2010年4月16日金曜日

一年間の授業の始まりで伝えたこと

1、学ぶということ
▼つい先日、教室で子供たちに天地を逆転することで、全く逆の景色が見えるように描かれた絵を見せました。
▼人は自分の知っている範囲でしか物事を判断できません。しかし、物事には様々な側面があり、角度を変えることで全く異なる価値や意味を持つこともあります。
▼教室での学習や生活は新しい知識や様々な立場の考え方を知る事で物事を多面的にとらえ、一人一人がより相応しい判断ができるようになるための訓練です。
▼世の中にはたくさんの情報が溢れています。また、世界との繋がりも意識しなければならない時代になりました。子供たちには、授業や生活の様々な場面での学びを通して、適切に、相応しい判断を相手の立場を考えながらできるように成長してほしいと考えています。
▼今週の授業はオリエンテーションや5年生の学習の定着の具合を調べるテストが中心でした。いよいよ来週から本格的な6年生の学習がスタートします。子供たちの価値観を揺さぶることのできるような授業ができたらと思っています。

2、教室の子供たち
▼「先生、オレ、双葉小に来る前、なんか心配だったんだけど、大丈夫だったわ!」
休み時間、紅葉山小出身の男の子が声をかけてくれました。とても嬉しい一言でした。
▼新学期のスタートから一週間が過ぎ、子供たちは新しい環境にも少しずつ慣れてきたようです。授業中や休み時間にはたくさんの笑い声が聞こえます。
▼とはいえ、まだ不安もあることでしょう。そこで、来週、一週間をかけて一人一人と簡単な面談をします。そこで、担任の願いを伝え、子供たちの思いをくみ取りたいと考えています。

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