2010年7月27日火曜日

総合的な学習の時間から(カンボジアの授業)

総合的な学習の時間から(カンボジアの授業)

◆今日はカンボジアで寺子屋はどんな活動をしているかということを教えてもらいました。カンボジアには地雷がまだ埋まっていて、今でも危ないことや子供はカンやビンなどを集めてお金にしていると聞いてびっくりしました。こういった話を聞いて日本はすごく恵まれているんだなあと思いました。(K)
◆子供なのに親の仕事を手伝ったり、危ない仕事をしたりしてまでも働かなきゃいけないなんてかわいそうだけど、しょうがないんだな、と思いました。自分がそうなったらどうしよう、と思いました。でも、ありえなくないのだなと思いました。今日はわざわざ有り難うございました。留学しても頑張って下さい。(M)

先に挙げた二人の文章は7月21日(水)の五時間目の総合的な学習の時間を終えての感想文です。総合的な学習の時間では、現在、視野を広げて世界を見つめる学習を行っています。この週は非識字問題について考える授業を火曜日に、貧困に苦しむ国の一つとしてカンボジアの現状を知る授業を水曜日に行いました。

水曜日の授業は双葉小学校の寺子屋学習のキックオフも兼ねていました。石狩ユネスコ協会で活動をされ、実際に現地を訪れたことのある今井智美さん(北星学園大学の学生さんです)に来校いただき、六年生の子供たちにお話しをしていただきました。

カンボジアの地理的位置、人口や言語、内戦によって国土が疲弊し今も貧困に苦しんでいる人達がたくさんいることを伝えてもらいました。そのような現状の中で貧困のサイクルをストップする手立てとして日本ユネスコ協会連盟が行っている教育の機会を支援する活動、世界寺子屋運動についてもお話しいただきました。

2、子供たちの感想から
授業後、今井さんにお礼の気持を込めて感想を書こうと時間をとりました。自分たちの生活との違いに驚いている子が多数いました。

また、去年、四年生で取り組んでいた時とはまた少し違った視点(自分たちに何ができるのかといったような)で活動について考えている子も多かったです。子供たちの感想を載せます。

◆今日は、カンボジアのことをいろいろと教えてくれて有り難うございます。ぼくが一番心に残ったのは、寺子屋運動のことです。勉強ができない人達に勉強を教えるのは、とてもいいことだと思います。とってもいい勉強になりました。留学したあとも頑張って下さい。(T)
◆今日は、カンボジアのことを色々と教えて下さって有り難うございます。書きそんじハガキでカンボジア、はたまた世界を救うことができるなんて思いませんでした。本当に有り難うございます。こんな体験ができる私たちも日本も幸せだと実感しました。今井さんも、アメリカへの留学頑張って下さい!!(N)
◆今までカンボジアのことをこんなに知ったのが初めてでした。今でも地雷がたくさん埋まっているのがとても怖かったです。ユネスコの活動を聞いて僕も将来、ユネスコの仕事につきたいと思いました。今日は、忙しい中、本当に有り難うございました。アメリカに留学しても頑張って下さい。(K)
◆今日はカンボジアの色々なことがわかりました。今、私ができることがきっとカンボジアの子供たちの夢や希望になると思います。有り難うございました。(S)
◆カンボジアでは先生やお医者さんが殺されて、子供に勉強を教えられなかったり。病気になっても直してくれる人がいないから死んでしまうと聞いて、とても驚きました。私たちにできることは書き損じハガキをたくさん集めて、カンボジアの人たちを助けてあげることです。私はハガキをたくさん集めたいと思いました。(S)

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