2011年1月29日土曜日

MY FOOT

毎日の振り返りを読んでいると「先生に怒られた・・・」という言葉が多く、心が痛い毎日です。
いえ、決して怒ったことを後悔しているとかいうわけではありません。

子供たちの人生に関わる職業として、毎日をよりよく生きてほしいというのは切なる願いです。
ですから、ズレを訂正したり、自分自身をコントロールできるようになるために、
必要な修正を行うのは仕事として大事なことだと思っています。
(なんだかこういうことを書いていると毎日、激怒している感じですが、それはないです。一応)

とになく、怒るのは嫌いです。
怒っている時は、身を削る思いでいます。

木曜日、子供たちに通信でhe pillows  MY FOOTの歌詞を紹介しました。

僕はまだ見てる 進む爪先を
雨も水溜りも気にしないぜ すぐに乾くんだ
いつの日か立ち止まるのなら
冒険家のように進め my foot
道なき道を 踵を鳴らして行こう



どうせ進むのなら、悔いの無いようにいきたいものです。
黙っていても卒業の日はやってきます。
だったら、自分から格好良く歩みを進めたいなと思いませんか。
来週、一週間、毎日が楽しく穏やかな日々であるように願いつつ、金曜日を終えました。

追伸
一週間の終わりは、スキー学習でした。
一緒に過ごした子供たちがとてもがんばっていました。
スキーが苦手でイヤです、という子もいました。
けれど、みんなが最後にもう一回すべりたいです!、という気持ちになって終わることができました。
放課後の教室で話をしていた子たちも笑顔でさようならができたので、
(愚痴もたくさんあったようですが・・・)
気持ちよく一日を終わることができ、うれしい気持ちでした。

2011年1月25日火曜日

日常

■残り少ない小学校での生活を充実させて、良い思い出と共に卒業してほしい。卒業学年の担任として、毎日考えていることです。ただし、毎日をおもしろおかしく過ごすことだけが全てでは無いと思っています。しっかりとできていないことを見直したり、新しいことに挑戦したり。自分自身を少しでも「向上的に変容」させることに取り組んで欲しいと思っています。
■先日、一日の終わりに、「振り返り作文」を書かせました。その中に、授業中の発表について書いている子がいました。今まで積極的に発言ができなかった自分を変えるために、その日は算数の時間にがんばって手を挙げてみた、というのです。この作文を読みながら一日のことを思い出してみると、真剣な表情で頷きながら話を聴いていたその子の姿が頭に浮かびます。今よりも良い自分になるために一生懸命に努力をする姿を嬉しく思いました。

2011年1月22日土曜日

再話作文

1、再話作文
■国語の時間等に再話作文というものに取り組んでいます。再話作文とは、教師が読んだ昔話などの文章を作文用紙に要約する学習活動です。登場人物や話の展開、結末などを正確に聞き取り、それらを自分の言葉で再構成する力が要求されます。
■話の要点を捉えて、自分の言葉で説明する力は、国語に限らずあらゆるコミュニケーションの場面で必要な力です。その力をトレーニングするのが再話作文の目的です。
■実際に子供が書いた作文を紹介します。一月十九日水曜日に書いた作文です。題材は「狼の眉毛」という広島県に伝わる昔話です。

 昔、ひどい貧乏人がいて、食べる物も無いから、金持ちの家に行って、毎朝なべを借りて、お茶を入れてこすって、残りかすを食べて生活していた。それを金持ちに見られてしまって、男は狼に食われようと決意した。しかし、山に行っても男は真人間なので食べてもらえなかった。そして、眉毛をくれた。里に下りると、畑仕事をしていた。そこで、男は眉毛をかざしてみた。そしたら、みんな真人間ではなかった。一人の男に「かして」と言われたが、狼に「かすな!」と言われていたので、かさなかった。一人の男は「来てくれ」と男を呼んで自分の家を見せた。金持ちだった。跡継ぎになってくれと言われた。それは男が真人間だったから。(T)

