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2010年3月13日土曜日

筆談作文

1、筆談作文
▼みなさんは「筆談」の経験はありますか?文字だけでの会話は不自由さもありますが、普通の会話には無い楽しさもあります。国語の時間に教師の設定したテーマに沿って子供たちに筆談をしてもらいました。まずは「好きな動物」についてです。

A 好きな動物は?
B ねこだけど、Aさんは?
A 犬だよ。なんで好きなの?
B 家で飼ってるし、カワイイから。
A 家で飼ってるんだね。
B うん。
A Aはなぜ犬が好きかというとカワイイから。
B そうなんだ。なら、食べ物で好きなのは?
A ハンバーグだよ。Bは?
B え~と。マンゴーとかポテトとか。
A あっ、ポテトいいね。
B そうでしょ。
A うん。
B じゃあ、あとは…。
A おすしかな。Bは?
B 同じ。
A ほんと!!
B うん。
A 好きな教科は?
B 図工。
A いっしょ!!

▼「しゃべり」は禁止なので教室はシーンと静かですが、あちこちからクスクス笑いが聞こえる楽しい雰囲気の活動でした。もう一つ「来年の双葉小学校」についても筆談してもらいました。

C 来年の双葉小についてどう思う?
D えー。少し、嫌だけど…。まあ、いいかな!
C どっちでもいいかな。
D へー。うるさくなりそうだけど…いいの?
C できれば静かなクラスがいいな。
D 私も! 自分もうるさいけど、なんか嫌!
C 少しはふざけてもいいんじゃないかな?
D それって誰のこと? でも、静かなタイプだよね(C)。
C うーん。 Sとか?
D どういうこと?
C それってだれのことって聞いてるから。

E 来年の双葉小についてどう思う?
F あたらしい学校はいいと思う!
E 俺、無理ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。
F なんで?
E 今のままがいいから。
F クラス替えがあるからいいじゃん!
E なんにもいくない!
F いいしょ。クラス一組しかないから!!
E 二組チャ!
F 友達いっぱいできるじゃん!
E これだけで十分チャ。
F 多い方がいいじゃん。
E 多すぎてもいやチャ。
F スター軍団とちがうクラスがいいなぁ。
E 関係ないチャ。


▼この活動をさせて、どの子供も普通の会話よりも発言数が多かったり、ずばりと核心をつく質問していたりといったところが不思議でした。「口」じゃないから言いやすいし、言える、ということもあるのかも知れません。またやってみたいなと思います。

2010年3月9日火曜日

作文の授業のこと

最近好きなのは作文の授業です。

子供たちにテーマを与えて作文を書かせて、もってこさせる。
添削をして、またもってこさせる。
一斉指導の後の一人一人と対話しながら作文を仕上げる段階が好きです。

子供たちにとっては教師が壁となって立ちはだかっているので、嫌かも知れませんが。
子供たち一人一人の学びの様子や成長が一文、一文に感じられるのです。

これまで作文と言えば頭を抱えて鉛筆がちっとも動かなかった子が、自分なりの文章を書いてもってくる。
教師からの朱書きがまったく必要のないくらいの文章を仕上げてくる。
壁を突破したときの嬉しそうな笑顔!
こんな姿をすぐそばで見ていられるのがなんとも楽しいのです。

昨日、授業中に作文が書き上がらない子供が数名いました。
その子たちは、「居残りはかわいそうだからとりあえず書ければいいよ…」
などという優しい配慮の全く無い教師のもと、放課後の教室に残って作品を提出させました。
余計な音の無い、集中した空気の中、一生懸命に作文を仕上げました。
私の「OK」をもらって帰るときの「先生、さようなら!」の嬉しそうなことといったら!
先生はその声をまた聞きたいから、また作文を書いてもらうことにします。

2010年2月23日火曜日

作文

国語で作文の学習を行いました。
今回は「まじめ」な作文です。
教科書にある単元で作文の技法や段落の構造について学習し、
自分たちが取り組んでいる寺子屋運動をテーマに作文を書かせました。

評価のポイントは以下の3つです。
・段落ごとの役割を適切に理解し用いることができたか。
・指導された表現技法について理解し、適切に使うことができたか。
・読み手に自分の心の動きがわかるように書くことができたか。

