2015年5月10日日曜日

金曜日のTTで

金曜日、算数のTTで低学年から高学年まで入っていました。
それぞれの発達段階が感じられて面白いなあと思います。
そんな中の6年生の授業のことです。

自分の入った学級と隣の学級でちょっと進め方が違いました。
ネガティブな意味ではなくて担任の学級の実態に応じた重点の違いが出ていた感じです。

ただ、新しい知識を指導する場面でもあったので、片方の学級の授業では「ここ足りないな。」というところもありました。
案の定、児童のふり返りをチェックすると、授業に対しての好意的な「感想」は見られるものの、「学習内容」への記述が不十分でした。

放課後、そのことを伝えようと思って写真を用意していました。
すると、担任自身もそのことを児童のふり返りから感じていたようで、帰りの会で補足説明していたそうです。
「やっぱり、そこ必要だったよね。」みたいな話になりました。

帰りの会で授業で足りなかった部分をちょこっと伝えるというのは、小学校だからこそ出来る技です。
でも、そこに気がついて、「あ、これは今日の内にきちんと子どもたちの中に残しておかないと!」と行動するところがいいなと思いました。
修正能力が高いなと感心しました。

追伸
ちなみに、隣の学級の先生も真面目ないい授業をしていました。
板書を見るだけで、「ああ、この授業でこれをしっかりと教えたいんだな。」そんなことを感じさせてくれました。

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