■Tさんの再話作文から話の内容を理解することができたでしょうか。Tさんの作文は、一文が短く、「しかし」や「そして」「そこで」などのつなぎ言葉を適切に使用しているので話題のつながりが分かりやすいです。よく書けた文章ですので、参考にしてほしいなと思います。
■再話作文は、わりと有名なトレーニングの方法です。小学校や中学校の教室で実際に行われているのも少なくないと思います。
■教室だけでなくこんな場所でも、というものを見つけました。光文社新書に「言語技術が日本のサッカーを変える」という本があります。その中で、サッカーのエリート養成を目指して設立されたJAFアカデミー福島で、中学生を対象に再話作文に取り組んでいる様子が紹介されていました。スポーツ、特に、サッカーは連携プレーが大切なので、なるほどな、と思いながら読みました。
■再話作文を面倒がる子もいますが、効果のある方法だと思っています。子供たちの声に負けず(笑)、頑張って取り組みますので、応援よろしくお願いします!

2011年1月21日金曜日

自問清掃について

1、自問清掃のおさらい
■掃除について、四月から「自問清掃」を掲げて取り組んでいます。自問清掃のねらいは、「自発性を高め」、「意思や・情操・創造性を磨くこと」です。また、人の顔色をうかがって態度を変えたり、誰かの指示や命令を待ったり、損得で行動したりするのではなく、自分の心に従って考えて行動する人間に成長することです。
■水曜日の掃除の時間いくつかいいなあと思う場面がありました。
・私が職員室へものを取りに行ったわずかの時間に机やいすが全て下げられ、床の雑巾がけまで掃除が進んでいました。
・特に指示の無い廊下の雑巾がけを黙々とこなす子がいました。
・私が机を整頓するとそれに合わせてさっと隣の机をそろえてくれる子がいました。
・黒板が驚くほどきれいに消されていました。
・簡単清掃の短い掃除時間にも関わらずいつもと変わらない掃除がテキパキと行われました。
■当たり前が当たり前にできることは、大事なことです。褒美や罰があるからやる、というのは本物では無いと思っています。自問清掃の五つのステップの最後、正直清掃ができるようになることが目標です。

<自問清掃のステップ>
第一段階 我慢清掃…私語を我慢し、人に迷惑をかけない。(意思の力)
第二段階 親切清掃…人の気持ちをくみ取  
       って働く。(親切な心)
第三段階 見つけ清掃…進んで仕事を探そ 
       うとする。(創造性)
第四段階 感謝清掃…校舎へ感謝の気持ちを持って働く。(感謝の心)
第五段階 正直清掃…他人の目を気にせず、
       自らの心に従う。(正直な心)

自問清掃について詳しくは、http://jimon.web.fc2.com/

2011年1月19日水曜日

冬休みの思い出を読んで

1、冬休みの思い出作文から
■ぼくの冬休みで一番の思い出は映画を見に行ったことです。その映画はイナズマイレブン。この映画は2Dと3Dの上映があって行く前に、お母さんに「2Dと3D、どっちがいい?」ときかれたので、ぼくは、「3Dがいい!」と言いました。3Dを見るため、いつも行っている小樽の映画館ではなく、札幌の映画館に行きました。3Dは迫力があり、おもしろかったです。映画を見終わり、お昼は何にしようかと、お母さんたちとブラブラ歩いていました。そしたら、ビックリしたことに生で日ハムの小谷野選手を見ることができました。それも十メートルほどの距離でした。運良く近くでイベントがあったから、見られました。最初は夢を見ているかと思いました。でも、やはり現実なので、ビックリしました。本当に生でしかも近距離で見れたので、うれしかったです。今年の冬休みにいい思い出ができたので、よかったです。(H)
■私は冬休みに石狩市に引っ越しをしました。はじめて石狩に来たので、ドキドキしていました。私は、「新しい学校で友達ができるのかな」とか、ずっと思っていました。金曜日に新しい学校に行きました。緑色の学校でビックリしました。友達ができるといいです。クラスのみんなはおもしろくて、やさしい人たちで良かったです。(I)
■私の冬休みの思い出は、おばあちゃんに、手袋の作り方を教えてもらったことです。理由は、おばあちゃんが、遠いところからわざわざ、私に手袋を教えに、来てくれたからです。私は、作業がとてもおそいのに、おばあちゃんは、何も言わないで私に教えてくれました。それが、なんか温かくてうれしかったことが、私の冬休みの思い出です。今後は私も、人がうれしいと思うことをしっかりしようと思います。(M)