先週の木曜日に下書きを行い、昨日、清書でした。
どの子も集中して取り組んでいたので、仕上がりはなかなかです。

作文は体力を使うのか、終わったらみんな口々に
「おなかすいたー」
「やっと給食だー」
などと言っていました。
その気持ち、とってもよく分かります。
だって、先生も2時間集中して作文を読み続け、添削し続けたので、もうフラフラでしたから。(笑)

作文は面倒がる子も多い学習ですが、
「いやだー」とか「書けない」とか言う子がいなかったのがいいことでした。
まあ、口に出すと怒られるので、言わないだけかも知れませんが…。(苦笑)

************************************
「こんにちはー!」
 元気よくあいさつしようと思うけど、どうしても声が小さくなってしまいます。そんな始まり方で、ニュースのさつえいはいつも進みます。私達は今、ユネスコ世界寺子屋運動を伝えるための、ニュースを作っています。
 私は、○本さんとアナウンサーをやっています。でも、けっこうむずかしくて、大変でした。一番大変だったのは、げんこう作りです。そう思ったのは私だけでみんながどう思っているのかはわからないけど、そう思います。げんこうは、○本さんといっしょに作りました。でも、どんな事を言えばいいか、どんな言葉で伝えればいいかわからず、悪戦苦闘しながらも、げんこうを書き終えました。
 げんこうを書くよりもさつえいの方がかんたんで、おもしろかったです。やっている事は、げんこうを読んでいるだけです。それでも、楽しかったです。かざりつけをしたり、げんこうを作ったり、それが世界の人達の役に立ってくれればいいと思います。最初は、しっかりできるか、ドキドキしていたけど、しっかりできて良かったです。みんなで協力したりして、がんばったので良くできたのだと思います。
 世界には、文字の読み書きのできない人がたくさんいます。学校に行けず、働いている人が、たくさんいます。一生けん命よびかけると、いろいろな人がハガキをくれました。石狩には、こんなにやさしい人がたくさんいるのだと思うと、とてもうれしくなりました。
 国の中で戦争をしなければ、地雷をうめなければ、今のように貧しいくらしにはならなかったと思います。同じ地球に住んでいて、困っている人がいます。その人達を助けたいと思う気持ちは、大切だと思います。私はそんな気持ちを持つ人が一人でもふえてくれればいいと思います。(S)


「じゃあ、私はかいらんばんにはさめてもらう文章を書くね。」
 私たちは今、寺子屋運動の活動のことでかいらんばんに入れる文章を書いています。
 総合の時間に私たちは寺子屋運動のことを勉強しました。この活動に協力して書きそんじハガキを集めるために文章や、電話番号を調べたりします。最初、みんなで役わりを決めました。
「千○ちゃんは、電話をかけてね。」
「友○君は、電話番号を調べて来てね。」
私は、文章を書き始めました。一生けん命考えました。でも、あまり書けませんでした。その時、海○ちゃんが教えてくれました。それで、最後まで書くことができました。
 次は、しょく員室にもって行って、コピーをしに行きました。だいたい300枚くらいをコピーし、リーフレットも同じ枚数300枚をコピーしました。それから、教室にもどり、そのコピーしたのを。ホチキスでとめました。300なのでずっととめていました。つかれている時に、○本ちゃんが、
「てつだってあげるよ。」
と言ってくれました。私はその時うれしかったです。それから二人で最後までやり続けました。完成したのをふうとうに入れてのりづけしました。町内会の名前を書きながら、ハガキが集まればいいなぁと思いました。そのふうとうを6年生にわたしに、千○ちゃんと行きました。その次の日からハガキが集まり始めました。
 私は、かいらんばんにはさめてもらうだけで、いっぱい集まるんだなぁと思いました。私たちの周りにはあたたかい人たちがたくさんいます。だれかを守りたいと思っている人たちがたくさんいます。助け合うことを忘れずにずっと続けてほしいなぁと、私は思っています。(I)

2010年2月19日金曜日

メモ

物語を読む10の観点(白石範孝氏による)

