昨日、学校は始業式です。
元気そうな子どもたちの顔が揃いました。
午後から初任者研修の講師を依頼されていたので教育大学サテライトへ
お題は「社会科の基礎学力を保障するアイディア&コツ」です。
これまで社会科を指導してきて大事だと考えているポイント2つに絞って資料を作っていきました。
こうして資料をあらためて作ってみると社会科って面白い教科だなと思います。
一本のネジからたくさんの工夫や努力を読み取ったり、日本や世界を支えていたりといったことを考えることができます。
今年はたまたま補欠授業で社会科の授業をする機会に恵まれたので余計にそう感じるのかも知れません。
また社会科の授業をしたいなあと思いました。
内容は以下の感じ。
2015年1月15日
初任者研修
社会科の基礎学力を保障するアイディア&コツ
石狩市立双葉小学校
山本和彦
1, 社会科の本質
(1) 社会科の目標(学習指導要領)
社会生活についての理解を図り,我か?国の国土と歴史に対する理解と愛情を 育て,国際社会 に生きる平和て?民主的な国家・社会の形成者として必要な公民 的資質の基礎を養う。
【キーワード】 社会生活の理解 ・国土と歴史に対する理解と愛情 ・公民的資質の基礎
(2) 社会科の本質
・ 公民的資質の基礎を養う教科。
・ 地域・国・世界の中で人やものとどう関わるか。
・ 自分たちの生活に生かす(生活化)から社会に生かす(社会還元)へと発展させていくことが大切
2, 社会科の基礎学力
(1) 調べて考える力
(2) 社会科固有の知識・スキル
3, 社会科基礎学力を「どう」つけるか
(1) 調べて考える力
① 資料の読み方を指導する(写真・絵・グラフ・年表・表・図・文章等々)
(ア)本文を読む「4年北海道の漁業」
~意図を持って教科書を読ませる
(イ)グラフを読む「5年生漁業」
~グラフの基本(①表題 ②出典 ③年度 ④縦軸 ⑤横軸 ⑥傾向)
(ウ)関連付けをする「6年江戸時代末期の一揆」
~資料を関連させて考える
② ポイント
・「 」で考える時間や場所を保障する
・「 」を指導する(比較する、関連付ける、概念化する)
(2) 社会科固有の知識・技術( 基礎基本 )
① オススメのコンテンツ
② 様々な場面で繰り返すことが大切( 「 」の指導を意識して)
③ 基礎基本の条件
・基礎基本は「 」が効く。
・基礎基本は「 」にくい。
・基礎基本は「 」になる。 (社会科の授業名人:有田和正氏)
(3)一時間の指導の中身を工夫する
<一時間の指導の中身>
※「教科書」と「その他」の割合を工夫しましょう。
<社会科の学力を立体的に捉え・伸ばす>
※3Dモデルで学力向上を考えましょう。
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