2012年5月4日金曜日

授業づくりのことメモ


授業を構想する際、その単元で何を指導するのか、最終的なゴールをイメージするところから設計を始めるのが良い。

(1)出入口を決める
…学習目標の明確化とテストの分析

(2)単元の構造を見きわめる
…単元の構成を書き出す

(3)教え方を考える
…指導方略の決定(何をどのように提示し教えるか、どんな練習問題を出してどのように答えさせるか等)

(4)教材を作る
…教材の開発と形成的評価の準備

(5)教材を改善する。
…形成的評価の実施と教材の改善
※学習者の理解を確かめるのが形成的評価です。この結果次第では、単元の流れを変えることもあり得ます。子供たち理解できていないのに計画通りに進めるなんてあり得ません。

参考:「教材設計マニュアル」鈴木克明(北大路書房)

普段の授業を作る時、たいていこの流れで考えています。
で、これをするのが単元の始まる前の土曜日の早朝とか。
単元の目標やテストを確認し、ノートに単元構成を書き出します。
それから、一時間の指導事項を付け足していきます。
最後に、学習する日を割り振り、一時間の流れを考えていきます。
国語・算数・社会・理科はこんな感じ。

子供たちにとって「わかる」「できる」授業を考える際、教育光学的な考え方は役に立つと思います。
参考であげた本は面白かった。
また、行動分析学も授業づくりに役に立ちます。

でも、それだけすれば大丈夫ということにはならないのですよね。
手法もいろいろあるし。
だから、面白い。

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