であまりを切り上げる場合と、切り捨てる場合の区別をつけられるようにというところです。
火曜日、テストを返した時に考えさせてみようと思っています。
大切なところですから。
今年は、校内研究で算数の時間に「ふりかえり」を文章で記述しましょうという取り組みを行っています。
テスト後に記述させたふり返りを紹介します。

■あまりのあるわり算は、少しむずかしかったです。一つ目は、九九で、わり算のわられる数よりも、すくないわる数字で九九をしていきます。たとえば、、32÷6の計算だったら、6の段で、32の答えよりも少ない答えをさがすところです。二つ目は、答えをさがしたら、あまりのところです。なので、わたしは、あまりのあるわり算が、むずかしかったです。(A)

■わたしは、あまりのあるわり算が、むずかしかったです。理由は二つあります。一つ目は、わり算の計算をする時に、かけ算を、パッと出せないので、おそくなり、あまりを出す時がとくに、おそくなることです。二つ目は、かけ算を言っていく時に、数字が大きい方に答えを出しちゃうからです。前に出る人の答えを見たりすることもあるから気をつけます。これからは、パッと答えが出るようかけ算を、おぼえるように、がんばります。そして、次のべん強に入っても、やり方をわすれないよう、次のべん強もがんばります。(K)

■わり算がよくわかった。一つ目は、先生がすごくきびしくてめんどうくさかったけど、だけどきびしい方がわかってきて、どんどんきびしくされた方がいいと思った。二つ目は、そのままやっていたら、計算もはやくなってきて、やっぱりきびしい方が成長するのだと思った。だからよくできたんだと思う。夏休み明けのべん強もがんばる。ぜったいに!!(S)

ふり返りは、学習の履歴として大切だし、書くことで自分自身の学びをモニターする効果的な方法だと思っています。
今回のふり返りを見ていてもそう確信しています。
10分~15分くらいの時間だったら、文句も言わずに黙って鉛筆を走らせる子供たちです。
何をどうやって書くか、といった指導と合わせて一年を通して書かそうと思います。

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