2、『風の日』/Ellegarden
■H君の家族との楽しい一日の思い出や転入初日の不安な気持ちを書いたIさん、おばあちゃんとのステキな思い出を書いてくれたMさん。ここには載せられなかった子供たちの作文を読んでいても周囲の人たちに温かく見守られ、成長している子供たちの姿が浮かんできました。
■晴れの日も雨の日もあるけれど、そんな毎日を一緒に過ごしてくれる仲間や家族がいることを大事に思ってほしいなと思いました。
■子供たちの作文を読んでいてELLEGARDENの「風の日」がふと頭に流れました。

泣きなさい 笑いなさい
君が望むように生きるためにききめがあるから
ぼくは君のとなりにいるよ
君の人生は全部君のものだよ
だから、誰かに強要されていい子になるんじゃなくて
君自身に優しくなれ
※英詩部分から

2011年1月18日火曜日

素直に真っ直ぐに

素直じゃないと本当の技術が入っていかないですね。
ちょっと知識があったり、中途半端な勉強をしてきてると
、素直に聞けねぇから、往々にして間違いが起こる。    
小川三夫 (鵤工舎舎主)

■いっさいの妥協を許さないその仕事ぶりで、「法隆寺の鬼」と呼ばれた宮大工棟梁・西岡常一氏をご存じでしょうか。
冒頭に紹介しましたのは、その西岡氏に二十二歳で入門し、唯一の内弟子となられた小川三夫さんの言葉です。
小川さんは、入門後、師匠からこう言われたといいます。
「これから一年間は、テレビ、ラジオ、新聞に一切目をくれてはいけない。物づくりだけをしなさい」
小川さんは、その言葉を「はい、そうですか」と素直に受け入れ、毎晩遅くまで、納屋でひたすら研ぎ物に没頭されたそうです。
素直な気持ちを持つことの大切さは、小川さんのみならず、スポーツ界の名将や、経営の神様と呼ばれる人物まで、多くの方が説いています。
人は人によってのみ磨かれる存在ならば、そこに我欲や反発心があってはならない。
与えられた境遇を静かに受け入れ、無心に、真っ正直になっていく。
TVやネットで簡単に情報が手に入れることができ、頭でっかちになりがちな私たちが深く受け止めるべき言葉ではないでしょうか。
いよいよ卒業が視野に入ってきました。
小学校生活最後の日々を素直に真っ直ぐに成長してほしいと願っています。

2011年1月17日月曜日

後期最終節のスタートの日に

いよいよ今日から後期最終節がはじまります。
私は六年担任なので卒業までできるだけのことをやろうと思っています。
当たり前ですけど・・・。
がんばろうという気持ちでスタートできるのは大事なことです。
ろいろと考えていることはあるのですが、ごちゃごちゃしているのでそこは書きません。
シンプルに(複雑なのは再現性が低くて自分には向きません・・・)、
論理的に(論理がしっかりしていないとスッと入ってきません・・・)、
卒業後も残るように(本物かどうかは指導を離れても残るかです・・・)、
こんなことををキーワードに進めていこうと思っています。


けちゃっぷmania、というバンドがありました。
好きなバンドでした。
ふと、聞きたくなって、ついさっきもitunesで聞きながら仕事をしていたわけですが、
オフィシャルサイトを開いてみると、元メンバーの新しいバンドが続々と動き出しているではありませんか。
なんだかいろいろな意味でうれしいなあと思いました。
やりたいことをやり続けるのってカッコイイなあと思いました。
ちなみに、けちゃっぷmania、ってこんな感じの人たちです。

2011年1月15日土曜日

漢字テスト

漢字テスト用紙を作ってみました。
http://cid-9c838483e1c2d0ab.office.live.com/self.aspx/.Public/%e6%bc%a2%e5%ad%97%e3%83%86%e3%82%b9%e3%83%88%e7%94%a8%e7%b4%99.pdf

漢字をどのように身につけさせるかは悩みの多いところです。
学校でどれだけうるさくやりなさいと言ってみても、結局は本人の努力による部分が大きいです。
テスト範囲を示して一週間、練習を続けると週末のテストの平均点は上がります。
当たり前です。

