2010年7月17日土曜日

世界がもし100人のムラだったら

1、 世界がもし100人のムラだったら
▼火曜日の総合的な学習の時間に「世界がもし100人のムラだったら」に描かれた世界の現実をシミュレーションで体験するという学習を行いました。▼世界には多様な言語や文化を持つ人々が住んでおり、そこには大きな貧富の差があります。このことを体験的に学び、視野を広げて世界を見られるようにすることがねらいです。▼学習は三、四時間目に体育館で一組と二組が合同で行いました。学習の中身はおよそ次のようなことを行いました。

(1)世界の人口
(2)女性と男性、どっちが多い?
(3)世界は今、高齢化?若年化?
(4)大陸ごとに分かれてみよう!
(5)世界の言葉で「こんにちは」
(6)世界の富は誰が持っている?

▼子供たちには一人一人に役割カードを渡しました。役割カードには「性別」「年齢」「地域」「あいさつの言葉」などが書かれています。子供たちは個々のプログラムの中でそれぞれの役割にしたがって活動し、世界の現実を身体で感じました。

2、 子供たちの感想
▼授業後の子供たちの感想を紹介します。
◆今日は、色々学びました。世界では、あんなにお金の差があることが、衝撃的でした。ふだんは、あんまりそういうことは考えませんが、これからは、ちょっと世界の事を考えたいと思います。(M)
◆ご飯などを食べて、おなかが満腹になる人もいれば、満腹にならない人もいるということがわかった。お腹が満腹にならない人がいるなんで、なんかさみしい。(O)
◆今日、世界がもし百人のムラだったら、という授業をやっての僕の感想は、世界ではちょっと女の人が多くて、アジア人がダントツで多いのがわかった。あと、お茶で二十人が八十%の富を使い、残り八十人が二十%を分け合っていると聞いてびっくりしました。僕の視野もちょっとは広がったと思うし、学習だったのにとてもおもしろかったので、いい経験になったと思います。(T)

3、六年の総合的な学習の時間のねらい
▼六年生の総合的な学習の時間では国際理解、国際ボランティアの活動に取り組みます。子供たちはこれまで学校や家庭で様々な体験をし、その中でたくさんのことを学んできたと思います。しかし、世界は広いです。子供たちが知らない現実や様々な活動に取り組む人達がたくさんいます。総合的な学習の時間の学習を通して子供たちの視野をもう少し広げ、これまでに学んできたものに新たなものの見方や考え方をプラスできたらと考えています。

0 件のコメント: