2015年1月25日日曜日

Nexus7

年明けすぐにタッチパネルの誤作動がひどくて使い物にならなかったNexus7をASUSに修理に出していました。

検証結果はまさかの故障無し…。
そんなはずないのにな、と思いながらも
工場出荷時の状態に戻って帰ってきたNexus7を使ってみると全くの誤作動無し。

ハードの問題の他に、Androidのバージョンに原因がということも考えられました。
で、5.02へのアップデートを躊躇していたのですが、通知のうざったさにアップデートしてしまいました。
アップデート後も正常動作は変わらず!
これが当たり前なのですが、かれこれ1年近くおかしな現象に悩まされてきたのでウソのような快適さです。

正直、原因は全く分かりません。
推測では、購入後のAndroidのアップデートでおかしくなった状態がずうっと何かに影響していたものが、工場出荷時に完全に戻されたことで解消され、最新の安定したバージョンのAndroidへのアップデート後も正常な状態を維持している。
そんなところでしょうか。

まあ、なおったので良かったです。
検証費用として4000円ほどかかりましたが、問題が解決したので安いモノです。
有り難うASUS!!

2015年1月24日土曜日

へとへと

今週は月曜日から先週の金曜日に5年生と打ち合わせていた新しい試み(算数の基礎力アップを目指した)を実践。


火曜日のスキー学習(猛吹雪で午前で切り上げ集団下校)後にその評価と授業で行う取組の方向性の確認。吹雪で体力も精神力も消耗した後の集団下校がなかなかハードでした…。そして、その後、調子の悪い息子を連れて病院へ行くという…。


水曜日は午後から人事異動の面接と学校に戻って校内研修。ブロックの取組のまとめ。


木曜日は5年生と行う新しい試みの授業編の実践。1組は少人数で、2組は担任が一斉指導を行い、担外が複数入った中で児童のつまずきのチェックと支援。5時間目で指導に入った担外で実態の交流と取組の評価。放課後に担任と打ち合わせと今後の方針の決定。


金曜日は午前中に教務のたまった仕事を一気に。午後からは6年生の補欠授業で社会と理科。久しぶりに6年1組で授業をしましたが、楽しい授業でした。内容は税金の仕組み。年度末に向かって分掌の仕事が山積みですが、授業がやっぱり楽しいです。

学力テストの結果も届いたのでその分析と評価も平行しながらでした。何だか今週はいろいろあってへとへとの一週間でした。

学力テストの結果が昨年度と比べて上向きなのでほっと一安心。
今年度は昨年度で学校の中核だった方々がことごとく異動という厳しい状況でのスタートでした。
自分が教務をすることになったのもそんな学校事情があってのことです。

そんな中、これまでの学校の取組を評価されて実践発表をしてくれという依頼も複数。
偉そうにしゃべっていて、これで今年、学力テストの成績下がったらかっこ悪いなと思っていました。

せめて現状維持!と思っていたので、今回の結果は、ホントほっとしました。
もちろん、課題が無いわけではないので、それを分析して次年度へつなげられたらと思っています。

2015年1月16日金曜日

初任者研修(社会科)

昨日、学校は始業式です。
元気そうな子どもたちの顔が揃いました。

午後から初任者研修の講師を依頼されていたので教育大学サテライトへ
お題は「社会科の基礎学力を保障するアイディア&コツ」です。
これまで社会科を指導してきて大事だと考えているポイント2つに絞って資料を作っていきました。

こうして資料をあらためて作ってみると社会科って面白い教科だなと思います。
一本のネジからたくさんの工夫や努力を読み取ったり、日本や世界を支えていたりといったことを考えることができます。
今年はたまたま補欠授業で社会科の授業をする機会に恵まれたので余計にそう感じるのかも知れません。

また社会科の授業をしたいなあと思いました。

内容は以下の感じ。


2015年1月15日
初任者研修
社会科の基礎学力を保障するアイディア&コツ
石狩市立双葉小学校
山本和彦

1, 社会科の本質
 (1) 社会科の目標(学習指導要領)
  社会生活についての理解を図り,我か?国の国土と歴史に対する理解と愛情を 育て,国際社会 に生きる平和て?民主的な国家・社会の形成者として必要な公民 的資質の基礎を養う。
 【キーワード】 社会生活の理解 ・国土と歴史に対する理解と愛情 ・公民的資質の基礎

 (2) 社会科の本質
  ・ 公民的資質の基礎を養う教科。
  ・ 地域・国・世界の中で人やものとどう関わるか。
  ・ 自分たちの生活に生かす(生活化)から社会に生かす(社会還元)へと発展させていくことが大切

2, 社会科の基礎学力
 (1) 調べて考える力
 (2) 社会科固有の知識・スキル

3, 社会科基礎学力を「どう」つけるか
 (1) 調べて考える力
  ① 資料の読み方を指導する(写真・絵・グラフ・年表・表・図・文章等々)
   (ア)本文を読む「4年北海道の漁業」
    ~意図を持って教科書を読ませる
   (イ)グラフを読む「5年生漁業」
    ~グラフの基本(①表題 ②出典 ③年度 ④縦軸 ⑤横軸 ⑥傾向)
   (ウ)関連付けをする「6年江戸時代末期の一揆」
    ~資料を関連させて考える
  ② ポイント
   ・「       」で考える時間や場所を保障する
   ・「       」を指導する(比較する、関連付ける、概念化する)

 (2) 社会科固有の知識・技術( 基礎基本 )
  ① オススメのコンテンツ
  ② 様々な場面で繰り返すことが大切( 「     」の指導を意識して)
  ③ 基礎基本の条件
   ・基礎基本は「       」が効く。
   ・基礎基本は「       」にくい。
   ・基礎基本は「       」になる。   (社会科の授業名人:有田和正氏)

 (3)一時間の指導の中身を工夫する

<一時間の指導の中身>  

※「教科書」と「その他」の割合を工夫しましょう。

<社会科の学力を立体的に捉え・伸ばす>

※3Dモデルで学力向上を考えましょう。