時間をおいて無作為に出題したときでもある程度、書けてほしいなあと思います。
しかし、現実はいつも厳しいのです・・・。
当然ですが、いつ、どの範囲からテストをされても大丈夫な子もいます。
そういった子は日々の積み重ねがしっかりとできている子です。
毎日コツコツ復習をしている子は定着率が違います。
これも当たり前です。

こういったことは、当然、教室でも伝えてあります。
ですが、実際、毎日漢字練習を続けている子はそれほど多くありません。
漢字練習を強いることもできます。
でも、きっと強制する人がいなくなったらまた練習をしなくなるでしょう。

何が言いたいかというと、
結局、自分が大事だということに気づいて、
自分の意志で取り組まないと続かないし、身につかないということです。
これも繰り返し伝えていますが、なかなか・・・。
ちょっと悲しい気持ちになりながらも、何とかしたいなと考える毎日です。

2011年1月8日土曜日

総合的な学習の時間についての指導資料

文部科学省のサイトに総合的な学習の時間の指導資料がアップ。
pdfでダウンロードが可能。

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/sougou/main14_a2.htm

2011年1月6日木曜日

ノートを忘れた子用シートと短作文用の200字原稿用紙

自分のためのメモ&バックアップ用。
忘れた子用ノートシートは縦横を少しカットしてノートに貼ったときに紙がはみ出ないようにする。
両方共、冬休み中に大量に印刷して教室にストック。


教室でノートを忘れた子にとりあえず使わせるためのシート。
後で、ノートに貼らせる。
サイズはB5。
1センチ方眼。横の罫線は実線、縦の罫線は点線。



200字の原稿用紙。
短作文用。
1枚のシートに2枚分がはりつけてある。
印刷して裁断して使用する。
サイズはA4。

ThinkPad

普段、家での仕事用にはデスクトップを使っています。
デスクトップだと画面も広く、作業スペースをとれます。
落ち着いた仕事をするにはデスクトップ以外に考えられません。

使っているのは自分で組んだPC。
自分で組んだPCだと故障しても対応できますし、
性能をアップさせたければパーツの交換も容易です。
そして、なんといっても作る楽しさがあります。
価格面では大手メーカーのものの方がメリットがあるのだと思いますが、
自作には男のロマンがあります(笑)。

デスクトップ派の私ですが、ノートももちろん使います。
外出先での仕事用にThinkPadX60があります。
結構長く使っているので、買い換えたいなと思うこともあります。
新製品が店頭に並ぶ度にいつも思います。
ところが、このPC、壊れないし、性能面でも不満が出てこないし・・・。
買い換えの要素がなかなかあらわれてくれない優秀なマシンなのです。

元々、最初に買ったコンピュータはNECのノートでした。
ノートは場所をとらないですし、持ち運べるので。
でも、こいつが使えないマシンで、いろいろとトラブルを起こしたあげくグッバイしました。

2台目もNECにしました。
なんとなく他のメーカーに買い換えるのが怖かったのです。
買ったのは確かLaVieシリーズだったと思います。
この方ともあまり長いつきあいはできずにさようなら。

3台目は、VAIO T。
これはこれでなかなか良いマシンだったのですが、
小さすぎて肩がこる・・・。
モバイル用途にはバッチリでも、当時メインとしてノートを使っていた自分にはちょっと・・・。

そして、ThinkPadに落ち着きました。
購入したのはX60というマシンです。
この後も、ASUSのEeePCを買ったり、IdeaPadを買ったりもしていますが、
いまだに外で使うのはThinkPadがメインです。

ThinkPadを使い続けている理由は、キーボードの打ちやすさとメンテナンスのしやすさです。

EeePCも安い割に使いやすいコンピュータだと思いますが、
長時間の使用は耐えられません。
まあ、非力なコンピュータなのでレスポンスでストレスを感じることも長い時間使えない理由の一つですが。

IdeaPadはとても優秀なネットブックでレスポンスには不満は無いのですが、
キーボードがThinkPadにはかないません。
それでも他のネットブックよりはずいぶんしっかりしています。
この辺、LenovoがThinkPadのノウハウを生かしているのだろうと考えられます。

で、いろいろ試してもThinkPadよりいいなあと思うのもは今のところ無いわけです。
HDDを自分で換装できてしまうことも長く使いづけられる理由の一つです。
今、自分のThinkPadの中に入っているHDDは3台目くらいです。
新しいHDDに交換することで容量はもちろん、体感速度も向上します。
去年、学校に入った校務用PCよりも起動やシャットダウンは速いと思います。

