2015年5月13日水曜日

5月12日

火曜日、市教委の訪問も終わり、「さあ、今日から各学級の授業に入れる!」「何だったら社会科の授業をもらって授業しようかな!」
などということを考えていた一時間目、保育園から呼び出しが…。
長男の発熱であえなく退場…。

まあ、仕方ないです。
今、自分がいないと困る仕事はないので、父親の仕事に専念することにしました。
というわけで、二女も児童会に行かずに真っ直ぐに帰宅。
こちらも嬉しそうでした。

市教委訪問

月曜日、市教委の学校訪問がありました。
今年度から授業の様子も見に来るとのこと。
だったら、前向きにとらえて連休明けのぼんやりした教室を引き締めるために活用しようということになりました。

授業は研究教科の算数に揃える。
学習規律の徹底についても4月の終わり頃から小出しにチェックポイントを提示する。
学級経営交流でまとめたものを提示する。

結果、大型連休明けでしたがどの学級も良い緊張感のある授業がなされていて(訪問以外の時間も)、いいスタートを切れたなと思いました。
これから運動会まで校内もバタバタします。
ですから、余計に足元を固めることを意識するといいなと思います。
学級開きから一か月で徹底具合を確認するためにもいいタイミングの訪問でした。

2015年5月10日日曜日

金曜日のTTで

金曜日、算数のTTで低学年から高学年まで入っていました。
それぞれの発達段階が感じられて面白いなあと思います。
そんな中の6年生の授業のことです。

自分の入った学級と隣の学級でちょっと進め方が違いました。
ネガティブな意味ではなくて担任の学級の実態に応じた重点の違いが出ていた感じです。

ただ、新しい知識を指導する場面でもあったので、片方の学級の授業では「ここ足りないな。」というところもありました。
案の定、児童のふり返りをチェックすると、授業に対しての好意的な「感想」は見られるものの、「学習内容」への記述が不十分でした。

放課後、そのことを伝えようと思って写真を用意していました。
すると、担任自身もそのことを児童のふり返りから感じていたようで、帰りの会で補足説明していたそうです。
「やっぱり、そこ必要だったよね。」みたいな話になりました。

帰りの会で授業で足りなかった部分をちょこっと伝えるというのは、小学校だからこそ出来る技です。
でも、そこに気がついて、「あ、これは今日の内にきちんと子どもたちの中に残しておかないと!」と行動するところがいいなと思いました。
修正能力が高いなと感心しました。

追伸
ちなみに、隣の学級の先生も真面目ないい授業をしていました。
板書を見るだけで、「ああ、この授業でこれをしっかりと教えたいんだな。」そんなことを感じさせてくれました。

2015年5月9日土曜日

教育課程編成の仕事

今年、教務主任2年目ですが、何だか去年よりも忙しいです。
理由は新しい試みを行っていることが一つ。
教育課程編成届の様式が変わり、求められる「全体計画」がかなり増えたこと。

前者は自分で「こうしたい」と思って変えたことなので、時間がかかっても何の不満もありません。
後者は今年いきなり増えたので(本来あるべきなのかも知れませんが…)、当初、「え~こんなに…。作っても誰が見るんだ…。」と愚痴りたくなりました。

ですが、実際に作ってみると学校の教育活動のつながりが見えてきてかなり有意義。
校長(以前、指導主事だったので色々詳しい!)からも自分がこれまで知らなかったことを教えてもらえてラッキー。
たぶん、15くらい作りました。(そんなになかったのか…)
で、終わってみて思うことは、この仕事で一番、得をしたのは自分だということです。
文句を言いたくなったけど、「ごめんなさい」という感じでいます。
それぞれの教育活動が校内でどう位置づけられているのか、どういった流れで扱うべきかが見えました。(実際は見えてないこともあるかも知れませんが…)
学校の行っている教育活動の全体像が見えたなと思います。

当然、次年度以降は各分掌に割り振りをして、修正などを行ってもらうようにするつもりです。
今回は時間がなかったので一人で作ったけど、それぞれの分掌でしっかりと把握していないと意味の無いものですから。

