2008年7月24日木曜日

夏休みまでを振り返って形容詞作文

夏休み前、最後の学活の時間に楽しくこれまでを振り返る作文を書くことにしました。

こういった場面ではいつも子供たち一人一人に200字程度の短作文を書かせています。
しかし、今回は時間もない中、そして楽しい夏休みが目前ということもありちょっと趣向を変えてみました。
形容詞作文がそれです。
元ネタは修学旅行の時にバスガイドの花子さんがやってくれたものです。
(花子さん使わせてもらいました!)

まず、子供たちには形容詞をたくさん書き出させます。
いくつか書いた中で、これはいいなと思うものを一つ選ばせて提出させます。
次に、ところどころに穴のあいた作文を提示します。
そして、先ほど集めた形容詞の中から無作為に一つ選び、虫食いの中に入れていきます。
子供たちは16人いるので16の虫食いを作りました。

実際の作文をみていただくとのがわかりやすいでしょう。
まず、私から提示した作文は以下の通りです。

<形容詞を入れる前>

①(    )四年生のみなさん、
②いよいよ(    )夏休みです。
③四月から今まで(    )ことや
④(    )ことなどいろいろありました。
⑤そのたびに(    )四年生は、
⑥(    )力を合わせてがんばってきました。
⑦(    )先生は、
⑧(    )四年生をほこりに思います。
⑨(    )、(    )四年生のみなさん

⑪これまでに身につけた(    )力でこれからもがんばりましょう。
⑫(    )、そして(    )夏休み楽しんでください。

⑭夏休み明け集会で(    )みなさんに会うことを楽しみにしています。
⑮あと、(    )宿題もがんばってください。
⑯では、(    )夏休みをすごしましょう。

この中に子供たちから集めた形容詞を無作為で入れていきます。
形容詞は一枚の紙に一つ書いてあります。
それを山本学級伝統の「くじ箱」に入れ、一枚ずつ取り出していきます。
何が出てくるのだろうというこのワクワク感が大切です。
さて、子供たちの書いた形容詞を入れた作文はどうなったのでしょうか。
以下をご覧ください。

<子供たちから集めた形容詞を入れた後>

①( こわい )四年生のみなさん、
②いよいよ( かゆい )夏休みです。
③四月から今まで( あつーい )ことや
④( つらい )ことなどいろいろありました。
⑤そのたびに( きれいな )四年生は、
⑥( ひどい )力を合わせてがんばってきました。
⑦( やさしい )先生は、
⑧( うれしい )四年生をほこりに思います。
⑨( かたい )、( くるしい )四年生のみなさん

⑪これまでに身につけた( うるさい )力でこれからもがんばりましょう。
⑫( 地球を守りたい )、そして( こわい )夏休み楽しんでください。

⑭夏休み明け集会で( きらいな )みなさんに会うことを楽しみにしています。
⑮あと、( ありがたい )宿題もがんばってください。
⑯では、( くろい )夏休みをすごしましょう。

この作文の活動では、
「いつもは作文を一人一人で書くけれど、今日は先生とコラボだ!」
「おー!」
というノリで進めていきました。(笑)
かなり楽しく作文ができました。
形容詞がどういうものなのかも理解してくれたと思います。
まあ、明日から夏休みなので忘れてしまう子供も多いだろうとは思いますけど…。(苦笑)
夏休み明けもたくさんの作文を書かせようと思っています。

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