1、いつ(時)
2、どこで(場所)
3、どんな人物(登場人物)
4、だれが中心(中心人物=気持ちが大きく変わる人)
5、どんなことが起こった(事件)
6、変わったことは(構成)
7、一番大きく変わったことは(クライマックス)
8、お話の図(人物・できごとの関係図)
9、話を一文で書く(~が~によって~する・~になる話)
10、声に出して言える言葉・文(心に残る場面)

2010年2月2日火曜日

自慢作文

文章を書くということはいろいろな学習の土台となる大切な学習です。面倒がらず、楽しみながらたくさん書く経験をさせたいと考えています。先週、木曜日の宿題で「自慢作文」を書かせました。基本フォーマットにそって自慢を書くという作文です。楽しい作文がたくさんありましたので、いくつか紹介します。

▼みなさん、聞いてください。若小の図書室ってすごいんです。なぜかというと、2階があるからです。この「2階に何があるか」を知っていますか?実は、2階にはろうかに出られるドアがあるんです。しかし、今はそこのドアを開けたらダメなのです。なぜかというと、若葉小の七不思議を知ってしまうからです。というわけでこの話は永久に不滅です。(F)

▼みなさん、聞いてください。紅葉山フレンズってすごいんです。なぜかというと、紅葉山フレンズはすごく
チームワークがあるからです。この「紅葉山フレンズのチームワーク」を知っていますか?それは、試合をする時でも、何をする時でも、いつもよくみんなで力を合わせ、何があってもみんながいればいろいろなことができるからです。というわけで紅葉山フレンズのチームワークは永久に不滅です!(I)

▼みなさん、聞いてください。若葉小学校ってすごいんです。なぜかというと、ひつじ小屋があるからです。この「ミルクとココア」を知っていますか?ミルクとココアはかわいいです。でも、ふんはくさいです。みんなでふんをとったり、わらをあげたりしてお世話をします。というわけでミルクとココアは永久に不滅です!(H)

▼みなさん、聞いてください。B&Gってすごいんです。なぜかというとプールや体育館があるからです。B&Gのプールと体育館を知っていますか?B&Gのプールには小さな子供も遊べるように浅いプールがあるんです。体育館はとても広くて、なんでもできるんです。バドミントンやバレーができるんですよ!というわけでB&Gは永久に不滅です。(K)

▼みなさん、聞いてください。スリップノットってすごいんです。なぜかというとおじさんの声の迫力があるからです。このおそろしさを知っていますか。スリップノットは9人組の外人メタルバンドです。おそろしい人がお面をかぶって歌をうたうというやばいバンドです。なぜかというと曲の迫力があるからです。バンドのボーカルの声に重みがあるからです。というわけで、スリップノットは永久に不滅です!(T)

▼みなさん、聞いてください。若葉小学校ってすごいんです。なぜかというと、紅葉山小学校と合併があるからです。この「合併する双葉小学校」を知っていますか?双葉小学校は元気な子供たちがいる若葉小学校と紅葉山小学校が一緒になります。そして、みんなで元気に学校生活を送っていきます。というわけで双葉小学校は永久に不滅です!(S)

▼みなさん、聞いてください。若葉小学校ってすごいんです。なぜかというと、外見は小さな学校でも図書室が広くてとてもキレイなんです。それに、とてもキレイで大きな体育館があるからです。この「キレイで大きな体育館」を知っていますか。キレイで大きな体育館の「キレイ」はみんながキレイに掃除をしたり、キレイに使ったりしているからです。それに、大きな工事をして、広くなった感じもします。この体育館はみんなが広々とした空間で使えます。というわけで、若葉小学校は永久に不滅です!(O)


この作文は私が考えものではありません。
以下の本にワークシートがあります。
本のタイトルには「中学校作文」とありますが、
四年生の子たちでも楽しく取り組めました。
高学年だったらほとんどを問題なくできると思います。
六年生を担任している時にいくつもやらせていました。
この作文以外にもたくさん日常的に活用できる作文のネタが載っています。
興味がある方はぜひご一読ください。