この全体計画たち(量の多さに「たち」と言いたい!)、どこかで共有したいとも思います。
自分の作ったものがいいとか、悪いとかではなくて、食育とか性指導、道徳とか学校全体の教育活動の中でどう位置づけられているのかを知っておくのとそうでないのとでは大きな違いがあると思います。
ペーパーで渡すだけだと、ちら見でスルーされてしまいそうで(自分もそうしていたかも)、もったいないなと思います。

2015年5月2日土曜日

5月1日のこと

昨日は職員室での仕事が中心の辛い一日でした…。
そんな中で1年生の補欠に入ったり、放課後の5年生の総合に関連した打ち合わせは楽しい時間でした。

1年生では道徳の時間で生活をふり返るお話しをしたり、絵本を読んだり、ゲームをしたり、お説教(苦笑)をしたりであっという間の一時間でした。
今年の一年生、とってもいい子たちだなと思います。
可愛い子たちですが、学校に慣れてきたこの時期、連休前のこの時期にみんなで生活することの大切さや約束もきちんと(時には厳しく)伝えていきたいなと思います。
そして、担任以外のいろいろな先生が学校にはいること。
それぞれの先生が優しさと厳しさを持って自分達を見守ってくれていることもわからせたいです。
とりあえず、学校生活にはスムーズに慣れることができたようなので、次のステップを一年生の担任と相談できたらいいなと思いました。
(決してネガティブな話ではないです)
で、来週も補欠で入る予定なので、厳しさを見せた自分に対してどんな態度で子どもたちが接してくるだろうと、かなり楽しみにしています。

放課後は5年生の担任の先生たちと総合的な学習で今年学校で受け入れた事業についての打ち合わせ。
市教委や環境省、NPOの方々が来校しました。
顔合わせと概略くらいかなと考えていたのですが、結構、細かなところまで突っ込んで話をしました。
印象としては学校で実践されている総合的な学習の時間の取り組みに対して、小学校で設定している「ねらい」や「活動」に多少、物足りなさを感じている様子が窺えました。
あくまで個人的な印象なので違うかも知れません。
今年度、学校として方針を修正した部分と合致する内容だったので、個人的には大変面白い時間でした。
五年生も学級開き、家庭訪問と怒濤の四月を過ごしている中ですが一時間近くの話し合いを通して、「こんな活動できそう!」「こんな体験を!」「ここを大事にしたいね!」みたいな部分が固まってきたようで、メリットがあったなと思いました。
「総合ってこういうところを大事にしたいよね。」という部分の共有ができたことが大きな収穫でした。
やはり一人一人にどんな資質・能力を付けるか、という部分を真剣に考えなくては単元は作れません。
「発表会をしよう」「プレゼンをしよう」のようにはじめに活動ありきで単元を組み立てると結局、形だけで子どもたちに力がつかないケースも間々あります。

というような五月のスタートの一日でした。

学級掲示

学級掲示も整ってくる時期です。
それぞれの学級に行くと色々と発見があります。
「この掲示はステキだなぁ!」
「班のポスター、手抜きしないで仕上げてるな!」
「子どもたちが学習に集中できるような意図を感じる!」
等々。


放課後にちらっとある学年の先生に、「なんであのレイアウトなの?」とたずねたら、即答えが返ってきました。
しっかりと意図を持って取り組んでいるのがいいなと思います。
こう書くと、何だか試していたみたいで嫌な感じですが…。

学級掲示や教室のレイアウトからは学年や学級、担任による工夫が様々見えてきます。
これは自分の教室と職員室の往復ではなかなか見えないものです。
校内で一度ツアーを組みたいなとずっと思っています。
今年こそはやってみたいなあ。

一週間の終わりに


今週は何だかジミに忙しい一週間でした。
忙しいと言ってもそれは自分の校務を勤務時間内に粛々と進めているという話なので、夜遅くまで学校に残ってとか、残務を自宅に持ち帰ってというわけではありません。
学級の様子を見に行ったり、授業に入ったりが、なかなかできなかったので「忙しい」と感じているのだと思います。
来週、市教委へ提出する書類が全て揃います。
これを出してしまえば晴れて自由の身!
もうひと頑張りです。

そんな中、6年生の補欠で社会の授業をしてきました。
授業はやっぱり楽しいなと思います。
社会の授業、頼んでいくつかの学年でやらせてもらいたいなと思いました。
(結構強く思っています。)