2008年10月2日木曜日

食プロジェクト第2弾、3弾

1 食プロジェクト
▼総合的な学習の時間に「食」について考える学習に取り組んでいます。体験活動などによって「食」について知識を蓄え、その後の情報発信の学習を通して、自分たちの体を健康で丈夫にするための選択ができるようになることが最終的な目的です。▼現在取り組んでいるのは「体験」のフェーズ(局面)です。体験活動を通して子供たちの食についての理解や考えを深めるのがねらいです。その体験活動も第二弾、第三弾と取り組みが進んでいます。今回の通信ではその様子をご紹介したいと思います。

2 ゴボウほり

▼先週の月曜日、生振の農家、宮北さんのご厚意でゴボウほりを体験させて貰いました。普段、ゴボウを食べることはあっても、なかなかそれが畑にある姿を見ることはありません。とても貴重な体験をさせてもらいました。活動ではゴボウをどのように育てるかの説明の後、まずは機械で掘り起こしたゴボウをぬかせてもらいました。おもしろいようにスポスポぬけます。次に昔ながらの手作業に挑戦しました。ごぼうの周りをスコップでほり、手でゴボウを土の中から引き抜きます。といっても、ゴボウは一メートルくらいあります。そう簡単にぬけてくれません。ずいぶん土を掘らねば鳴りませんし、力もいります。ゴボウがぬけるとあちこちで歓声が上がっていました。


▼子供たちは機械の便利さと農家の方の苦労を学びました。お土産に持ち帰ったゴボウのお味はいかがだったでしょうか。

3 ちまき作り

▼今週の水曜日、昔のおやつ作りとして「ちまき」作りに挑戦しました。講師に来ていただいたのはユネスコ協会の漆さん、佐藤さんです。


▼自分の目で選んだ材料(笹も防風林から自分たちでとってきました)を使い、調理も自分たちの手で行いました。▼お店で買ってくるおやつは手軽でおいしいのですが、どのようにつくられているのか、何が入っているのかがよくわからないものも多いです。その点、手作りは何がどのくらい使われているのかを自分の目で確かめながら作ることができます。使った材料やつくった人の顔が見えるので、とっても安心です。また、漆さんから昔は親から子へこのようなおやつの作り方が伝えられてきたことも教えていただきました。


▼出来上がったちまきはほんのり甘く、とてもおいしかったです。お腹だけでなく、心まで満たされたような気持ちになりました。ご家庭でもぜひ挑戦してみて下さい。

1 件のコメント:

Tilly さんのコメント...

I can't read your blog as I don't have a translation but I love how hard all the children are working.