「書く力がぐ~んとつく中学作文ワークシート」
上条 晴夫 (編集), 石川 晋 (編集) 学事出版
http://www.amazon.co.jp/%E6%9B%B8%E3%81%8F%E5%8A%9B%E3%81%8C%E3%81%90~%E3%82%93%E3%81%A8%E3%81%A4%E3%81%8F%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E4%BD%9C%E6%96%87%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%88-%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E8%B3%87%E6%96%99-%E4%B8%8A%E6%9D%A1-%E6%99%B4%E5%A4%AB/dp/4761911298/ref=sr_1_4?ie=UTF8&s=books&qid=1265055245&sr=8-4

2009年7月1日水曜日

辞書引き

1、辞書引き



▼石狩市立若葉小学校に赴任して受け持った四年生には、4月から国語の時間に限らずあらゆる場面で国語辞典を使わせてきました。
▼子供たちの辞典に貼られた付箋の数も順調に増えています。平均で百枚強。最も多い子供で六百枚を超えています。枚数を競っているわけではありませんが、たくさんの言葉を調べている子供ほど国語辞典を調べるのが速いようです。
▼また、わからない言葉があると、指示をされなくても辞書を引く子供がいます。参観日の授業中にも「無償」という言葉をきいてすぐに辞書を開く子供がいました。言葉にこだわることは国語に限らず大切な学びの姿勢です。一年を通して、国語辞典が体の一部になるように使わせていきたいと考えています。
▼今年の子供たち、熱心な子が多いです。(以前はそうでなかったというわけではありません、念のため。)短期間のうちに、あっという間に使いこなすことができるようになりました。もっとも、「先生、○○という漢字はどう書くのですか。」とたずねても担任が、「辞書で調べなさ~い。」と冷たく返すからでしょうか。(本当に冷たいわけではありません、念のため。)

2009年6月27日土曜日

運動会の作文

1、運動会の作文
▼石狩市立若葉小学校最後の運動会が終わりました。どの子も「最後」意識してがんばっていました。終了後、運動会の作文を書きました。今回は「書き出しの工夫」、「オノマトペ(擬音語・擬態語など)の使用」がテーマです。今回は題材が実際に自分が体験したこと(運動会)だったので、よく書けている子が多かったです。その中から今回は二人の作文を紹介します。

「プログラム十五番、四年生による中学年リレーです。」
 私はドキドキしていた。すると、後藤先生が、
「早く並べ」
と言った。私は早く並んだ。入場後、応援歌がかかった。そこで、私は大きく手を振った。応援歌が終わった。ついに、中学年リレーがはじまった。
 最初は紅組が勝っていたけれど、途中で白組にぬかされた。とうとう、四年生にバトンが来た。私はドキドキした。拓也君からバトンをもらった。次にバトンを渡す人は颯君である。私が走っている途中にくつがゆるくなったが、最後まで走りきった。最後のアンカーにバトンが来た。黄色、白、ピンク、赤の順番が並んだ。結局、赤組は負けたけれど、心がワクワクする一日だった。
 運動会が始まる前まではいろいろな、きびしい練習をいっぱいした。私が練習で一番がんばったことはリレーである。練習の時に、「運動会では赤が勝つ!!」と思っていたけれど、本番の運動会では赤組が負けた。だが、年に一度の運動会だから、すごく楽しい一日だった。来年は双葉小学校になるけれど、運動会では勝ちたいです。
(H)
★「ドキドキ」「心がワクワク」等、心の描写が工夫されています。(山本)

「ねぇねぇ、ひびきちゃん、きんちょうしない?」
 私はひびきちゃんに話しかけた。
「うん、すっごくきんちょうする。」
「まだ、この組で走ったことないからねー。すごく、きんちょうするんだよ。」
「うんー。」
ひびきちゃんも私と同じ気持ちだった。
 タイムを計った時は、いっつも三位、どうしても太響君と、玲音君にはかなわかなかった。すごくくやしかった。
 いよいよ本番。次が私の番だ。初めてあった人にあいさつをする時みたいに、心がドキドキした。
「よーい。」
 校長先生がいきおいよく言った。心臓が太鼓の音のようにドンドン鳴った。バーン。ピストルの音が聞こえた。急いで走った。
「八十メートルは長いよー。」
私の口から小さな声がもれた。でも、一位をとれるようにがんばった。ゴールにとどいた時、私の手は汗だらけ。心臓は象の足音みたいにドンドン鳴っていた。
「白いの一位。」
 後藤先生の声が聞こえた。学校では一位をとったのが初めてなので、心の中ではパーティー状態だった。
 家に帰ってから、ビデオでとったのを見てみると、私だけ、手と足がそろっていて、家族みんなに笑われました。
(T)
★作文中の会話の使い方が場面の様子を伝えるのに効果的です。(山本)