さらに、昔から変わらぬデザインも長く使い続けられる理由です。
だって、デザインが新しくなったら、以前のデザインを持っているのがダサく感じちゃいませんか。
洋服なんかでもそうですよね。
そこをいくとThinkPadの良い意味で代わり映えのしないデザインは、いつでもどれでもThinkPadな感じでたいへん優れているわけです。
ザ定番!といった感じですね。

ThinkPad、道具としてとっても気に入っています。
そんな自分がこれは欲しいかもと思っているのが、ThinkPad X120eです。
ThinkPadブランドのネットブックという位置づけで発表されたX100eの後継機です。
細かなスペックやパフォーマンスなど、細かなところがわかりませんが、なかなか良さそうです。
X60で唯一不満なのが持ち運びにかさばることです。
重量ではなく、大きさです。
重さはあまりかわらないようですが(私的にここは重要ではありません)、サイズ次第ではありかなと思います。
後はHDDが2.5inchかとか、ケースの開け方はどうなっているかとか、パフォーマンスはどうか等、細かな情報が知りたいところです。
続報が楽しみなマシンです。
http://japanese.engadget.com/2011/01/04/thinkpad-x120e-amd-fusion-apu/

2011年1月4日火曜日

Officeについて

みなさんがコンピュータを使っていてもっとも多く利用するのが、
MicrosoftOfficeに代表される統合オフィスソフトではないでしょうか。
学校で働く私にとって、Wordで文書を作成したり、Excelで成績処理をしたりと、
校務処理にオフィスソフトは欠かせません。
とても便利なソフトですし、無くてはならないものです。

ただし、便利で役に立つものなのですが、値段が高いのです・・・。
日常的に使うソフトだったら、そのくらいケチってはダメ。
といわれそうですが、複数台コンピュータを所有していると一々に入れるわけにもいきません。

そこで、白羽の矢を立てたのが、MicrosoftOffice互換の統合オフィスソフトです。

中国製の安いものから無料のものまであるのをご存じでしょうか。
無料のものでは、以前からあるものでOpenOfficeが有名です。
自分も新しいバージョンが出る度にダウンロード、インストールしてきました。

OpenOfficeの使い勝手は最近、かなり良くなってきていると思います。
出始めの頃は、日本語の環境にうまく反応してくれなかったり、動作が重かったり、
MicrosoftOfficeで作成した文書がぶっ飛んだり・・・。
あまり使えなかったのですが、最近のバージョンはそんなこともほとんど無くなりました。

一時期、OpenOfficeだけで生活できるかもと真剣に考えたこともあったほどです。
まあ、実際は、校内でWordやExcelの文書を編集することも多いので、細かなところでストレスがかかり、
メインのマシンには相変わらずMicrosoftOfficeを入れています。

最近、OpenOfficeの作者たちが立ち上げた新しいオフィススイートが提供され始めました。
LibreOfficeと言います。
このLibreOfficeは、OpenOfficeを土台に作られているので、使い勝手は全く遜色ありません。

また、この二つのソフトのすごいところは、Microsoft OfficeでいうところのPowerPointやAccessも付属するところです。
だから、私のコンピュータにはPowerPointは存在しません。

余談ですが、プレゼンソフトには細かな表現描写をまったく必要とは思いません。
白い紙に黒い文字が打てて、写真が貼り付けられればそれで十分です。
アップルのKeynoteとかで作ったプレゼンをかっこいいとは思いますが、欲しいとは思いません。

話を戻します。
この2つのオフィスのすごいところは、Drawソフト(図形描画ソフト)もついていることです。
私は小学校の教員なので算数の図形(四角形はもちろん、平行四辺形やひし形など自由自在です)などを描くのにかなり便利です。
WordやExcelではDrawソフトほどうまく形を表現できませんし、実際の長さも正確には出せません。


すでに、MicrosoftOfficeを持っている方もダウロードする価値は十分にあると思います。

■OpenOfficeのダウンロード
http://ja.openoffice.org/

■LibreOfficeのダウンロード↓
http://www.documentfoundation.org/download/