▼作文は自分の感じたことを表現するだけでなく、考えを整理するのにも役立つ大切な学習です。作品の見栄えよりも多作による経験値を積ませることに重点を置いて取り組みます。▼いよいよ紅葉山小学校との統合(平成22年度開校、石狩市立双葉小学校)に向けた校舎の改修工事に伴ってクラブ活動の日程が変更になりました。

2009年6月5日金曜日

「型」を教える~国語・作文

1、作文の型について
▼国語の時間に作文の学習を行いました。子供たちにいきなり作文を書けと言っても書けません。何を書くのか、どのように書くのかがわからないからです。ちょうど、社会科の見学学習で消防署に出かけたところでしたので、これを題材に作文を書くことにしました。▼今回の授業では「はじめ・なか・まとめ・むすび」の作文の型を指導しました。▼「型」と聞くと、形式張った中に押し込める、という印象を持たれる方がいるかも知れません。武道の世界に「守破離」という考え方があります。守破離とは物事を習得する上での段階を三つに分けた言葉です。▼「守」とは師匠の教えを正確かつ忠実に守り、基本の作法や礼法、技法を身に付ける、いわば「学び」の段階をいいます。▼「破」とはそれまで身に付けた技や形をさらに洗練させ、自らの個性を創造する段階をいいます。▼「離」とはさらに前進させて自らの新しい独自の道を確立させる最終段階のことをいいます。▼学習もこれと同じです。自己流でめったやたらにやっても上達しません。最初に身につけるべき「作法や礼法、技法」というものがあります。それを身につけた上で自分の個性を発揮する段階があるのです。▼教育とは最終的に子供たちが教師の指導を離れて自分で考え、進むことができる「離」の状態を目指すことです。そのために「守」の指導を丁寧に行うことが必用だと考えています。▼しかし、そうは言っても子供たちが書いた作文はどれもその子らしさが表れています。文章からその子の顔が浮かぶような内容になりました。

2、子供たちの作文
▼子供たちの書いた作文から笠原さんと佐藤さんの作文を紹介します。見学したこと、いただいた資料から読み取ったことを上手くまとめています。

①私たちは、先週の木曜日に社会見学で消防署に出かけました。見学でわかったことをしょうかいします。
②まず、水槽付ポンプ車です。水槽付ポンプ車は、水が3000リットルつんでいるそうです。私は、水がない所でも安心だと思いました。
③次に、火事の様子です。平成20年に石狩市内でおきた火事は32件で、そんがいは、約3500万円だそうです。また、ケガをした人は5人で、亡くなった人は1人だそうです。私は、火事をなくするにはどうしたらいいのだろうと思いました。
④私は、24時間、こうたいにやっているのは、とてもたいへんだなぁと思いました。学校の時間でさえたいへんなのに、消防士さんは、すごいです。私にはできません。
⑤消防士のみなさん、おいそがしいのに、私たちに消防の中や車を見せてくれて、ありがとうございます。いたずら電話は、ぜったいにしません。一人で火遊びもしません。私は火事をおこなさいようにします。将来は、消防士さんになりたいです。これからも、元気でがんばって下さい。(K)

①私たちは、先週の木曜日に社会見学で、消防署に出かけました。見学でわかったことをしょうかいします。
②まず、化学車です。化学車は油などの、水で消えない火事を消すそうです。そのために、いろいろな薬剤が入っているそうです。ふだんは、なかなか走っていないので、一度走っている所を見てみたいです。まるで、走る研究所のようでした。
③次に、消防隊の服です。消防隊や、化学車隊は、炎から身を守るために、特別な服を着ます。有害なけむりをすわないように、空気呼吸器をつけます。私は、上の服だけ着ました。でも、とても重かったです。
④見学をして、私は、化学車や、はしご車は、大きいと思いました。大型水槽車はとても大きかったです。一万リットルも入るなんて、すごいと思いました。
⑤今まで、消防署の仕事って、どんなことをするのか、よくわかりませんでした。でも、消防署のみなさんが、ていねいに教えて下さったおかげで、よくわかりました。ありがとうございました。これからは、火事をおこさないように気をつけます。あぶない仕事ですが、けがをしないように気をつけて下さい。この間は、ていねいに説明していただいて、ありがとうございました。火遊びをしている人がいたら、止めるようにします。(S)

2008年5月27日火曜日

田植えの作文

1 田植えの作文を書きました
▼金曜日に田植えがありました。その日の6時間目に田植えの作文を書きました。それを元に月曜日に仕上げと校正を行いました。
▼今回の作文のポイントは次の3つです。

①オノマトペ(擬声語、擬音語)からはじめる書き出し
②文章の構造(始め・なか1・なか2・まとめ・結び)
③段落の構造

▼①と②については3年生のころから指導してきた内容です。
▼③は段落の構造として次の基本形を教えました。

 ・最初に段落の概要となる文を持ってくる。
 ・自分の主張したい部分を詳しく説明する。
 ・それについて自分の考えや感じたことを加える。

▼実際に文章にすると次のような感じです。

 ・田んぼの中に服を泥で汚した男の子がいます。
 ・男の子の背中には泥の手形がくっきりと残っています。
 ・私は今日の田植えの良い記念品だな、と思いました。

▼3文で書くというのは基本形です。真ん中の説明の文が2文でも3文になってもいいです。間に会話が入っても構いません。これを基本にして、段落をレンガのように積み重ねていくことで分かりやすい文章が出来上がります。
▼以上のようなことを月曜日に指導しました。4年生ではまずこれを第一の目標に作文の学習を進めます。
▼あわせて、今年は文字の形や誤字・脱字がないように清書をすることも大事にしています。

2 子供たちが書いた作文
▼実際に子供たちが書いた作文を紹介します。

①「ちゅうしちん。ちゅうしちん。おれたちは~。」
Yがタオルを回して、歌っている。Yの服そうは、やけにおもしろい。ジャージのズボンは、ひざのちょっと下までまくっている。頭には、フェイスタオルを広げて、体育ぼうしをかぶっているのが、いんしょう的だ。
②みんなが次々に田んぼに入っている。田んぼの中にどろだらけのズボンの男の子がいた。男の子のズボンはどろの重みで今にもさがりそう。私は、それを見て、きたないなと思った。
③私は、車のドアに指をはさんで、ケガをしているので、田植えはできなかった。それで、カメラマンをしていた。みんなは楽しそうに田植えをしている。私は、みんなの写真をとるのが役目ですから、がんばって何まいもとった。フィルムがなくなるくらいのいきおいで、とりまくった。
④田植えの写真は、とてもいいものばかりだった。楽しかった。
(S)

①ブチュ、ブチュ、ブチュ。ぼくが田んぼを歩くたびにこの音がなった。ぼくは、この音がおならみたいな音だから、田んぼのおなら、とぼくはよんでいる。
②ぼくは、さいしょに稲を10本から15本持つとどんどん植えていった。そして、僕が植えていた列がだいだいはんの中で一番、早く終わった。ぼくは、自分をほこらしく思った。終わった後は、みんなを手伝った。
③田んぼからあがると、人がいっぱい集まっているのを見付けた。ぼくは何かと思った。すると、K太くんの手の上になんと10㎝くらいの大きなカタツムリがのっていた。K太くん言った。
「ここにこのカタツムリがいたんだ。」
K太くんは、田んぼのふちのところを指さした。ぼくは、このくらいの大きいカタツムリがいるのかと思って、そこらへんを探した。でも、K太くんが、持っているように大きなカタツムリはいなかった。ぼくはすごく残念だった。
④ぼくが、一番うれしかったことは、楽しくできたことと、去年よりずっところばなかったことだ。それはぼくにとって、すごくうれしいことだ。
⑤田んぼに植えた稲はこんど見る時、もっと大きくなってほしい。今日は本当に楽しかった。
(K)